絶品・大木のモチノキ | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。


手元の植物辞典によりますと、モチノキはモチノキ科の常緑樹で、この木の樹皮を何ヶ月も水に浸し木質部分を腐敗させトリモチ成分だけにします。この成分を石うすで細かく砕きます。最後の仕上げとしてこの成分を水洗いして出来上がりです。こうして出来た粘っこい成分を小鳥が集まる場所に塗り付けて小鳥を捕獲します。


モチノキは成木で幹の高さはせいぜい5~8mですが、戸塚・柏尾町のモチノキはその常識を大きく超えています。


もちの木

    戸塚・柏尾町のモチノキ


このモチノキは樹高が18mも有ります。このモチノキは旧東海道沿いの戸塚区柏尾町にあります。


益田家

このモチノキは「益田家のモチノキ」として、昭和56年7月、神奈川県の天然記念物に指定されています。


益田家

      益田家の旧屋敷


現在、益田家には住む人はいませんが、益田家の旧屋敷が残されています。その屋敷は藁葺屋根の立派な佇まいです。益田家は鎌倉ハムの創立者の一人です。鎌倉ハムは1887年創業、日本で一番古くハム製造を始めました。


蔵屋敷


先ほどの益田家の近くに立派な土蔵が残されています。益田家ゆかりの土蔵のようです。当方、引き続き詳細調査中です。


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