おら~権太だ! | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

徳川家康が関ヶ原の役(慶長5、1600)、大阪の陣を勝ち抜いて江戸に帰府以降、江戸への街道は急速に整備されました。東海道53次がその代表的な街道です。


戸塚


   広重の浮世絵「戸塚宿」


現在の横浜市戸塚・柏尾川の辺りに建てられている「広重の東海道53次の浮世絵」パネル。


武蔵相模


   武蔵国・相模国の「境之木」


この標識は戸塚宿の一つ手前の保土ヶ谷宿に有ります。武蔵野国(現在の東京都、埼玉県、神奈川の1部)と相模国(現在の神奈川県の1部)の国境を示しています。


また標識には「これより相模の国 戸塚宿 一里九丁」と有ります。戸塚まで、7.6キロほど。


堺木


武蔵・相模の「境之木」(右向うの樹木)


国境は多くは川を境とします。各地に境川の地名とか川が有ります。武蔵国・町田から藤沢まで流れる境川はよく知られています(江ノ島・片瀬川を上ると鵠沼辺りで境川と名前が変わります)。


地蔵尊


地蔵尊


     境之木傍の地蔵尊


この境の木の辺りには地蔵尊が有ります。旅人の安全と健康を念じたものでしょう。


この辺は難所の権太坂( おら~権太だ! )を登り詰めた高台で、西に富士、東に江戸湾(現在の東京湾)を臨む大変景観に優れていた場所です。旅人が必ず足を休める場所でした。記録によると、この場所に「牡丹餅」を商う茶屋が有り、境之木の名物として大変繁盛したと有ります。


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