

七里ヶ浜から眺めた稲村ヶ崎です。新田義貞が名剣を投げて海の水をひかせ鎌倉攻めを果たしたという故事で知られた小さな岬です。


この稲村ヶ崎には多くの人が美しい景色に憩いを求めて訪れます。朝もよし、夕方もよしの佳景が一杯。


「真白き富士の嶺」のブロンズ像です。逗子開成中学の生徒12人の乗るボートが転覆。全員が死亡の事件。それは1910年(明治43年)のことでした。このブロンズ像は事件の有った江ノ島に向かって建てられています。

波のさざめきが哀しい事件を語っているようです。稲村ヶ崎には遠い歴史があり、周りには伊豆大島、江ノ島、富士山などの贅沢なまでの心を癒す材料が杯です。
私は再びこの地を訪れることでしょう。

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