★豊臣ゆかりの「東慶寺」 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

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「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

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神奈川県鎌倉市に、東慶寺(とうけいじ)と言う臨済宗派の
寺が 在ります。

JR北鎌倉駅より鎌倉方面に歩いてすぐの松ヶ岡に在ります。


この寺にお参りする人は多いのですが、別名、駆け込み寺とか縁切り寺と呼ばれているので、ちょっと気になります。


鎌倉時代から江戸時代を経て、現在にまで存続する名刹です。江戸時代には幕府公認の有力な寺でした。


鎌倉時代、北条時宗の後室・覚山尼が開いています。

1285年(弘安8年)


東慶寺

      東慶寺山門

   この向こうに自由が・・・


江戸時代初頭には、豊臣秀頼の娘が入室して幕府から

厚遇されています。天秀尼と言いました。


天秀尼は、家康の長男・秀忠の長女、千姫と秀頼の間に生まれた女子でした。そのため、この東慶寺は徳川・豊臣両家に縁の寺 と言えます。


東慶寺
    東慶寺の由緒看板


封建時代の江戸時代では、夫が妻を離縁するには、

三行半(みくだりはん)で済ませたようですが、妻側の意向で夫と離縁したい時には、妻は、この寺に駆け込んだ訳です。


駆込み寺は、この東慶寺のほかに群馬県の満徳寺も

同じ性格の寺でした。徳川家に縁の浄院尼の開創です。



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