■忠節の臣「楠木正成」 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

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「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

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兵庫県の神戸に、地元で楠公さん(なんこうさん」 と親しまれる神社が在ります。JR 神戸線の神戸で下車、直ぐ前に在ります。境内には、水戸光圀公による、「嗚呼 忠臣楠氏の墓」 と揮毫された碑が建てられています。


楠公さん
湊川神社


私は、この神社には何度も出かけました。正式な名前は、「湊川神社」で、祀られている人物は楠木正成です。(?-1336)


神社の創建は、水戸光圀公(1628-1700)が墓碑を建立した地に、明治5年に創建されました。


楠木正成
楠木正成 像


楠木正成は、南北朝時代(1333年~約60年間)に、南朝方の後醍醐天皇を援け、足利尊氏方と、大阪府の千早城、赤坂城で戦い、この湊川で討ち死にします。


楠木正成の出自は、はっきりしていません。一説に、河内の悪党とも言われています。一方、足利尊氏(1305-1358)は、清和源氏の棟梁で、当時、これほどまでに出自のいい人物は稀でした。


しかし、尊氏は南北朝時代、南朝の後醍醐天皇に忠節を誓うかと思うと、約束を反故にして南朝に背いたりします。この為、節義の定まらぬ尊氏の評価は分かれました。


一方、天皇方で最後まで忠節を全うした正成は、忠君の人として崇められました。常に率先して天皇方の御旗の下に働いた事が、正成をして神格にまで押し上げる力と成りました。


神戸に出かけらた際には、是非楠公さんにも寄って見て下さい。


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