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1920年後半から40年の時代は、「真空管ラジオ」が一番
輝いた時代だった。
アメリカのラジオ製造メーカーは、家庭に一台はおろか、
「一部屋に一台」 をスローガンに熾烈な競争を展開したの
だった。
ラジオの造形には、一流のデザイナーを起用、洗練された美のオブジェだった。外観ケースは、当時の夢の素材で有った樹脂が用いられた。
そのラジオメーカーには、エマーソン、コロニアル、カデッテ、デトローラ、アール・シーエ、ソノーラ、ゼニス、コンチネンタル、アディソンなど枚挙にいとまが無いほど。
エマーソン社 モデルEC301
1940年製造(私のコレクション・鳴ります)
当時の有名な話に、オーソン・ウエルズ(1915~1985)
制作のラジオ・ドラマ 「火星人襲来」 が余りにも真に迫っていたので、、本当に戦争が起こったのと勘違いした市民が続出、全米がパニックに成ってしまった。
この逸話は、2001年9月11日のニューヨーク同時多発テロを、髣髴とさせる実話として、感慨深いものが有ります。
現在では、家電とかオーディオ、テレビなどは、日本のお家芸のように思われ勝ちですが、日本はアメリカに学び、そのアメリカをお手本として成長して来たのでした。
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