■真空管ラジオの黄金時代 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

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1920年後半から40年の時代は、真空管ラジオ」が一番

輝いた時代だった。


アメリカのラジオ製造メーカーは、家庭に一台はおろか、

「一部屋に一台」 をスローガンに熾烈な競争を展開したの

だった。


ラジオの造形には、一流のデザイナーを起用、洗練された美のオブジェだった。外観ケースは、当時の夢の素材で有った樹脂が用いられた。


そのラジオメーカーには、エマーソン、コロニアル、カデッテ、デトローラ、アール・シーエ、ソノーラ、ゼニス、コンチネンタル、アディソンなど枚挙にいとまが無いほど。


真空管ラジオ

エマーソン社 モデルEC301

1940年製造(私のコレクション・鳴ります)


当時の有名な話に、オーソン・ウエルズ(1915~1985)

制作のラジオ・ドラマ 「火星人襲来」 が余りにも真に迫っていたので、、本当に戦争が起こったのと勘違いした市民が続出、全米がパニックに成ってしまった。


この逸話は、2001年9月11日のニューヨーク同時多発テロを、髣髴とさせる実話として、感慨深いものが有ります。


現在では、家電とかオーディオ、テレビなどは、日本のお家芸のように思われ勝ちですが、日本はアメリカに学び、そのアメリカをお手本として成長して来たのでした。


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