東芝が、HD-DVDから完全撤退すると報道されています。この報道に接して東芝の勇気と英断に個人として、エールを送りたいと思います。
私は、ソニーのブルーレィと東芝のHD-DVDに付いて、過去に何回か書いて来ましたが、今回の決着で一先ずユーザーの混乱を避けることが出来ました。
以前の録画機、VHS対ベーターでは、ソニーのベーターが日本ビクターのVHSに敗退しました。しかし、ソニーは、最後までベーターに固執。その結果、レンタルショップで両社の規格のソフトが販売される所まで来ました。
今回はその泥沼の混乱は
瀬戸際で避けられました。
消費者にとっても、
今回の東芝の英断は素晴らしい。
東芝の決断は、過去の歴史に
学んだ結果と思います。
今までも、東芝の決断には、胸のすくような決断が有ります。あの米ウエスチング・ハウス社の買収には、世界が驚きました。しかし、現在ではエネルギー問題の切り札として原発の将来性を見据えた大胆な企業戦略として評価されています。
私は、引くべきときは引く、
敗れた時は、面子も度外視した、
しなやかな撤退をする・・・を
教わりました。