■作家 「五木寛之」(NHKラジオ深夜便) | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

今日(1/27)の朝4時台のNHK第一ラジオの深夜便を聴きました。作家五木寛之さん(1932~)がその半生を語っておられました。とても控えめな話しぶりで思わず引き込まれました。五木さんは福岡県出身で、両親と朝鮮に渡り敗戦の混乱で苦労されたようです。その時、母親を亡くしておられます。


今回は、第34回 「特集・わが人生の歌語り」でした。この番組は、毎月の最終日曜日に放送されていますから、単純に数えただけでも、34ヶ月(2年と10ヶ月)続いています。


今回は、小説現代新人賞受賞(1966)から直木賞(同年)を受賞までの五木さんの人生の大転換期の語りでした。同氏の代表作には、「青春の門」が有りますね。この小説は、テレビドラマ化されましたので、私は毎回テレビに食い入るように見入ったことを覚えています。

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今朝のラジオ深夜便の五木寛之さんの語りから驚いたことが何箇所か有ります。

 1.健康保険を使ったことがない・・・私、言葉が出ない!

 2.直木賞受賞の時は、金沢に住んでおられたが、

   傲慢な気持では無く、静かに毎日を過ごすことが

AAA出来なく成りそうで困惑したと思い出を話された。

 3.新聞にエッセイを書いておられる。

   35年間一回も休まない。

 4.TBSラジオの「五木寛之の夜」は25年間連続続く。

   (2004/9完)


全く、控えめの美徳というのか、私などの凡人には、驚嘆と言うか物凄い感動の嵐に巻き込まれました。


この深夜便は、第一巻が製本され販売されています。五木さんが早稲田大学を中退(学費払えず)して、コマーシャル・ソングライターなどで生活の糧を得る所までで、引き続き第二巻目が3月に出版されるそうです。  


老婆心ながら、五木さん、健康保険を使わないので、10年毎に記念品を貰っているそうですが、何卒、健康には十分ご留意され益々いい作品を書いてください。


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