★マニュアルカメラが面白い! | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

現代のメカトロニクス(メカとエレキの融合)の製品が素晴らしい進化を遂げています。しかしその反動で昔にもどって遊びたい気運が生まれます。少なくとも私の心情としては・・・。


例えば、ケイタイでブログを見たり、デジタルテレビを見たりの機能は当たり前になりましたね。今度そのケイタイが更に進化します。ドコモとグーグルの提携によりケイタイでグーグルの検索機能が使えるようになります。


しかし、メカトロ製品が余りにも激しく進化しますと、人間たまには故郷に帰りたくなります。子供の頃の自分に戻り、山とか川を駆け巡った無邪気な自分に戻りたくなります。あの胸にキューンと来る感情です。


この私の主張(?)は、大方の皆さんには賛同頂けないとは思います。しかし、例えばデジカメででは、絞りもシャッタースピードも被写界深度などの何の意識をしなくても誰でも、いい写真が撮れます。


デジカメで撮影された写真の評価は、恐らくその写真の構図とか被写体の面白さと撮影者の感性などの要素が決めると考えます。


そんな気持を抱きながら、私のコレクションの中から、今でも十分使用に耐えるマニュアルカメラ(銀塩フイルム使用)を紹介しましょう。


コニカC35

コニカC35 F2.8 EEカメラ 焦点手動

EE → electronic eye 電子の目の意味


1968年発売のジャニー コニカの初代機

このシリーズは1984年まで続いた

コニカのCは、コンパクトカメラの意味

コニカC35
コニカC35 を上から見た様子


キャノンカメラ
キャノンデミ EE 28 F 2.8(1963年に発売 )


レンズの周りにセレン(光発電素子)を配し

シャッターと連動して絞りを自動的に決めている。

距離は手動のゾーン設定

キャノンカメラ
キャノン デミ EE 17(レンズが格段に明るくなった) 

デミ EE 28の後継機(19966年発売)

セレン式を止めてCdsに変更(ボタン電池使用)

EEの感度を向上させた。シャッター1/500

距離は目測で合わせる

キャノンカメラ
キャノンデミ EE 17 の上面写真

F 1.7(明るいレンズ使用)


私は,キャノン demi EE 17が、とても気に入っています。ボディに丸みがあって、手の平にスッポリと収まります。その感触がとても溜まらなく可愛い感じです。


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