★信濃の国には「四つの平」がある | 真空管のアナログ世界に魅せられて

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「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

現在の長野県は別名、信濃の国、また信州とも呼ばれることがありました。平安時代から源氏系の武将が活躍した地でもありました。


戦国時代には実に合戦の多い国でした。大河ドラマ「風林火山」に観る通りですね。


その合戦は、四つの平で死闘が繰り返されています。


善光寺平、松本平、佐久平、伊那平の四つです。


ここで言う平とは盆地のことですが、善光寺平は、古刹善光寺で有名ですし産業としてはリンゴ、ぶどうの栽培でも有名。


松本平は、武田信玄の時代に深志城と呼称された国宝松本城があります。


松本人形

松本のお土産(交通安全のお守り)

道祖神をイメージしている


どんぐり松本
松本のお土産

緑と山の国長野をイメージ


佐久平は、佐久の鯉で良く知られた地で、海に面しない長野にとっては、貴重な蛋白源として鯉は大切でした。


最後に、伊那平は暴れ川、天竜川の流域に景勝地「天竜峡」を有します。


以上述べて来た四つの平は、戦国時代夫々に合戦に明け暮れた地域です。


特に、伊那平では信玄側室の子、武田勝頼の三河進出の道でした。高天神城攻略も長篠の合戦もこの道を往還しました。


こうして、四つの平として、長野を見てきました。戦国時代の長野は合戦の場として蹂躙された地域でした。


合戦の影に、一般の民衆が大きな犠牲を払った地域でも有った訳です。武田勝頼が天目山麓で最期(1882)を迎えるまで、およそ50年もの長きに亘り続いたわけですからね。


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