★薄型テレビ・・・こんな点も知っていてね | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

私は今年の2月に薄型液晶テレビ(32型)を購入して、8ヶ月に成りますが、今の所故障などのトラブルは有りません。


その経験を活かし、今後購入予定の方に参考になると思われることを書きます。


ところで、今後市場に出てくる予定の新技術の薄型テレビは、有機ELテレビとSEDテレビが有ります。


この有機EL(SEDも同類)テレビの特徴は、液晶テレビに必要とするバックライトが不要な点です。有機EL自身が、発光する仕組みですから電気消費量が少ない。

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有機ELは、極めて薄く出来る。消費電力も少ない。携帯とかパソコンに使用すれば電池が長持ちする。

また有機ELは大型化が技術的に難しいとされ、携帯電話用などの小型画面に向いているとされている。 寿命は、液晶、プラズマよりも短い。今後の課題ですね。


一方、液晶に対して、プラズマ薄型テレビが有ります。このテレビの特徴は、37型以上の大型が得意。この型より小さい型は製造されていない。


プラズマは、暗い画面の時は電気を消費しない。結果として省エネと言える。プラズマ画面は衝撃に強い。耐湿性も大。欠点としては、液晶に比べて寿命が短い。


例えてみれば、液晶は、フイルム映画の原理に似ている。投影のランプは常に点灯。プラズマは、微小な蛍光灯が点滅している。

また、プラズマは、スポーツなど動きの早い映像を再現するのが得意。液晶では、残像があり、スムースな画像の再現が不得手。


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今後の有機ELテレビとか、SEDの試作品は、既に発表されているので、もしかすると年内に発売の可能性が有る。


しかし、32型液晶であれば(目玉商品に限る)、1インチ当り、3000円位のものが有るが、有機ELは、1インチ10、000円を超えるものと思われる。


以上、思い付くままに書きましたが、お役に立てば幸いです。