◆再び「新潟中越沖地震」 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

私が、6/26日に、「あの美しい山河・・・今は」 のテーマで、3年前(平成16年10月23日)の新潟中越地震の記事を書きました。あの山古志村を追憶して・・・。


それから何日も経たない7/16に、又もや新潟中越沖地震の発生。なんとも遣る瀬ない重苦しい気持に成りました。


新潟で2度も罹災の

多くの人々に対して


お見舞い申し上げます。


新潟の美しい景色


新潟の美しい景色


日本の家屋は木造で、瓦葺の屋根が伝統的な美しい景色を実現しています。そのことが地震の牙を更に激しいものにしたとしたら、何んとも哀しい事です。


柏崎の原子力発電所も、絶対の安全神話は怪しくなってきました。私もテレビ報道を観ていて、変電所の消火が2時間も要することには疑問を感じました。


今回の地震では、誰しも不安を募らせる辛いものでした。それは、「一旦地震に見舞われた地域は、再びそこには起こらない」という常識が崩れてしまった事です。


私は、地震は蓄えられていた巨大なエネルギーが放出される事により発生するのだから、再びエネルギーが蓄積されるには、2年や3年では無理だと思っていました。


一般に、「災害は忘れた頃にやってくる」 の謂れは、

「災害は忘れない頃にやって来る」に書き換えなくては成らないかも知れません。


地震国に住む私達は、ひごろからいざと言うときの災害に備え、冷静な行動をとる心構えが常に必要のようです。