★HOYA&ペンタックス合併顛末 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

私は、今年2/10日に、ガラスの HOYA とカメラのペンタックスの合併について書きました。しかし、この合併劇は思わぬ方向に舵を取ろうとしています。


本日4/10日、ペンタックスは、この合併を一旦白紙に戻し、経営統合については、引き続き検討すると HOYA に通知しました。この発表は、合併に対する大幅な後退です。


一方、HOYA サイドは、ペンタックスとの協議を今後も進めて行きたいとコメントしています。(日経NET)

残された経営的手段は、株式の公開買い付け(TOB)に踏み切ることにも成りそうな気配です。


この TOBが、ペンタックスサイドの前向きな姿勢が得られない場合は、HOYA による敵対的買収に発展する可能性も出てきました。


このような事態になった責任を取って、HOYA の社長、浦野文雄氏は10日付けで退任、取締り役、綿貫宣司氏が新社長に昇格。


私は2/10日付けで、この両者が合併の方向である事を書きましたが、その後の情勢に大きな変化がみられたので、その修正の意味も込めて、この記事を書いています。


同様な企業の合併記事を、昨年12/22付けで書きました。それは、関東を地盤とする電器量販店のビックカメラと、関西の大手電器量販店、エディオンの経営統合(合併)に付いてでした。この情報も、その後の情勢変化で修正せざるを得なくなりました。


この経営統合に付いては、3/30日付けで、ビックカメラ側より、合併に関する協議を開始する事は、時期尚早であると、エディオン側に申し入れが有りました。これは、実質的な経営統合撤回宣言です。


以上に見るとおり、企業の合併とか買収劇は、両者の利害得失が介在します。また、従業員組合の意向も大きく作用します。このため、これらの動きは大変水物であり、流動性の高い性質のものと理解する必要が有ります。


サッポロホールディングの買収問題も、株主総会で、買収防衛策が支持されましたが、一転して、敵対的買収に発展する可能性さえ孕んでいます。


私は、日本経済の動きの一端として、これらの動静を、今後とも注意深く見守っていきたく思っています。大きな動きが有った際は、ここで紹介したいとも思っています。


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