光ディスクの次世代CD(DVD)の統一規格を、1995年に、ソニー、フイリップスと東芝、松下などが、発表しました。そのDVDが現在、映画ソフトとかテレビ番組の録画に盛んに使用されています。
ところが、次世代DVDについては、統一規格にするために過去、業界の積極的な動きは有りましたが、結局纏まらず、二つの規格が存在しています。
ブルーレイデスク方式は、ソニーを盟主に松下、シャープなどが賛同しています。HD DVD方式は東芝、NEC、米マイクロソフト、インテルなどが賛同しています。
この2つの方式の主な違いは・・・・・・
1.録画時間
★ブルーレイ → ・片面1層で25GB(DVDの5倍)
・2層記録では50GB。
・ハイビジョン映像が2時間以上録画
可能。
★HD DVD → ・片面1層で15GB(DVDの3倍)。
・2層記録では30GB。
2.現行ドライブとの互換性
★ブルーレイ方式 → なし。
★HD DVD → 有り。
3.製造上の問題
★ブルーレイ方式 → 現行DVD製造ライン使用出来ず。
★HD DVD → 〃 使用できる。
以上両者の違いを紹介しましたが、ブルーレイ方式では現行の製造ラインが使用できないため、新たに、ブルーレイ用の製造ラインの設備投資が必要。従って、記録装置の製造費が高くなる。
★次世代DVDに関する報道が盛んです
1.米ワーナーブラザーズがブルーレイでもHD DVDでも
再生可能な次世代ソフト(円板)を発売する。(1/5)
2.東芝、デスクトップパソコン用のHD DVDに対応した
ドライブ開発(1/5)。
3.韓国のLG電子、両陣営の次世代DVDが再生出来るほか
現行のDVDも再生可能の装置を2月から発売。
過去、日本ビクターのVHS録画方式とソニーのベーターの闘いが有り、VHSに軍配が上り、ベーター方式は淘汰された歴史があります。
しかし、今回の場合では、韓国のLG電子の3方式の再生可能なドライブの開発とか、ワーナーブラザーズが両陣営の方式に互換性の有るソフト(円板)を発売の動きから考えますと、私の考えでは、両陣営の2つの方式が用途別に住み分け、生き続けるのではないかと考えています。
しかし、ブルーレイ方式は、販売価格が高いので、多くの消費者はHD DVDを選択する事になるかも知れません。その場合は、ブルーレイ陣営は製造コストの大幅な削減を迫られることでしょう。
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