福岡市職員の飲酒運転事故で幼児が3人が死亡すると言う、痛ましい事件もまだ耳に新しいですが、ここに来て、再発防止に向けた動きが盛んに成って来ました。
飲酒運転の厳罰化が自治体に広がっています。飲酒を勧めたり、自動車の同乗者にも罰則の動きが有ります。
現在のところ、自治体が率先して対策を打ち出したようですが、今後は一般民間企業にも対策の輪が広がる必要が有ります。
以上の対策は、言わばソフト面の対策ですが、ハード面の対策も打ち出されました。
「飲んだら動かない自動車」の開発です。日産自動車では、運転者が運転席に取り付けたストロー状の筒に息を吹き込み、測定器がアルコールを検知するとエンジンを始動出来ないようにする対策です。同種の対策は、ホンダでもトヨタでも進行中のようです。
私は、この報道を知り、人間の哀しい現実を見せ付けられた気分に成りました。飲酒運転で懲罰とか懲戒とかの対策だけでは、事故の芽を摘むことが出来ない現実です。
それはさて置き、自動車の対策は、是非早急に実現してもらいたいものです。この対策で、一つしかない人の命が救われるのであれば、何と、いと易しい対策では無いでしょうか。
ただ、私が報道で得た、情報では、運転者が運転席に取り付けたストローに息を吹き込むと有りますが、これには疑問が有ります。
自発的に息を吹き込むのでは無くて、運転席に座る者は、息を吹きかけなければ、自動車を始動出来ない仕組みにすべきと思います。勿論、規定量のアルコールが検知すると自動車の始動が出来ないことは当然です。
「夕暮れの富士&川口湖」 by blograjio