我が家小5の長女は、小3から進学塾に通っています。
もともとは、日々の学校の授業についていけなくなってしまうと、学校が楽しめなくなってしまうかなーという、母のこんな気持ちもあって、お友達が通っていた塾に入塾を検討したのがきっかけでした。
入塾にあたっては、体験授業で本人のやる気と、授業の楽しさを感じられて続けられそうかというところが最も重要なポイントでしたが、まさか中学受験をする方向に行くとは思いもしなかったのが本音ですし、
今現在も、母としては『受験って、そんな生易しいものではない。』という思いはあります。
小3から通っている進学塾ですが、中学受験にシフトチェンジするきっかけは、小5の夏休みでした。
もともと長女は、塾がとっても楽しくて、行きたくないと言ったこともなく、小4からは宿題もズルをせずに自ら行っていた娘。
(ちなみに小3のときは、宿題が終わらないことに焦りを感じたようで、付属されていた答えを写していたことが判明し、その時には塾とは何か。というお話をみっちりした記憶があります。)
小5になると学校の勉強もグッと難しくなるようで、まわりには中学受験をする子もいるという噂を本人が学校で耳する機会も増えてきます。
ある日、娘が『中学受験とは何か?』と聞いてきたことがありました。
小学受験をした幼馴染のお友達の話を例えに出しながら、
『自分で行きたい学校を選べるっていうのが良いところだね。中高一貫は高校受験がないから、部活を楽しんだりもできるね。ただ、高校受験がないけど、中学受験があるから、小学校高学年の時に勉強するのか、中学2年生あたりから勉強するのか・・・の違いかな。地元の中学でもいいと思うけどねー!』
なんていう内容の説明をした記憶があります。(ザックリ)
しかし、特段勉強ができるわけでもありませんし、人並み程度で十分という考えもある反面、
頑張るならしっかり頑張ってほしい。やるなら全力でやってほしい!とも思い、
気持ちがちょっと中学受験に気持ちが傾き始めた娘に、
中学受験がいかに大変かということを、身をもって知ってもらうほうがいいのかな・・・なんて思っていた矢先、
通っている進学塾の中学受験科の夏期講習内部受講のお知らせを受け取りまして。
夏期講習の授業が、私立中学受験のコースだと、なんとほぼ毎日6時間弱w
音を上げるに違いない(´艸`*)
私なら無理ですもん。お尻痛くなっちゃう。
しかし、今のようにゆるく勉強していて、中学受験をしたいと思われその続けても、その先に待っているのは挫折ですし、
とりあえずは、夏期講習を受講させて友達と遊ぶ時間がなくなることや、
毎日6時間も勉強をしなくてはならない現実を体感してもらって、
中学受験とはどれだけ大変なことなのかってものを身をもって知ってもらい、
そしていずれやってくる高校受験もこういった大変さがあるんだ。ということも、なんとなくでも知っておいてもらえるといいな、という思いで夏期講習受講に踏み切りました。
夏期講習だけ・・・のつもりですから
そしていよいよ夏期講習が始まりました。
本人はというと、超絶ヤル気で初日を迎えました。
そして初日が終わり、どうだったか感想を聞くと
初日
長女『めちゃくちゃ楽しかった!』
母『へぇー!』 (まぁ、初日だし・・・。)
1日目
長女『すっごい楽しい!』
母『へぇー!』(まだ、2日目だし・・・。)
2日目
長女『楽しかった!わかりやすい!』
母『そ、そうなんだ?!』(・・・。)
3日目
長女『あっという間に終わっちゃう!』
母『ほ、ほんとに?』(・・・寝てんのか?)
4日目
長女『明日も楽しみ!』
母『す、すごいね・・・(;'∀')』(どんな授業なのよ)
5日目『先生がおもしろい!』
母『それはいいねぇ!(゚Д゚;)』(6時間もずっと楽しいってなに?!)
こんな感じで最終日まで、ずっと楽しく通ってしまった長女。。。。。
そして極めつけの一言を放たれたのであります。
『受験科のほうが授業が楽しくてわかりやすいの!!!』
なんということでしょう・・・
そうなってくると、もう『夏期講習が終わったら普通科に戻る』っていう選択って・・・
どうせ通わせるなら、受験科のほうがいいってことになるよね・・・って、躊躇してしまうではないですか。
だって、楽しく勉強してもらいたいですもの。
そんなわけで、連日6時間も勉強していたのにも関わらず、楽しくてわかりやすいと声を大にしてハッキリと言い切った
娘の言葉もあり、家族で検討した結果、中学受験科に通うことになりまして
そして更なるきっかけになったのがこれ。
私は高校の時に部活動でダンス部に所属しており、卒業生として招待をして頂いたので文化祭に公演を一緒に観に行きまして。
いつの間にか中高一貫の学校となっていて、ダンス部の公演は中学生も混じっており、人数もたくさんでしたし、中学生だけではなく高校生までが出演するので、とてもクオリティーが高く、圧巻でした!
生徒もとっても楽しみながら学校生活を送ってるように見受けられ、なんかほんとによかったんですよねー
そして娘も、文化祭の雰囲気や、ダンスの公演を見た影響が多大にあったようで、今は『部活に入るならダンス部がいい・・・』という漠然としつつも希望が出てきたようなのです。
そして、地元の中学には残念ながらダンス部がないということを知ると、
気持ちが急激に中学受験にシフトチェンジしたように思えました。
ちなみに地元の中学はお世辞でも制服がかわいいとは言えないデザインなので、
ほかの中学の制服を見てしまった娘は、相当な衝撃を受けていたようにも思えます
こういったことがきっかけとなり、今は中学受験に気持ちが大きく傾いている状況です。
とまぁ、こんな形でスタートした長女の中学受験。
本人のやる気は、まるで荒波のように起伏の激しいものではありますが、
やってみたいという本人の気持ちを、できる限りサポートしてあげたいとは思っているので、
家族の協力のもと、一緒に学校のテスト勉強したり、教えてもらったり、図書館行ってみたり、
気分転換にカフェで勉強したり、
なんだか、今頃になって学生気分で私も一緒にちょっとだけ頑張っていますw
夕飯がお弁当になるので、それが一番頑張って作ってます
明日は学校の漢字テストがあると言っていたので、今日も一緒に頑張ってました
ゆるい中学受験ではありますが、頑張る長女をただただ見守ることしかできないって、
歯痒いものです。。。
もっと勉強しなきゃ、ダメなんですけどねっwww