我が家の末っ子は、生後4か月あたりからお肌に湿疹が出てきて、
その時は『あー乳幼児湿疹かなぁ』程度にしか考えておりませんでした。
そして、生後すぐから1か月間経っても、黄疸がなかなか引かず強く出てしまって、
家の近くの大きな病院に数日間、入院しておりまして、出産直後から色々と心配事が多々ありました
幸い黄疸は少しずづ回復し、無事退院することができまして、その後の経過観察を診ていただく必要もあり
しばらく大きな病院にお世話になってました。
そして、生後4か月のタイミングで湿疹が見受けられたので、黄疸の経過観察の診察をしに行くタイミングで、
小児科の先生に湿疹の診察をして頂き、お薬を処方していただきました。
処方されたのはステロイド薬のロコイドと、保湿剤のヒルドイド。
塗布の仕方は、湿疹があるところに塗るように、とのこと。
塗ると湿疹が引くのですが、
治ったと思ったら、また湿疹が。
イタチごっこ?みたいで、なかなか治らないのですー
で。
近所にアトピーの名医と言われている先生がいらっしゃる皮膚科に行ってみました。
先生の処方してくださったお薬は、
ステロイドではなく、プロペトに青い軟膏が混じっているものと、真っ白なペーストタイプのもの。
その時は、ステロイドというものにただ漠然とした不安を抱いていたので、
非ステロイドを処方されたことで、とても気持ちがラクだったのを今でも覚えています。
しかし・・・
見る見るうちに末っ子のお肌は、頬っぺたは真っ赤になってちょっとグヂュグヂュな部分も現れてきて
足と手の指の一部分にも炎症が見受けられました。
もう、毎晩毎晩、眠れない日々でした
申し訳ない気持ちと、かゆいのかな、痛いのかな、代わってやりたい、本当にごめんなさい。という思いが頭をめぐり
生きた心地は全くしませんでした
そして眠れない夜なので、本当にこれが正しいのか、これで良いのか、ネットで沢山調べまくってしまう日々。
それはそれはもう、色々な情報が私の頭にどんどん入ってきました。。。
そのあたりで6・7カ月健診があり、
その時に小児科の先生が息子を診察して、おっしゃったこと・・・
それがとても衝撃的でした。
その時は、こんなやりとりでした
先生
『お肌の炎症が結構出てるわね。病院へは行ってる?』
私
『はい、今は〇〇皮膚科へ通っています。』
先生
『うんうん、今、お薬は何を塗ってる?』
私
『今は非ステロイドのお薬を処方してもらっています。』(お薬手帳を渡す)
先生
お薬手帳を見た先生が・・・
『このお薬じゃ、この炎症は治らないわよー
小さいときにグヂュグヂュな部分をむき出しにしておくという事は、
そこからアレルギー物質がどんどん侵入していってしまって、
いろいろなものにアレルギー反応をしてしまうようになってしまうのよ。
だからまずは、肌のバリア機能をしっかり作ってあげることが最重要。
ステロイドでツルツルの状態にしてあげてから、しっかり保湿をしてあげて。
ステロイドも使用方法をしっかり守れば怖くもないし、大丈夫だから』
この言葉・・・
先生には『ステロイドを使うこと』を勧められたのですが、でも実はとっても腑に落ちたのです。
口から取り込むアレルギー物質よりも、皮膚から侵入してくるアレルギー物質のほうが何倍もアレルギーになり易いという、
それは色々と調べて得ていたネット知識でした。
この子は何にアレルギーがあるのかを知る必要があると思っていたので、
ちょうどその皮膚科の次回の診察は2週間先にプリック試験という、アレルギーがあるかどうか、
皮膚を針でこすった後に食物エキスを付けて、皮膚の腫れをみる試験をしましょうという予約を取っておりました。
針で擦るっていうのも、それだけでも母としてかなり泣きそうですけど、
一体どれだけのアレルギー反応を示してしまうのだろう。。。
もし、お米がダメだったらどうしようとか、試験当日までとにかく不安で夜も眠れない日が続きました。。。
そして試験当日。
おかゆ・小麦・粉ミルク・豆腐・牛乳・卵白
この6点を水で溶いたりしたものを小さな容器に入れて皮膚科へ。
子供をしっかりとおさえつけながら、優しい声をかけてくれる看護師さん。
でも容赦なく針で腕の皮膚を擦ってます
泣き叫ぶ末っ子。
頑張れ。
すべての食品を塗布し終わったら、約15分待ちます。
長い15分。
結果は、
小麦と卵・・・
ちょっと・・・、いや、かなり落ち込みました。。。
すぐに、セカンドオピニオンの総合病院の皮膚科に検査結果を持っていきました。
しかしアレルギー検査結果に対して肌の湿疹が強いようで、皮膚科の先生は頭を悩ませているようでした。
すると、小児科の先生から、
少し離れたところにある、小児アレルギー専門医のいる総合病院に紹介状を書いていただけることになりました。
しかし、予約は1カ月以上先じゃないと取れないくらいの混雑ぶり。
でも、藁をもすがる思いですから
とりあえず、最短で取れる予約でお願いをしました。
生後4か月からのアトピー性皮膚炎。の続きはこちら