中央競馬総合リーディングサイアー(4月14日現在) | ブログ

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

皐月賞 ジャスティンミラノの父キズナは2位⇒1位

アーリントンC ディスペランツァの父ルーラーシップは7位⇒6位

アンタレスS ミッキーヌチバナの父ダノンレジェンドは34位⇒26位

中山グランドジャンプ イロゴトシの父ヴァンセンヌは156位⇒71位

 

 

1位(2位)キズナ(14億7563万3000円)(60勝)

(11億8970万5000円)(55勝)

キットハナガサク(未)、ジャスティンミラノ(G1・皐月賞)、チカミリオン(未)、フルール(2勝クラス・奥の細道特別)、ベルシャンブル(1勝クラス)で5勝

勝利数60到達

賞金12億・13億・14億円突破

先週はG1皐月賞、2勝クラス奥の細道特別、1勝クラス1勝、未勝利2勝の5勝。勝利回数60到達。

G1皐月賞では2番人気ジャスティンミラノが勝利。G3共同通信杯勝利から2戦2勝で出走。スローの左回りしか経験はなかったがメイショウタバルが大きく飛ばすレースの5番手を追走し最後の直線では前を行くジャンタルマンタルを捉え迫るコスモキュランダをクビ差で抑え無傷の3連勝、クラシック三冠初戦を無傷で通過。時計の出る馬場で1頭飛ばしたこともあったが15年G3中山金杯ラブリーデイの1分57秒8を0秒7更新するコースレコードの勝利。10番人気サンライズジパングは9着。OP(L)若駒S以来3ヶ月ぶりの出走。登録のあったG2弥生賞ディープインパクト記念を回避するなど状態も万全ではなかったか、大きな不利を受けつつG1ホープフルステークスで3着した中山芝2000mだったが着外に。16番人気ホウオウプロサンゲは10着。OP(L)若葉S2着で優先出走権を獲得して出走も唯一の収得賞金400万の1勝クラス馬、さすがにこの相手は厳しかったがハナを切ってこそのタイプが後方からとなった割には好走とも。

G3アーリントンCの2番人気ジュンヴァンケットは8着。3歳3月の阪神芝1600m未勝利戦に初出走し直線では楽に差し切って5馬身差の圧勝。今回も前走同様にスローの瞬発力勝負となったが存外伸び切れず、実戦を経験したことで煩さが出てしまったか。14番人気シンドリームシンは15着。前走OP(L)ジュニアCは中山に輸送して8キロ減、それ以来3ヶ月ぶりで24キロ増も2歳11月の新馬戦からは6キロ増。一気に馬体重が増えすぎたのも良くなかったか休み明けで大敗を喫した。新馬戦3着時の勝ち馬は同じく出走し3着となったチャンネルトンネル。

G3アンタレスSでは1番人気ハギノアレグリアスが3着。交流重賞ダイオライト記念3着からの出走で川崎記念に使いたかったようだが出走叶わず1週後のこちらへという臨戦過程も影響したか最内枠の58キロもあって3着まで。勝ち馬からは0秒3差も4着は5馬身離しているのでここは連対2頭が強かったとも。

2勝クラス奥の細道特別では4番人気フルールが勝利。前走2勝クラス安房特別2着から勝ち上がり、福島芝2000m・1800m・2600m戦で全3勝のコース巧者、3歳未勝利戦で初勝利時も今回と同じく昨年の皐月賞同日。この勝利で荻野極騎手が通算200勝達成。

日曜中山7レース1勝クラスでは5番人気ベルシャンブルが勝利。間隔を取りつつ使われているようなローテで3ヶ月ぶりの出走。馬体重は16キロ増と好走していた当時に戻ったか23年1月中京の3歳未勝利以来となる2勝目。

土曜阪神1レース牝馬限定未勝利では2番人気チカミリオンが2戦目で勝利。3歳2月小倉芝1800mの新馬戦でデビューしダート替わりの阪神ダート1800mで3馬身差の勝ち上がり。近親に21年G3小倉大賞典のテリトーリアルなど活躍馬多数Balladeの一族。

日曜福島4レース牝馬限定未勝利では2番人気キットハナガサクが8戦目で勝利。2歳7月福島の新馬戦は翌日のG1皐月賞にも出走するG2スプリングS2着アレグロブリランテの2着。その後は勝ち上がるのにキャリアを要したが2着3回・3着2回という成績からデビューの地となった福島で芝2000m戦を3馬身半差の勝ち上がり。おじに重賞4勝、13年G1菊花賞2着サトノノブレス。

先週は土曜阪神1勝・福島1勝、日曜阪神1勝・中山1勝・福島1勝の週間5勝。G1皐月賞をジャスティンミラノが勝利してこのレースのみで2億2600万ほどの加算。G3アンタレスSでも入着馬を出すなどして前回から2億8500万ほどの加算で獲得賞金11億円台から14億円まで突破。前回5700万ほどリードを許していたロードカナロアに1億3200万ほどのリードとなって首位奪回。G1皐月賞1着の賞金自体も大きいが、今後のクラシック戦線での優位さなどを考慮すれば初のリーディング獲得に向け非常に大きな勝利となっただろう。

 

ジャスティンミラノが皐月賞を勝利

G3ダービー卿チャレンジトロフィー パラレルヴィジョン以来の本年重賞6勝、通算28勝

ジャスティンミラノはG3共同通信杯以来の重賞2勝、G1レース初制覇、通算3戦3勝

皐月賞は初制覇

本年G1初制覇で21年から4年連続G1制覇、G1通算5勝

G1制覇は23年安田記念ソングライン以来

 

 

2位(1位)ロードカナロア(13億4297万2000円)(55勝)

(12億4773万1000円)(53勝)

賞金13億円突破

サトノレーヴ(OP・L春雷S)、グラウンドビート(1勝クラス)で1勝

G3アーリントンCでは6番人気ワールズエンドが4着。3歳2月京都芝1600mの新馬戦を勝利してキャリア2戦目の重賞出走。ゲートで出遅れ後方からインを追走、1000m通過60秒9とかなりのスローになったこともあってレース上り33秒2を大きく上回る最速上り32秒1を計時したが上位勢も32秒台の上りを繰り出して勝ち馬とは0秒1差の4着まで。キャリアなどを考えれば良く走っているが、着差からもゲートが悔やまれる結果となったか。11番人気アスクワンタイムは13着。G1朝日杯フューチュリティステークス15着以来3ヶ月ぶりの出走。G3小倉2歳S勝ち馬で条件が合わなかったといえばそれまでだが喉も良くないようなコメントも出ており結果は振るわず。

G3アンタレスSでは6番人気ホウオウルーレットが9着。近走の重賞やリステッドレースの結果からもう少し走っても良さそうだが後方から差し脚を生かすタイプで展開の助けもほしかったか。

G1中山グランドジャンプでは5番人気ジューンベロシティが2着。昨年と同じく小倉のOP春麗ジャンプS2着から出走。昨年は6着に敗れたが本年は2着と連対確保の奮闘。

OP(L)春雷Sでは1番人気に応えてサトノレーヴが勝利。本年はG1皐月賞同日・道場の中山最終レースとして組まれたレース。条件レース3連勝から挑んだ前走G3阪急杯は4着に敗れたがリステッドレースに回って父ロードカナロアの持つレコード1分6秒7に0秒4差まで迫る速い時計の決着をゴール前でクビだけ差し切り接戦を制した。

土曜中山6レース3歳1勝クラスでは単勝1.3倍の1番人気に応えてグラウンドビートが勝利。初ダートの出走となった未勝利戦の前走は2着に8馬身差で勝利。その前走と同じく中山ダート1800m戦に出走し出入りのある展開を好位でジッと構え直線抜け出す2着に1馬身3/4差で昇級初戦を連勝。

先週は土曜中山1勝、日曜中山1勝の週間2勝。リステッドレース勝ち馬を出し障害G1レース2着、G3アーリントンC4着馬を出すなど前回から9500万ほどの加算で獲得賞金13億円突破。G1皐月賞に出走馬がない重賞未勝利の週間としては良い成績だが、その皐月賞で2位キズナから勝ち馬が出て順位逆転し大きく離されてしまう週間に。安定感は抜群で首位キズナさえ止まればといった様相だが現時点で勝利回数でも下回っており、ここから再逆転でリーディング獲得は本年も難しい状況。昨年が最初で最後のリーディング獲得のチャンスだったとも考えられ、それを逃したのはあまりにも大きかったか。

 

 

3位(3位)エピファネイア(9億700万5000円)(27勝)

(8億9680万5000円)(27勝)

先週は未勝利

賞金9億円突破

G1皐月賞では8番人気ビザンチンドリームが13着。前走G3きさらぎ賞勝利から2戦2勝の出走。ゲートが悪いこともあって後方から大外を回って差し込んでくるこれまでの競馬ぶり、ここでも大きく出遅れ相手も一気に強化された高速決着の中山でこれまでのような豪脚は見られず。もう1頭出走予定のG3京成杯勝ち馬ダノンデサイルは馬場入場後の右前肢跛行で競走除外。

獲得賞金9億円は突破したが未勝利週で前回からの加算は1000万ほど。G1皐月賞では1頭が2桁

着順に敗れ1頭は競走除外などG1桜花賞制覇の翌週は一転して不振な週間。キズナ産駒がG1皐月賞を勝利し獲得賞金で突き抜けたたこともあり本年のリーディング獲得は更に遠のいた。

 

 

4位(4位)ドゥラメンテ(7億96万2000円)(32勝)

(6億6000万円)(29勝)

ウインチェレステ(障・未)、エンパイアウエスト(2勝クラス・野島崎特別)、オープンワンセルフ(未)で3勝

勝利数30突破

賞金7億円突破

先週は2勝クラス野島崎特別、未勝利1勝、障害未勝利1勝の3勝。

G1皐月賞の9番人気ミスタージーティーは10着。OP(L)若葉Sを勝利しての出走も直線で伸びを欠き着外。鞍上の藤岡佑介騎手にはあまりにも厳しい状況の騎乗で無事ゴールインしたことを立派と評したい。

牝馬限定2勝クラス野島崎特別では2番人気エンパイアウエストが勝利。先手を取った1番人気シランケドを見るような位置で追走しゴール前でクビだけ交わし勝ち上がり。特別戦は初勝利。

日曜阪神未勝利3レースでは1番人気に応えてオープンワンセルフが4戦目で勝利。3歳1月京都芝2000mの新馬戦は7着。初ダートの前走で2着し阪神ダート1800mで2馬身差の勝ち上がり。母ハヴユーゴーンアウェイは米ダートG1勝ち馬。

日曜福島5レース障害未勝利では5番人気ウインチェレステが勝利。入障初戦の初勝利。平地競馬では2勝の通算3勝目。きょうだいにウインマーレライ、ウインマリリンの重賞勝ち馬。

先週は土曜未勝利、日曜阪神1勝・中山1勝・福島1勝の週間3勝。土曜は阪神で出走馬なしなど4着馬1頭のみ入着という週間。日曜は3場で勝ち馬を出し特別戦勝ち馬を出すなど前回から4000万ほどの加算で獲得賞金7億円を突破。G1皐月賞にも出走馬はあったが入着はならず4月の段階ながらリーディング連覇は絶望的な状況となって昨秋のようなG1レースでの大量賞金加算も難しいだろう。産駒は僅か5世代のみ本年2歳が最終世代ということもあって上記ロードカナロアとは対照的にこちらは唯一リーディング獲得のチャンスであった昨年にビッグタイトルを見事に獲り切ったとなるか。

 

 

5位(5位)ドレフォン(6億6503万4000円)(29勝)

(6億440万1000円)(26勝)

ジョーメッドヴィン(未)、レッドバロッサ(障・未)、ロードラディウス(3勝クラス・天満橋S)で3勝

先週は3勝クラス天満橋S、未勝利1勝、障害未勝利1勝の3勝。

G1皐月賞の17番人気ウォーターリヒトは16着。1頭競走除外で最低人気の出走、これまで通り後方待機策を取ったが逃げて止まったメイショウタバルを交わしたのみ。距離も長かっただろうか。

G3アンタレスSの4番人気テーオードレフォンは12着。前走OP名古屋城Sを2馬身半差で逃げ切って1馬人気に推されたが前走は同一馬主の2番手を進んだ馬とのワン・ツー、重賞初挑戦の上に、ここまで連続好走もない戦績から大きく敗れてしまった。

OP(L)春雷Sでは2番人気サーマルウインドが2着。23年G3ターコイズS6着からの出走で距離1200mは初出走だったが勝ち馬と同タイムの2着に好走。距離1400mベストのマイルまでは持つという戦績だったがスプリントの高速リステッドレースにも対応。4番人気カルネアサーダは4着。OP(L)淀短距離S4着以来3ヶ月ぶりの出走。解散厩舎から新規開業厩舎への転厩初戦となったがハイレベルのレースで際どい4着に好走。

3勝クラス天満橋Sでは7番人気ロードラディウスが勝利。2勝クラスから連勝でOP入り、特別戦は初勝利。全4勝は小倉、新潟、京都、阪神の異なる競馬場。天満橋Sは23年タガノクリステルから産駒による2年連続勝利の2勝目。

土曜福島2レースでは1番人気に応えてジョーメッドヴィンが7戦目で勝利。2歳9月中山でデビュー、これまで全て芝1200m戦に使われ福島芝1200mで2着に3馬身差の勝ち上がり。本年ドレフォン産駒は27勝目にして芝レース初勝利。

日曜福島4レース障害未勝利では2番人気レッドバロッサが勝利。入障初戦の初勝利。平地競馬では2勝クラス特別など3勝の通算4勝目。おじに12年G3シリウスSなど中央・地方ダート重賞2勝ナイスミーチュー。本年障害戦初勝利で23年から2年連続勝利、障害戦では産駒通算2勝目。

先週は土曜阪神1勝・福島1勝、日曜福島1勝の週間3勝。重賞出走馬は振るわない結果となったが3勝クラス特別勝ち馬を出しリステッドレースでも複数入着馬を複数出す週間。本年は芝レースで勝ち馬は出ていなかったが福島の3歳未勝利戦で初勝利。障害レースでも初の勝ち馬が出て本年29勝の内訳は芝1勝・ダート27勝・障害1勝に。

 

 

6位(7位)ルーラーシップ(6億2841万6000円)(27勝)

(5億5591万1000円)(24勝)

クリフハンガー(未)、ディスペランツァ(G3・アーリントンC)、リフレクトザムーン(未)で3勝

賞金6億円突破

先週はG3アーリントンC、未勝利2勝の3勝。

G3アーリントンCでは1番人気に応えてディスペランツァが勝利。G3京都2歳S6着、G1ホープフルS9着と2歳重賞では大きく崩れなかったものの勝ち負けとならず。年明け初戦となった前走は自己条件の1勝クラス阪神芝1600mに距離短縮され11頭立ての最後方から差し切り。今回は中位から進め直線では進路が開かないような場面もあったがモレイラ騎手が狭いスペースを割って出て3着まで同タイムの大接戦を半馬身差で差し切り。8番人気トップオブザロックは最下位16着。2歳12月阪神芝1800mの新馬戦勝利以来4ヶ月ぶりで8キロ減の出走。ゲートで出遅れ最後方を追走し1頭だけ大きく離されて敗れていることからも本来の調子を欠いたか。

OP(L)春雷Sでは3番人気ヨシノイースターが3着。G3オーシャンS4着から出走。以前は課題となっていたゲートも決まって好位の追走から3着。高速決着を0秒1差で踏ん張っておりスプリントカテゴリーで安定した成績を残している。

日曜福島3レース牝馬限定未勝利では6番人気リフレクトザムーンが7戦目で勝利。2歳11月福島芝1800mでデビューし11着。年明けに冬の小倉で4走なども勝ち上がれず初ダートの出走となった今回で福島ダート1700m戦を4キロ減騎手の起用で勝ち上がり。おじに香G1レース2勝Gold-Fun。

日曜中山4レース未勝利では1番人気に応えてクリフハンガーが4戦目で勝利。2歳7月札幌でデビューし新馬戦はG3札幌2歳S2着パワーホールが勝利し、OP(L)ジュニアC勝ち馬キャプテンシーが2着となったレースで最下位12着。2戦目はG3札幌2歳S勝ち馬セットアップが勝利したレースで11着と2歳戦は振るわず。6ヶ月ぶりとなった前走は東京芝2400mで3着し中山芝2200mで勝ち上がり。

先週は土曜阪神1勝、日曜中山1勝・福島1勝の週間3勝。G3アーリントンCで勝ち馬を出すなど前回から7200万ほどの加算で獲得賞金6億円突破。本年は11位以下で推移する時期もあったが前回7位でトップ10内に復帰し今回は6位に。連続週で重賞勝ち馬を出すなどここに来て上昇急、マイル戦を中心とした春季G1レースの結果次第ではトップ3に迫るケースも考えられ2019年に記録した年間最高順位5位を上回る可能性も出て来たか。

 

ディスペランツァがアーリントンCを勝利

阪神牝馬Sマスクトディーヴァから2週連続重賞制覇の本年重賞2勝、通算32勝

ディスペランツァは3度目の重賞出走で重賞初制覇

過去重賞最高着順はG3京都2歳S6着

アーリントンCは初制覇

2週連続重賞制覇は23年G3京成杯オータムハンデキャップ ソウルラッシュ・G2ローズSマスクトディーヴァ以来

 

 

7位(6位)ハーツクライ(6億1946万3000円)(22勝)

(5億6094万円)(19勝)

グランコネクシオン(未)、クリダーム(2勝クラス・ラジオ福島賞)、マリアナトレンチ(2勝クラス)で3勝

勝利数20突破

先週はラジオ福島賞など2勝クラス2勝、未勝利1勝の3勝。勝利回数20突破。

G3アンタレスSでは3番人気ヴィクティファルスが14着。5歳10月に初ダートの出走となった23年OP太秦Sを勝利。前走G2東海Sでも3着と好走していたが基本的には休み明けは良くないタイプでそれがモロに出てしまったか、それにしても勝ち馬から3秒以上離されるなど負けすぎでアクシデントがあった可能性も。

日曜福島メインOP(L)福島民報杯では5番人気ボーンディスウェイが2着。ゴール前で他馬の進路をカットする場面はあったが2着と上位入着の好走。

土曜福島メイン2勝クラスラジオ福島賞では2番人気クリダームが勝利。23年6月函館の2勝クラス函館日刊スポーツ杯13着以来10ヶ月ぶり16キロ増、福島ダート1150m戦の出走は22年6月函館の2歳新馬戦以来の勝利となる差し切り。22年G3函館2歳S2着馬で転厩初戦の初勝利。ラジオ福島賞は21年マテンロウスパーク以来の産駒2勝目。

土曜阪神最終レース2勝クラスでは1番人気に応えてマリアナトレンチが勝利。前走2勝クラスロードカナロアC3着からゴール前の接戦を2・3着にクビ・アタマ差で差し切り。

日曜中山1レース未勝利では10番人気グランコネクシオンが3戦目で勝利。3歳1月中山芝2000mの新馬戦は最下位17着に敗れたが初ダートの前走で14番人気3着。前走と同じく中山ダート1800m戦に出走し先行勢総崩れといったレースを今回も人気薄から差し切り。母チャリティーラインは伊G1レース勝ち馬、おばに18年G1愛オークスなどG1レース2勝、仏G1凱旋門賞2着Sea of Class。

先週は土曜阪神1勝・福島1勝、日曜中山1勝の週間3勝。2勝クラス特別勝ち馬など3勝、リステッドレース2着馬も出て前回から5800万ほど加算で賞金6億円突破。重賞勝ち馬を出したルーラーシップに逆転され順位を1つ下げたが6位との差も800万円ほどしかなく好調な週間。先週の福島は、土日メインレースにしか出走はなかったが土曜メインで勝ち馬を出し日曜OP(L)福島民報杯では2着馬を出した。

 

 

8位(8位)ディープインパクト(5億4709万3000円)(15勝)

(5億2816万5000円)(14勝)

ショウナンアデイブ(2勝クラス・明石特別)で1勝

先週は2勝クラス明石特別1勝。

G3アンタレスSの7番人気ダノンマデイラは6着。2勝クラス・3勝クラスの特別レースを連勝し初の重賞挑戦は掲示板まであと一歩の6着。この結果ならば非重賞のダートOP特別やリステッドレース辺りの好走は見込めるか。

2勝クラス明石特別では3番人気ショウナンアデイブが勝利。阪神芝1800mを差し切って特別戦初勝利。勝ち味に遅いタイプだがキャリア20戦で掲示板を外したのはG2重賞、リステッドレース2走を含む3度だけという安定型とも。

先週は土曜阪神1勝、日曜未勝利の週間1勝。日曜は3頭の出走で障害未勝利戦5着馬のみ入着など出走頭数も少なく苦しい状況だが3勝クラス特別勝ち馬を出して順位8位を辛くもキープ。

 

 

9位(11位)モーリス(5億4507万7000円)(23勝)

(5億76万9000円)(18勝)

ウインボレロ(未)、カリーシ(未)、グリーズマン(未)、ヒシタイカン(1勝クラス)、ログラール(1勝クラス)で5勝

勝利数20突破

先週は1勝クラス2勝、未勝利3勝の5勝。勝利回数20突破。

G3アーリントンCの3番人気シヴァースは9着。新馬戦勝利から挑んだG3きさらぎ賞は勝ち馬と同タイム3着。京都の連続好走から着外で阪神向きではなかったとなりそうだが、使われてテンションが上がりゲートの駐立も上手く行かなかった模様。

土曜中山7レース1勝クラスでは4番人気ヒシタイカンが勝利。3ヶ月ぶりの出走で中山芝2200m戦を逃げ切り。22年10月東京の2歳新馬戦以来の勝利で騸馬となってからは初勝利。

日曜阪神6レース3歳1勝クラスでは2番人気ログラールが勝利。前走G2スプリングS9着から7頭立ての自己条件阪神芝2000m戦を半馬身差で勝ち上がり。

土曜福島5レース未勝利では単勝1.5倍の1番人気に応えてカリーシが6戦目で勝利。2歳8月札幌でデビューし2着4回3着1回。3ヶ月ぶりの年明け初出走は4キロ減騎手の起用で福島芝1200mを勝ち上がり。おじに16年G2京王杯2歳Sのモンドキャンノ。

日曜福島2レース未勝利ではウインボレロが5戦目で勝利。2歳9月中山芝2000mでデビューし4着。2戦目以降は3歳戦で芝中距離に使われ福島芝2000mで勝ち上がり。母は16年G3京都金杯のウインプリメーラ。

日曜阪神2レース未勝利では1番人気に応えてグリーズマンが4戦目で勝利。2歳10月東京芝1800mの新馬戦は8着。2戦目以降は年明けのダートに回って連続2着。今回はハナを切って先行決着を同タイムの2着にクビ差で逃げ切り、そこから0秒1差で3着同着の接戦を制した。

先週は土曜中山1勝・福島1勝、日曜阪神2勝・福島1勝の週間5勝。重賞・リステッドレース出走馬は着外となったが全て平場戦ながら5勝加算で前回の11位から9位と1週でトップ10内に復帰。前回も10位とは800万円ほどの獲得賞金差でしかなく僅差の11位だったが直ぐに戻して来る辺りはさすがだろう。

 

 

10位(10位)ハービンジャー(5億4386万6000円)(21勝)

(5億942万6000円)(20勝)

チェレスタ(未)で1勝

先週は未勝利1勝。

G1中山グランドジャンプでは3番人気ニシノデイジーが3着。昨年は苦手の道悪で1番人気ながら9着に敗れたが良馬場実施の本年は後続を離しハナを切って3着に粘り込み。

日曜福島メインOP(L)福島民報杯では3番人気カレンルシェルブルが5着。昨年の勝ち馬で23年G3福島記念でも3着の得意コース。直線でも良く伸びたがゴール前で他馬に進路をカットされる場面もあって入着まで。

土曜阪神5レース牝馬限定未勝利では4番人気チェレスタが2戦目で勝利。2歳7月福島の新馬戦で3着。それ以来9ヶ月ぶりの出走となったが阪神芝2000mで差し切り。近親に14年G2マイラーズCなど重賞2勝、12年G1皐月賞2着ワールドエース、19年G1菊花賞、21年G1天皇賞(春)でG1レース2勝、重賞2勝ワールドプレミア、22年G3鳴尾記念、20年G1日本ダービー3着ヴェルトライゼンデ。この勝利で産駒通算700勝達成。

先週は土曜阪神1勝、日曜未勝利の週間1勝。未勝利1勝の週間だったが障害G1中山グランドジャンプで3着馬を出すなどしてモーリスには逆転されたがダイワメジャーを逆転して順位は前回と変わらず10位。

前回16位から9位までランクを上げたダイワメジャーも勝ち馬は出したが11位と1週でトップ10圏外に。それでも7位ディープインパクトから11位ダイワメジャーまでは1700万円ほどの差で収まる大接戦。

 

 

・11位以下重賞勝利種牡馬

26位(34位)ダノンレジェンド(2億5712万7000円)(17勝)

ミッキーヌチバナがアンタレスSを勝利

産駒6度目の出走で中央重賞初制覇

過去重賞最高着順は21年G2京王杯2歳S5着レッツリブオン

競走馬時代は14年G3カペラS、16年JBCスプリントなど中央・地方ダート重賞9勝

マッチョウノ経由ヒムヤー系(ホーリーブル系)種牡馬

 

71位(156位)ヴァンセンヌ(8055万円)(2勝)

イロゴトシが中山グランドジャンプを勝利

本年重賞初制覇で23年から2年連続重賞制覇

重賞制覇は23年G1中山グランドジャンプ イロゴトシ以来

中山グランドジャンプ連覇は00・01年ゴーカイ、05~07年3連覇カラジ、16~20年5連覇オジュウチョウサン以来4頭目

本年G1レース初制覇

G1レース制覇は23年中山グランドジャンプ イロゴトシ以来

産駒重賞勝利はイロゴトシのみ

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位ディープインパクト2778勝(1)

2位サンデーサイレンス2749勝
3位キングカメハメハ2219勝(0)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位ハーツクライ1541勝(3)

7位フジキセキ1527勝

8位クロフネ1486勝(0)

9位サクラバクシンオー1435勝

10位ライジングフレーム1379勝

11位ダイワメジャー1317勝(1)

12位パーソロン1272勝

13位ヒンドスタン1258勝

14位マンハッタンカフェ1163勝(0)

15位ステイゴールド1145勝(0)

16位トサミドリ1135勝

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1086勝(0)

19位ネヴァービート1064勝

20位ゴールドアリュール1057勝(0)

21位トニービン1054勝

22位アフリート1040勝
23位ロードカナロア1037勝(2)

24位チャイナロック1012勝

 

ネオユニヴァース933勝(0)

ルーラーシップ760勝(3)

ハービンジャー700勝(1)

キズナ588勝(5)

へニューヒューズ582勝(2)

オルフェーヴル506勝(0)

エピファネイア418勝(0)

ドゥラメンテ405勝(3)

モーリス363勝(5)

ドレフォン249勝(3)

キタサンブラック169勝(0)

スワーヴリチャード31勝(0)

※2024年4月14日現在

 

 

◆今週の重賞

●マイラーズC(G2 京都芝1600m)

●フローラS(G2 東京芝2000m)

●福島牝馬S(G3 福島芝1800m)

 

 

◆他OP特別

●京都

天王山S(ダート1200m)

●東京

オアシスS(L・ダート1600m)

●福島

なし