週中競馬記事(2023年12月26日)~リーディングサイアー展望・回顧~ | ブログ

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12月28日(木)開催の最終日は阪神・中山の2場開催

実施重賞は2歳G1ホープフルステークス

 

●1位(2位)ドゥラメンテ(41億3796万9000円)(117勝)

(37億7228万2000円)(115勝)

先週は3勝クラス特別など2勝でしたが、G1有馬記念で2着スターズオンアース、3着タイトルホルダーの入着などで獲得賞金は41億円まで突破。産駒デビュー3年目の昨年は獲得賞金30億円に僅か届かずといった成績。そこから本年は40億円を突破して41億円まで突破。

 

ジャパンカップ2・3・5着、有馬記念2・3着馬を出してこの2レースだけで7億円以上の獲得と、これが大きく物をいったのですがそのような体系となっている争いで獲るべきところをキッチリ獲り切った結果。年末の高額賞金G1レースだけでなく牝馬三冠リバティアイランド、菊花賞馬ドゥレッツァ、NHKマイルカップ シャンパンカラーの勝利など3歳馬の活躍も本年の成績に大きく寄与しているでしょう。

 

2位ロードカナロアに2億1000万ほどのリードとなって現段階で数字上は逆転の可能性を残しますが、登録のある特別戦を全勝やワン・ツー、平場のレース全てに5頭以上出走し5頭入着、且つドゥラメンテ産駒の最終日入着なしといった条件で、ここまで行けばロードカナロアが8000万程度まだ上回ると思われますが前記の出馬状況というのはまず有り得ないので、ドゥラメンテ首位が最終日の出馬確定時点で決定といった状況。

ロードカナロアの年間獲得賞金は20年の40億7260万1000円でドゥラメンテがそれもクリア、G1レースなど賞金は増額されているのでそれを考慮すれば単純な比較も難しくなりますが、年間40億円以上の獲得はサンデーサイレンス、キングカメハメハ、ディープインパクト、ロードカナロア以来5頭目ということに。

 

有馬記念のスターズオンアースは枠順に尽きるということで、かなり出して行って番手に付けた分で最後はヨレてもう一伸びを欠いたのでしょう、勝ち馬も強かったとここではしておきます。

タイトルホルダーは内枠から好スタートで本来の離して逃げる競馬、これで止まったというか連対2頭に差し込まれたのだから仕方ないとでもすべきかピークを過ぎているのでしょう。それでいてここまで粘り込むのなら、まだまだやれなくもなさそうですがスタッドインするとのことで敗れたものの見事なラストラン。

この2頭が最終盤のリーディングサイアー争いで大きく貢献することに。

 

ホープフルステークスには前走新馬戦1着ミスタージーティーが登録。登録時11/14の抽選で出走可能。

記載段階で登録時から抽選状況は変わっていないようですがそれほど厳しい状況ではないので。京都芝2000mの新馬戦勝利なので内回りの直線平坦の勝利から中山に変わり、輸送などもこなさなければならないので、それほど抜けた馬もいないような本年でも勝つのは困難でしょう。同厩舎のG3京都2歳S勝ち馬シンエンペラーもいますのでこちらの勝負度合いは疑問で、母リッスンの産駒ということから本当に良くなるのはまだまだ先という気も。買い材料としては新馬がクビ差の勝利も2着となったハヤテノフクノスケが2戦目を5馬身差で勝利、8頭立てのレースで3着以下から勝ち馬は出ていませんがかなりの良血馬が揃ったようなメンバー構成でそこを勝ち上がって来たということに。勝っても驚かないというよりは負けたとしても3歳以降も継続して注目したいような存在。想定は坂井瑠星の継続。

 

本年は中央総合リーディングか確定的で昨年は2歳リーディングサイアーとなったドゥラメンテですが、本年の2歳リーディングは現在16位。前年のリーディングサイアーがここまで落ち込んでしまうのもあまりにとはいえ、ディープインパクト産駒出走以降はディープインパクト、ダイワメジャー、ドゥラメンテしか2歳リーディングサイアーとなっていないので「近年2歳リーディングサイアーのサンプル数」といったものは「3」と少なく、このような事態にもなることもあるのでしょう。複数の新種牡馬が好調だったことや早くから使い出さずとも走るのはわかっていますし、存命種牡馬ではないので価値を高めるような状況にもないといったことが要因と思われます。

 

●2位(1位)ロードカナロア(39億1852万2000円)(156勝)

(38億8315万1000円)(155勝)

先週は2勝クラス特別2勝などで獲得賞金39億円を突破しましたがドゥラメンテに再度の逆転を許し初のリーディングサイアー獲得は絶望的、まだ24レース実施があるので数字上の可能性を残すというだけで逆転はもう無理です。特別戦にも登録馬は複数見られますがG1ホープフルステークスと阪神メインのOP(L)ベテルギウスSには登録がないということで尚更無理でしょう。

 

G1勝ち馬も複数出して昨年は39億867万3000円の獲得だったので、先週時点でそれを上回っておりロードカナロアが落ちたというよりはドゥラメンテ産駒がG1レースを中心に大量な獲得賞金があったということでしょう。年間勝利回数は産駒デビュー2年目以来の低い数値となりそうですが昨年時点でディープインパクトを上回っており本年もトップなので、来年度以降もその傾向が継続されるかはわかりませんが勝利回数よりも高額賞金G1レースでの賞金加算が種牡馬順位が重要になりつつあると言えそうです。

種牡馬順位が3位以下に落ちることもないので2位で確定でしょう、そうなれば20年から4年連続2位ということに。

 

ホープフルSには産駒登録なし。

 

●3位(4位)ディープインパクト(32億3306万3000円)(80勝)

(30億8895万7000円)(80勝)

未勝利週でしたがG1有馬記念でジャスティンパレス4着、シャフリヤール5着、G2阪神Cでもグレイイングリーンが4着など大きな賞金加算で獲得賞金32億円を突破して3位に浮上。リーディングサイアーを逸する年度となって本年以降の獲得もないでしょうがトップ3は維持できそうな結果に。最終日キズナ産駒のG1ホープフルステークスの結果次第でしょう。

 

有馬記念のジャスティンパレスはゲートはそれほど悪くなかったようですが行き脚が付かないような感じで最後方から、促してもあまり進んで行かず直線に向いてから伸びましたがエンジンの掛かりが遅く中山芝2500mの形状が合わないのでしょう。それでいてゴール前はかなり詰めたので実力は現役馬トップクラス、下りで加速できG1勝利もある京都の方が合っているようにも思えます。

シャフリヤールは中山も良くないのでしょうが内枠を生かしての傾れ込み。実力は今更語るまでもなく良馬場ならこの程度は初の中山でも。本来は出走するローテではないBCターフから香港に一旦入れての中山での調整とこの臨戦過程に尽きるでしょう。香港で走っていたらここには出走していないでしょうからなんとも評価は難しいのですが。

 

昨年2歳の現3歳が最終世代でホープフルステークスには産駒登録なし。

 

●4位(6位)ハーツクライ(31億6134万9000円)(96勝)

(26億1530万4000円)(94勝)

先週はG1有馬記念など2勝で獲得賞金は31億円まで突破。本年獲得賞金30億円突破は難しいと見ましたが最後に強烈な一撃で31億円までクリア。最終日の結果次第で3位もなくはないのでしょうが僅差で交わしただけのキズナに抜かれる可能性の方が高く本年は4位か5位でしょう。年間勝利回数100まであと4とこちらは苦しい状況。いずれにせよ本年は有馬記念の勝利で良くやったということになるでしょう。加えて産駒のスワーヴリチャードも新種牡馬首位でしょうし。

 

G1有馬記念のドウデュースは秋2戦のレースぶりや中山で勝利していないことから厳しいと見ましたが、ゲートでやって後方からになって早め進出の差し切り。このところ武豊騎手の評価を下げて書いていましたが御せないので遅れ気味に出して後方からやっただけ、負傷した脚の影響もあるのでしょうが追い出してからも以前とは全く違う不安定なフォームで勝った今回ですら上手く乗れているとは全く思わないのですが抜群のタイミングで動き出し、動けるポジションをとるようなレース勘のようなものは衰えていないどころか当日唯一の騎乗でこれですから冴えまくっていたということでしょう。それに応えられるドウデュースが強く、ジャパンカップワン・ツーが抜けて3・4・5着馬が着順を変えてここでワン・ツー・スリー、枠順抽選会で有力牝馬を8枠に入れたこともこの結果に。

いずれにせよ競走馬ドウデュース・厩舎・騎手の勝負強さ、最良の結果を出したことは称賛すべきでしょう。

もう1頭の3歳牝馬ハーパーは初めて大きく崩れましたが相手関係で牝馬同士の相手なりといったタイプかも知れませんし、近年に何頭も出た牡馬以上に強いような牝馬という評価には現段階でならないでしょう。

 

ホープフルステークスには産駒登録なし(本年最終世代の登録なし)。

 

●5位(3位)キズナ(31億6009万円)(132勝)

(31億2088万円)(129勝)

先週も2勝クラス特別など3勝。年間獲得賞金は前回で過去最高となりましたが勝利回数も過去最高に。

わざとやっていることはないはずですが、ギリギリで数値を更新してくるような推移で産駒デビュー年から年間獲得賞金・勝利回数とも前年度を常に上回る形で記録更新となりました。

 

2歳リーディングでもエピファネイアを僅かながら逆転して現在トップですが、有馬記念で大きく賞金加算のディープインパクト、ハーツクライに逆転され順位は5位に。G1ホープフルステークスで勝ち馬を出せばディープインパクトまで逆転して3位、ハーツクライとは100万程度の差なのでここは勝てるでしょう。

 

有馬記念のディープボンドは騎手を替えて初ブリンカーをやったところ、どちらも逆効果だったようで大敗。そうでなくともジャパンカップから全く走っていないようなレースぶりでこれ以上は厳しいようにも思います。これだけ獲得賞金のある競走馬で明けて7歳ということから、これ以上無理をさせるのは酷な気もしますが天皇賞(春)では3年連続2着という実績もあるので、復調するのならばそちらになるでしょうか。

 

ホープフルステークスには前走1勝クラス紫菊賞1着センチュリボンド。

前走JBC2歳優駿2着、前走OPカトレアS15着サンライズジパングの2頭が出走予定。

前走未勝利1着インザモーメント、前走G2東京スポーツ杯2歳S4着ショウナンラプンタは登録時11/14の抽選で出走可能、最大4頭が出走予定。

 

センチュリボンドは黄菊賞1着から。

※紫菊賞と黄菊賞を混同して一旦投稿したので該当部分は削除。ホープフルステークスの結果は14着でした。

サンライズジパングはOPカトレアS15着から。昨年の勝ち馬ドゥラエレーデはダートの未勝利勝ち1勝からの勝利もG2東京スポーツ杯4着から。本馬の場合は北海道2歳優駿で2着して収得賞金が890万になってしまったことから今後は900万組よりも決定順で下位になってしまうからなのか、前走で賞金を詰みに行ったところ大敗とここまで負けてしまってはさすがに厳しいでしょう。想定は菅原明良。

抽選組2頭ではますショウナンラプンタを。前走G2東京スポーツ杯2歳S4着は昨年の勝ち馬ドゥラエレーデと同様。スムーズなレースぶりというよりは荒削りといった印象で前走も最速上りを計時して4着。高野厩舎所属馬で想定は鮫島克駿の継続、ジャンタルマンタルの件もあるのでここは勝って置きたいでしょうし、まずは抽選突破を。

インザモーメントは阪神芝1800mの新馬戦3着から京都芝1800mの未勝利戦で勝ち上がり。こちらも2戦とも鮫島克駿の騎乗で今回は佐々木大輔へ乗り替わり、出走の場合はG1初騎乗。

 

●6位(5位)キタサンブラック(27億9366万5000円)(79勝)

(27億7505万4000円)(79勝)

先週も未勝利で未勝利週自体は多い上位種牡馬ですが、その間の獲得賞金も少なくG1中山大障害3着馬は出ましたが入着は少なく伸びを欠く週間に。本年はイクイノックスの活躍などもあって初の年間トップ10入りも確定していますが最後に来て悪い印象が。

 

G1有馬記念では4番人気の3歳ソールオリエンスが8着。G1皐月賞を勝利した中山で同じ最内枠。G1日本ダービー2着、G1菊花賞3着など距離に泣いたとも思えず3歳G1勝ち馬でもリバティアイランド、ブレイディヴェーグ、ドゥレッツァの出走がなくソールオリエンス、タスティエーラ、ハーパーの3歳勢では通用しなかったという結果に。

これによって年間獲得賞金30億円突破もならず順位6位で終了となりそうです。

 

ホープフルステークスには前走未勝利1着ウインマクシマムが登録。登録時11/14の抽選で出走可能。

新馬戦2着は上記センチュリボンドに先着、2戦目も勝ち上がれませんでしたが3戦目の中山芝2000mで勝ち上がり。コース適性のようなものは前走で勝利していることから問題なさそうですが勝ち上がるまでに3戦掛かって年内4走目の変則中2週と上積みは懐疑的、この時期とはいえG1レースのメンバー相手でもありどこまで戦えるか。想定は松岡正海の継続。

 

●7位(7位)モーリス(25億4315万1000円)(109勝)

(25億2665万5000円)(109勝)

ダートOPりんくうS2着馬などは出ましたが未勝利週。

G2阪神Cのピクシーナイトは直線で伸びそうな気配も見られましたが最後は止まって復調ならず。

 

年間獲得賞金は過去最高を大きく超えていますが、年間勝利回数は昨年の111まであと2。最終日の出馬状況次第となりますが。

 

ホープフルステークスには産駒登録なし。

2歳リーディングも序盤は首位を走りましたが現在は3位。獲得賞金差からこの状況で逆転首位は無理でしょう。

 

●8位(8位)ハービンジャー(20億2413万4000円)(78勝)

(19億9376万2000円)(78勝)

未勝利週でしたがG1中山大障害で昨年の勝ち馬ニシノデイジー2着などもあって獲得賞金20億円突破。

ニシノデイジーは勝ち馬マイネルグロンに完敗も3着は離しており良馬場なら力を発揮という結果でしょう。

 

特筆すべきこともないのですが獲得賞金20億円突破で2019年以来のトップ10入りは確定的。3年間隔が空いてのトップ10入りというのは異例、といってもその間13・15・13位と15位以内はキープ。

 

ホープフルステークスには産駒登録なし。

 

●9位(9位)エピファネイア(19億4669万5000円)(99勝)

(19億4142万5000円)(99勝)

未勝利週で年間勝利回数100にも届かず2歳リーディングでもキズナに逆転を許す週間に。トップ10内は確定的なので最終日に勝ち馬を出して100勝クリア、2歳リーディングでは2年連続でG1ホープフルステークスで逆転され首位を逃したので本年は逆転で首位獲得となれば。

 

ホープフルステークスには前走未勝利1着ニューステソーロが登録。登録時11/14の抽選で出走可能。

8月新潟の新馬戦3着から2戦目の東京芝2000mで未勝利を逃げ切り。想定は原優介でG1チャンピオンズカップを12番人気から猛烈に追い込んで2着したウィルソンテソーロと同じオーナーとのタッグ、菅原明良からの乗り替わりというのも当時と共通、とはいえレースの質も全く違うので。

 

2歳リーディングのキズナ逆転にはホープフルステークスの出馬状況や平場戦の想定からは苦しいのですが、逆転されたといっても110万円程度の差でこれだけならば未勝利3着でもひっくり返せることから最終日の結果次第。

 

●10位(10位)ルーラーシップ(19億3659万4000円)(89勝)

(19億1367万円)(88勝)

先週は2勝クラス特別で1勝。ルーラーシップもトップ10入りが確定的で9位か10位という状況から特にこれといってありませんが先週唯一の勝ち馬コントラポストは良い勝ち方で今後も注目。一瞬の脚を使う中山向きのようにも感じましたが。

 

ホープフルステークスには前走G3京都2歳S6着ディスペランツァ。

前走1勝クラス葉牡丹賞5着ロジルーラーの2頭が登録。

2頭ともに登録時11/14の抽選で出走可能。

 

ディスペランツァは小倉芝2000mの新馬戦5着から2戦目の阪神芝2000mを勝ち上がり、前走はG3京都2歳S6着でファントムシーフの下。想定はルーク・モリス。

ロジルーラーは6月東京の新馬戦で5着、当時の勝ち馬は同じく登録のあるヴェロキラプトル。2戦目の福島芝1800mで勝ち上がりG3札幌2歳S2秒差7着から前走1勝クラス葉牡丹賞5着。こちらはムスカテールなどの下。想定は永野猛蔵。

 

・11位以下

これまでも書いており総合記事でも書きましたが、ここからの逆転は不可能でこちらも最終日の出馬確定時点で完全に決定するでしょう。前回11位ヘニーヒューズ・12位ドレフォンが入れ替わって400万弱の差でドレフォンが11位に。

ドレフォンは本年ここまで5頭しかいない年間100勝クリア種牡馬で勝利回数では5位。世代数が増え2歳部門でも好調なことから来年はドレフォンがトップ10内候補でしょう。

 

昨年のトップ10内種牡馬からキングカメハメハ、ダイワメジャーの連続年トップ10内がストップして11位以下に。代わってキタサンブラックが初のトップ10入り、ハービンジャーが復帰の本年トップ10内種牡馬のラインナップということに。

 

ホープフルステークスの11位以下有力馬では新種牡馬スワーヴリチャードのOP野路菊S勝ち馬ヴェロキラプトル、OP(L)アイビーS3着の牝馬レガレイラ。同じく新種牡馬ブリックスアンドモルタル産駒からはG3サウジアラビアロイヤルC勝ち馬ゴンバデカーブース、前走ダート1勝クラスもちの木賞勝利のアンモシエラも登録。海外供用種牡馬シユーニ産駒で21年仏G1凱旋門賞勝ち馬ソットサスの全弟、G3京都2歳S勝ち馬シンエンペラー。抽選組からもう1頭挙げると東京芝1800mで新馬勝ちのサトノダイヤモンド産駒タリフライン。

 

 

・2歳部門

1位(2位)キズナ(4億1555万8000)(31勝)

2位(1位)エピファネイア(4億1443万3000)(33勝)

3位(3位)モーリス(3億3724万9000円)(22勝)

4位(4位)スワーヴリチャード(3億3318万5000)(24勝)※新種牡馬

5位(7位)ドレフォン(2億6877万2000)(25勝)

6位(5位)ロードカナロア(2億6186万5000)(20勝)

7位(6位)ダイワメジャー(2億4944万)(12勝)

8位(9位)リアルスティール(2億3265万3000)(17勝)

9位(8位)ブリックスアンドモルタル(2億2014万1000)(16勝)※新種牡馬

10位(10位)ニューイヤーズデイ(1億8373万1000)(15勝)※新種牡馬

 

11位(11位)レイデオロ(1億7070万3000)(14勝)※新種牡馬

12位(13位)ヘニーヒューズ(1億6702万2000)(12勝)

13位(12位)ルーラーシップ(1億6315万1000)(16勝)

14位(14位)マジェスティックウォリアー(1億3893万9000)(11勝)

15位(15位)ハービンジャー(1億3674万9000)(7勝)

16位(16位)ドゥラメンテ(1億3583万8000)(10勝)

17位(18位)ゴールドシップ(1億3542万2000)(10勝)

18位(17位)リオンディーズ(1億3360万6000)(9勝)

19位(19位)パレスマリス(1億3303万)(5勝)

20位(20位)デクラレーションオブウォー(1億2903万8000)(9勝)

 

G1ホープフルステークス実施週で昨年のように超人気薄が勝つようなことはないと思いますが混戦ムードで多くの有力馬にチャンスありと見ます。

 

2歳リーディング争いも大体書きましたが基本的に現在1・2位のキズナとエピファネイアの争いで最終日の出馬状況によって優勢・劣勢が判るでしょう、キズナ優勢・エピファネイア劣勢と思われますが。

新種牡馬首位も最終日まで決着を見ず有力馬の登録もあるブリックスアンドモルタルに逆転の可能性は残りましたがG1ホープフルステークスでワン・ツーが必須といった状況で首位スワーヴリチャード産駒も有力馬の登録はあり獲得賞金差が大きいことからスワーヴリチャードで決まりでしょう。

スワーヴリチャードは首位キズナとの獲得賞金差が大きく厳しい状況ながら2歳総合でも逆転トップが狙え、その為にはG1ホープフルステークスワン・ツーが必須、1頭抽選ですがその可能性は十分。ヴェロキラプトルはジャンタルマンタルで2歳G1朝日杯フューチュリティステークス勝利の高野厩舎所属馬、想定は戸崎圭太。レガレイラはクリストフ・ルメールの想定。

 

・母の父部門

(前回)

1位ディープインパクト 42億1179万円

2位キングカメハメハ  37億3757万8000円

3位マンハッタンカフェ 23億7489万1000円

4位シンボリクリスエス 21億8466万7000円

5位クロフネ       21億4059万円

 

(今回)

1位ディープインパクト 42億5398万8000円

2位キングカメハメハ  37億9851万9000円

3位マンハッタンカフェ 23億7851万1000円

4位シンボリクリスエス 22億1230万6000円

5位クロフネ       21億5470万円

 

首位ディープインパクトは2勝クラス特別など2勝。4億5000万ほどのリードがあることから母の父部門では首位が確定しているでしょう。リーディングサイアー部門で首位陥落の年度に母の父部門では初の首位。

2位キングカメハメハは2勝クラス特別など4勝。G1有馬記念のライラックが勝利していれば首位逆転という獲得賞金差でしたが着外に。G1スプリンターズステークス勝利以来のG2阪神C1番人気ママコチャも5着まで。勝利回数でも183勝と178勝でこちらもディープインパクト逃げ切りでしょう。

3位マンハッタンカフェは未勝利。G1有馬記念タスティエーラは6着。

4位シンボリクリスエスは未勝利1勝。G1中山大障害5着エコロデュエルなど入着は多く獲得賞金22億円突破。

5位クロフネは未勝利。G1有馬記念3番人気スルーセブンシーズは12着、もう1頭出走のプラダリアは14着。

 

・有馬記念

父ハーツクライのドウデュースが勝利。母の父ヴィンディケイションは22位。

G2京都記念ドウデュース以来の本年重賞2勝、通算4勝。

有馬記念は初制覇。

本年G1初制覇で21年から3年連続G1制覇、G1レース通算3勝。

中央重賞勝ち馬はドウデュースのみ。

 

・阪神C

父アイルハヴアナザーのウインマーベルが勝利。母の父フジキセキは8位。

母の父フジキセキはG3ユニコーンSペリエール以来の本年重賞4勝、通算17勝。

阪神Cは初制覇。

フジキセキ産駒は09・10年キンシャサノキセキ、15年ロサギガンティア、17年イスラボニータで阪神Cを4勝しており父・母の父同一重賞制覇を達成。

 

・中山大障害

父ゴールドシップのマイネルグロンが勝利。母の父ブライアンズタイムは13位。

母の父ブライアンズタイムはG2東京ハイジャンプマイネルグロン以来の本年重賞4勝、通算43勝。

中山大障害は初制覇。

本年G1初制覇で22年から2年連続重賞制覇、G1レース通算9勝。

G1レース制覇は22年高松宮記念ナランフレグ以来。

障害G1レース初制覇。

G1レース制覇は00年秋華賞ティコティコタック、09年菊花賞スリーロールス、09年ジャパンカップダート エスポワールシチー、10年G1フェブラリーステークス エスポワールシチー、12年天皇賞(春)ビートブラック、16年皐月賞ディーマジェスティ、17年ホープフルステークス タイムフライヤー、22年高松宮記念ナランフレグ、23年中山大障害マイネルグロンの全て異なるレース。