中央競馬総合リーディングサイアー(11月12日現在) | ブログ

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

エリザベス女王杯 ブレイディヴェーグの父ロードカナロアは1位⇒1位

武蔵野S ドライスタウトの父シニスターミニスターは18位⇒18位

福島記念 ホウオウエミーズの父ロードカナロアは1位⇒1位

デイリー杯2歳S ジャンタルマンタルの父パレスマリスは250位⇒132位

京都ジャンプS エコロデュエルの父キタサンブラックは7位⇒7位

 

 

1位(1位)ロードカナロア(35億4857万4000円)(138勝)

(32億6534万3000円)(132勝)

ヴェイルネビュラ(障・未)、エンペラーワケア(2勝クラス・ドンカスターC)、グランデマーレ(OP・LオーロC)、ディオスバリエンテ、(2勝クラス)、ブレイディヴェーグ(G1・エリザベス女王杯)、ホウオウエミーズ(G3・福島記念)で6勝

賞金33億円突破

先週はG1エリザベス女王杯、G3福島記念、OP(L)オーロC、ドンカスターCなど2勝クラス2勝、障害未勝利1勝の6勝。

G1エリザベス女王杯では1番人気に応えて3歳ブレイディヴェーグが勝利。日本レコード決着となったG2ローズS2着から優先出走権のあったG1秋華賞をスキップして出走。ゲートに不安のある馬で最内枠からの発走は今回も立ち上がり下限で内にヨレ気味だったが枠順も幸いしたかラチを頼るようにして好位へ。2頭が後続を離す5番手辺りに付ける競馬で直線前を捉えると迫る2着馬を3/4馬身差で凌ぎG1制覇。本年の2月に3歳未勝利を脱したキャリア5戦目の3歳馬による重賞初勝利がG1勝利となった。

G3武蔵野Sの5番人気レッドルゼルは3着。海外G1ドバイゴールデンシャヒーンから東京盃、JBCスプリントという過去2年のローテから本年はG1ドバイゴールデンシャヒーン6着以来7ヶ月ぶりの出走。本年のG1フェブラリーSで2着したコースでもあり7歳11月の休養明けながら上位に食い込み地力の高さを見せた。

14番人気メイショウウズマサは15着。22年OP(L)エニフS8着以来1年2ヶ月ぶりの出走でさすがに厳しく距離も1ハロン長かっただろうか。

G3福島記念では3番人気ホウオウエミーズが勝利。昨年はOP新潟牝馬S1着からG1エリザベス女王杯に出走し7着と敗れたが、本年はG3重賞連続3着からリステッドレースとなった新潟牝馬S2着を経ての出走。レース中盤から動き出し4コーナーでは先団に取り付く展開。最後は内と外から迫る2・3着馬と3頭による叩き合いとなったが2着馬をハナ差で凌ぎ6歳牝馬11月の重賞初制覇。これまでの全5勝は稍重か重馬場での勝利だったが良馬場の勝利は初めて。

G2デイリー杯2歳Sのダノンキラウェアは9着。7月新潟芝1600mの新馬戦1着以来2ヶ月半ぶりの出走。初戦は6頭立てのスローを勝ち上がったが1勝馬同士の組み合わせで相手も強くなったか、好位から直線で失速してしまった。

日曜東京メインOP(L)オーロCでは7番人気グランデマーレが勝利。前走OP(L)信越S2着から芝1400mのリステッドレース連続出走は4歳時の21年5月3勝クラスストークS以来の勝利でOPクラスでは初勝利。2歳新馬勝ちから2歳1勝クラス葉牡丹賞をレコード勝ちしてクラシック級の逸材と思われたが骨折で長期休養を強いられるなど順調な過程ではなかった実力馬が6歳秋にリステッドレース勝利。4番人気メイショウチタンは3着。全4勝を挙げる得意の芝1400m、21年こそ11着に敗れたが昨年22年は2着と得意のレースで本年も上位入着。5番人気ルプリュフォールは5着。前走OP(L)信越S3着同着からの連続入着。前走で新潟1400mのOP(L)信越Sに出走し2・3・5着となった3頭が東京芝1400mのOP(L)オーロCでも全て入着し今回は勝ち馬を含む1・3・5着の入着。

OP室町Sの6番人気サイクロトロンは4着。阪神実施の22年室町S2着から2年連続の入着、着順こそ昨年から下げたが昨年の0秒3差2着から本年は勝ち馬から0秒1差の4着。4番人気テイエムトッキュウは5着。芝の前走G3函館スプリントSは15着に敗れたが、ここではハナを切ってこちらも勝ち馬から0秒1差に粘って入着。

2勝クラスドンカスターCでは1番人気に応えて3歳エンペラーワケアが勝利。昇級初戦の前走は逃げて2着に敗れてしまったが、ここでは2番手からの競馬で直線抜け出すと2着に4馬身差を付けて勝ち上がりOP入り。この勝利で松山騎手が年間100勝達成。

土曜東京最終レース2勝クラスでは単勝1.6倍の1番人気に応えてディオスバリエンテが勝利。1頭大逃げを打った馬をゴール前で捉え、併せるようにして追い込んで来た2着馬をクビ差で凌ぎ勝ち上がり。過去2勝は中山で東京では初勝利、21年OP(L)プリンシパルS2着馬。

日曜福島4レース障害未勝利では4番人気ヴェイルネビュラが勝利。入障初戦で2着に2馬身半差の差し切り。平地競馬では21年OP(L)ジュニアCなど2勝の通算3勝目、騙馬となってからは初勝利。

先週は土曜東京1勝、日曜京都2勝・東京1勝・福島2勝の週間6勝。土曜はG3武蔵野Sで3着馬は出たが2勝クラス1勝。日曜はG1エリザベス女王杯、G3福島記念で同日複数重賞制覇、OP(L)オーロCでも勝ち馬を出し日曜のメインレースを全て勝利。G1エリザベス女王杯のみで1億3300万ほど加算し週間では2億8200万ほどの加算となって前回の32億円台から獲得賞金35億円まで突破。このところ2位ドゥラメンテに追い上げられていたが大きく突き放し初のリーディングサイアー獲得に向け非常に大きな週間となっただろう。

 

マイルチャンピオンシップには22年G3アーリントンC・G1NHKマイルカップでG1レース1勝、重賞2勝、22年マイルチャンピオンシップ11着、前走G3中京記念12着ダノンスコーピオン。

23年G2京王杯スプリングCで重賞1勝、前走G2富士S2着レッドモンレーヴの2頭が出走予定。

産駒成績(3着内)は18年1着ステルヴィオ。

産駒勝利で通算2勝目。

 

福島記念をホウオウエミーズが勝利

G3阪神ジャンプSジューンベロシティ以来の本年重賞8勝、通算64勝

ホウオウエミーズは11度目の重賞出走で重賞初制覇

過去重賞最高着順は23年G3マーメイドS3着など3着2回

福島記念は21年パンサラッサ以来の産駒2勝目

 

エリザベス女王杯をブレイディヴェーグが勝利

G3福島記念ホウオウエミーズから同日重賞制覇の本年重賞9勝、通算65勝

ブレイディヴェーグは2度目の重賞出走で重賞初制覇

過去重賞成績は23年G2ローズS2着

同日複数重賞制覇は22年G3新潟大賞典レッドガラン・G1NHKマイルカップ ダノンスコーピオン以来

G1高松宮記念ファストフォース以来の本年2勝、通算15勝

エリザベス女王杯は初制覇

3歳馬のエリザベス女王杯勝利は17年モズカッチャン以来

 

 

2位(2位)ドゥラメンテ(31億5648万3000円)(106勝)

(31億1166万5000円)(105勝)

ロードアヴニール(1勝クラス)で1勝

先週は1勝クラス1勝。

G1エリザベス女王杯の10番人気ゴールドエクリプスは14着。前走3勝クラス大原Sを勝利し京都で2勝2着1回も京都芝1800mの成績。G3重賞で入着もあったがハンデ51キロによる2走、56キロの京都芝2200mで積極的に3番手追走も4コーナーで有力馬に並ばれると抵抗する余力もなく失速。

土曜京都6レース1勝クラスでは1番人気に応えて3歳ロードアヴニールが勝利。昇級初戦の前走3歳1勝クラスを7着に敗れ7ヶ月ぶりの出走。最初のコーナーの入りで落馬競走中止した馬の影響で外ラチ沿いまで振られる不利を受けたが直線最後方から逃げた2着馬を差し切って勝ち上がり。

先週は土曜京都1勝、日曜未勝利の週間1勝。首位ロードカナロアがG1レース勝利など本年最高の週間成績となるような結果で獲得賞金差は3億9200万ほどまで開いてしまい逆転にはジャパンカップか有馬記念での大幅な賞金加算が必須となりそう。

 

マイルチャンピオンシップには産駒登録なし。

これまで産駒出走なし。

 

 

3位(4位)キズナ(28億4978万1000円)(116勝)

(27億7242万6000円)(111勝)

アイスリアン(OP・室町S)、シロン(2勝クラス)、スカイテラス(障・未)、センチュリボンド(1勝クラス・黄菊賞)、フォスターボンド(未)で5勝

賞金28億円突破

先週はOP室町S、2勝クラス1勝、1勝クラス黄菊賞、未勝利1勝、障害未勝利1勝の5勝。

G1エリザベス女王杯の15番人気ローゼライトは最下位15着。OP(L)新潟牝馬S3着からG1初出走も過去2走のG3重賞でも2桁着順に敗れており相手関係が厳しかったか。

G3武蔵野のSの16番人気ライラボンドは13着。前走OP(L)グリーンチャンネルC9着から3歳時の22年G3レパードS7着以来の重賞出走。相手も強く人気が示す通り力負けといった結果に。

OP室町Sでは12番人気アイスリアンが勝利。前走3勝クラス初風Sを勝利してOPクラス初出走、ハンデ53キロの軽量も効いたか狭いところから抜け出しゴール前の大接戦を差し切って連勝。

土曜京都最終レース2勝クラスでは10番人気シロンが勝利。8月札幌の2勝クラス羊ヶ丘特別以来3ヶ月ぶりの出走。1頭大逃げの2番手から進め逃げ馬が止まり3番手を進んだ馬に直線で外から並ばれたが、これを交わさせずクビ差の勝ち上がり。

2歳1勝クラス黄菊賞では2番人気センチュリボンドが勝利。札幌の新馬戦3着から2戦目の未勝利を勝ち上がり7頭立てのレースで2着に半馬身差の勝利、2着馬は新馬戦3着時の勝ち馬ウールデュボヌール。

土曜東京3レース未勝利では単勝1.8倍の1番人気に応えてフォスターボンドが2戦目で勝利。10月東京芝2000mの新馬戦でデビューし後方から追い上げ2着。今回も東京芝2000m戦に出走し後方からの競馬となって2着を1馬身1/4差し切り。

日曜5レース障害未勝利では5番人気スカイテラスが勝利。入障3戦目の勝ち上がり、平地競馬では再転入後1勝クラス特別勝利の中央通算2勝目。

先週は土曜京都1勝・東京1勝、日曜京都2勝・東京1勝の週間5勝。2頭の重賞出走馬はともに最低人気の出走で大きく敗れたがOP特別など5勝と勝利回数を加算。前回から7700万ほどの加算で獲得賞金28億円を突破して1週で順位3位に復帰。

 

マイルチャンピオンシップには21年G2ニュージーランドトロフィー、22年首G2ゴドルフィンマイル、23年沙G3 1351ターフスプリントで国内外重賞3勝、前走JBCスプリント7着、レーティング5位バスラットレオンが出走予定。

バスラットレオンで産駒初出走予定。

 

 

4位(3位)ディープインパクト(28億2742万4000円)(70勝)

(27億8942万9000円)(70勝)

賞金28億円突破

先週は未勝利。

G1エリザベス女王杯の6番人気サリエラは6着。後方からの競馬となって直線で大外まで持ち出され、そこから最速タイ34秒2の上りで追い上げるもさすがに届かず着外に。良発表ながら柔らかい馬場が合わないにしても伸びていただけに直線の進路取りによるロスが大きかっただろう。

G3武蔵野Sの12番人気ケイアイシェルビーは4着。前走OP(L)グリーンチャンネルC5着から東京ダート1600m戦で連続入着。

G3福島記念の2番人気ノースザワールドは10着。前走G2毎日王冠0秒4差6着とこれが評価されたのか上位人気となったがベストはその1800m戦で、距離も1ハロン長く初出走の小回り福島も合わなかったか2桁着順に敗れた。9番人気カントルは競走中止。前走OP小倉日経オープンを勝利しての出走も発走直後につまずいてしまい騎手が落馬したため競走中止。

日曜東京メインOP(L)オーロCでは9番人気グレイイングリーンが2着。前走OP(L)信越S12着からの出走。前走こそ崩れたが得意の芝1400m戦で昨年の5着から着順を上げて連対確保。

リステッドレース2着、3勝クラス特別など2着馬4頭、G3武蔵野Sで4着馬なども出て未勝利週としては多めの前回から3800万ほどの加算で獲得賞金28億円突破。それでも好調のキズナに交わされ順位4位に後退。

 

マイルチャンピオンシップには産駒登録なし。

産駒成績は12年3着ドナウブルー、13年1着トーセンラー・3着ダノンシャーク、14年1着ダノンシャーク・2着フィエロ、15年2着フィエロ、16年1着ミッキーアイル、17年3着サングレーザー、19年2着ダノンプレミアム、20・21年1着グランアレグリア。

出走可能となった2011年以降マイルチャンピオンシップに産駒登録および出走馬がないのは初めて。

 

 

5位(5位)ハーツクライ(23億3562万2000円)(87勝)

(22億8308万2000円)(86勝)

イーストウィッチ(未)で1勝

先週は未勝利1勝。

G1エリザベス女王杯の3番人気3歳ハーパーは3着。本年の牝馬三冠4・2・3着の全て入着と安定した成績を残しここでも勝ち馬から0秒2差3着と牝馬G1レースで全て入着を継続したが、牝馬三冠不出走の3歳馬が勝利したレースでまたも勝ち切れなかったという印象も。

G3武蔵野Sの13番人気カテドラルは12着。芝スタートでコーナー2回のダート戦出走も振るわず、芝重賞勝ち馬で本年もG3芝重賞で連対があるだけに芝向きだろう。

土曜東京1レース牝馬限定未勝利では9番人気イーストウィッチが勝利。8月新潟でデビューし芝1800m戦で8着、2ヶ月ぶりの前走は東京ダート1400m戦で7着。今回はダート2走目の東京ダート1600m戦、これまでとは一転し逃げの手に出て半馬身差の勝ち上がり。母イーストは仏・英G3重賞勝ち馬。

先週は土曜東京1勝、日曜未勝利の週間1勝。未勝利1勝の週間だったがG1エリザベス女王杯ハーパーの3着など週間5200万ほどの加算で獲得賞金23億円突破。順位5位をキープした。

 

マイルチャンピオンシップには22年G3東京新聞杯、23年G3京都金杯で重賞2勝、前走G2富士S4着イルーシヴパンサーが出走予定。

イルーシヴパンサー勝利で初勝利。

 

 

6位(6位)モーリス(23億426万5000円)(96勝)

(22億6034万8000円)(94勝)

トラジェクトワール(未)、ゼットリアン(3勝クラス・観月橋S)で2勝

賞金23億円突破

先週は3勝クラス観月橋S、未勝利1勝の2勝。

G1エリザベス女王杯の2番人気ジェラルディーナは5着。昨年の勝ち馬でその後は未勝利も強い牡馬勢相手に上位入着。パドックで発汗の跡もかなり目立つような状態からゲートで大きく立ち遅れ、4コーナーでも外に張られるような進路取りとなって追い上げるも連覇はならず入着まで。8番人気ディヴィーナは7着。前走G2府中牝馬Sで重賞初制覇し優先出走権を獲得しての出走。前走は掛かり気味にハナへ立ちなんとか逃げ切ったが距離延長で抑える競馬を試みるも着外。勝利した前走でもいかにも長い感じで、そこから2ハロンの距離延長に対応できず。

3勝クラス観月橋Sでは1番人気に応えて3歳ゼットリアンが勝利。7月の2勝クラス大府特別1着以来4ヶ月ぶり12キロ増の出走だったが、成長分もあったか直線ではアッサリ差し切って2着に4馬身差の勝ち上がり。2勝クラス特別から連勝でOP入り、23年OP(L)ヒヤシンスSなど3歳ダートリステッドレース2着2回。

日曜東京2レース未勝利では2番人気トラジェクトワールが2戦目で勝利。6月東京芝1800mの新馬戦でデビューし5着、それ以来4ヶ月ぶり12キロ増の出走。今回は後方2番手から進め最速上り33秒4で2着をクビだけ差し切り。

先週は土曜京都1勝、日曜東京1勝の週間2勝。G1エリザベス女王杯では1頭入着も昨年の勝ち馬ジェラルディーナによる5着。3勝クラス特別勝ち馬も出て前回から4400万ほどの加算で獲得賞金23億円は突破したが取りこぼしたという印象も強い週間に。

年間勝利回数100まであと4。

 

マイルチャンピオンシップには産駒登録なし。

これまで産駒出走なし。

競走馬時代は15年に出走し1着。

 

 

7位(7位)キタサンブラック(21億2751万1000円)(71勝)

(20億8094万5000円)(70勝)

エコロデュエル(G3京都ジャンプS)で1勝

賞金21億円突破

先週は京都ジャンプSで1勝。

G3京都ジャンプSでは4番人気エコロデュエルが勝利。障害重賞初出走の前走G3阪神ジャンプSは2番人気に推されたがコースも合わなかったか10着。今回は障害未勝利勝ちの京都に戻って最終障害を飛越後に前を行く2頭の間を割るようにして差し切り重賞勝利。

先週は土曜京都1勝、日曜未勝利の週間1勝。先週は福島で出走がなく京都・東京で土日5頭の週間10頭出走。そこから産駒初の障害重賞勝ち馬を出し2着3回3着1回など入着率の高い週間。前回からは4600万ほどの加算で獲得賞金21億円突破。

 

マイルチャンピオンシップには産駒登録なし。

初年度産駒が昨年から出走可能、これまで産駒出走なし。

 

エコロデュエルが京都ジャンプSを勝利

G1天皇賞(秋)イクイノックス以来の本年重賞6勝、通算11勝

エコロデュエルは2度目の重賞出走で重賞初制覇

過去重賞成績は23年G3阪神ジャンプS10着

障害重賞初制覇、これまで障害戦に出走のある産駒はエコロデュエルのみ

 

 

8位(8位)ルーラーシップ(17億1454万4000円)(81勝)

(16億8263万5000円)(80勝)

スカブラリオ(1勝クラス)で1勝

賞金17億円突破

先週は1勝クラス1勝。

G1エリザベス女王杯の11番人気ビッグリボンは11着。前走G2京都大賞典8着からの出走。前走は骨っぽい牡馬勢相手に距離も長かったようだが2200mでもまだ長く全5勝の2000mがベストだろう。フルゲート割れとはいえ大外15番枠も良くなかったか。

G3福島記念の15番人気ヴァンケドミンゴは8着。上位入着とはならなかったが2桁続きの近走から見れば好走で全4勝と得意の福島コースではさすがに走るといった結果か。福島記念は4年連続4度目の出走で2着⇒6着⇒12着⇒8着。

G3京都ジャンプSのエイシンクリックは3着。レース途中でハナを奪い最終障害を飛越後も先頭だったが最後は連対2頭に差し切られ3着まで。京都ジャンプSは22年4着から2年連続入着。

日曜福島7レース未勝利では2番人気の3歳牝馬スカブラリオが勝利。当日の騎乗変更で負担重量の変更などもあったが2着にクビ差の逃げ切り。全2勝はいずれも福島芝1200m。

先週は土曜未勝利、日曜福島1勝の週間1勝。1勝クラス1勝ながら障害重賞3着馬なども出し前回から3100万ほどの加算で獲得賞金17億円突破。順位争いの接戦は続くが前回に引き続き順位8位を守った。

 

マイルチャンピオンシップには22年G2マイラーズC、前走23年G3京成杯オータムハンデキャップで重賞2勝、22年マイルチャンピオンシップ4着、レーティング4位ソウルラッシュが出走予定。

産駒成績は22年4着ソウルラッシュが過去唯一の出走。

 

 

9位(9位)エピファネイア(17億456万8000円)(88勝)

(16億7534万4000円)(86勝)

アルセナール(新)、オースミリン(1勝クラス)で2勝

先週は1勝クラス1勝、新馬1勝の2勝。

G1エリザベス女王杯の13番人気イズジョーノキセキは8着。21年5着・22年10着からの3年連続出走で過去2回出走した阪神芝2200mから京都芝2200mになったが、これまで通り後方からの注文競馬で上位には届かず。

G2デイリー杯2歳Sの3番人気カンティアーモは6着。7月の新潟芝1800mの新馬戦をレコード勝ちし2ヶ月半ぶりの出走。美浦所属の牝馬による2戦目の関西へ輸送、初の右回りで稍重馬場なども良くなかったかゲートはそれなりに出たが追走に手間取り直線の入り口では最後方、そこから良く伸びたが掲示板には届かず。かなりの能力はあるようだが器用さに欠ける難しいタイプか。

土曜東京6レース牝馬限定新馬戦では1番人気に応えてアルセナールが勝利。スローのレースを中位で進め2着馬を1馬身差し切り。きょうだいにナミュール、ラヴェル、おばマルシュロレーヌ、おじヴァーデンバイラーなど近親に重賞勝ち馬多数。

日曜福島3レース牝馬限定1勝クラスでは4番人気オースミリンが勝利。近走は阪神・京都のダート1400mに使われ勝ちあぐねていたが、福島ダート1700m戦に距離延長され限定戦で勝ち上がり。おばにオースミハルカ、おじにオースミグラスワンの重賞勝ち馬。

先週は土曜東京1勝、日曜福島1勝の週間2勝。重賞出走馬は全て着外で平場のみ勝利の週間となったが前回から2900万ほどの加算で獲得賞金17億円突破。8位ルーラーシップとの差は前回から僅かに開いたが1000万ほどの差で追走する。

 

マイルチャンピオンシップには23年G3エプソムCで重賞1勝、22年マイルチャンピオンシップ6着、前走G2毎日王冠7着ジャスティンカフェ。

23年G3中京記念、前走G3関屋記念8着セルバーグの2頭が出走予定。

産駒成績は22年6着ジャスティンカフェが過去唯一の出走。

 

 

10位(10位)ハービンジャー(16億8929万5000円)(72勝)

(16億5837万6000円)(71勝)

アスクドゥポルテ(2勝クラス)で1勝

先週は2勝クラス1勝。

G3福島記念のカレンルシェルブルは3着。4月にOP(L)福島民報杯を勝利したコースでG3小倉記念8着以来3ヶ月ぶりの出走。最後も良く伸びたが直線で狭いところに入って外へ持ち出せず連対2頭の内へ入ってしまったのが悔やまれるところ、休み明けでハンデ差もあったが外へ出せれば突き抜けていたか。

日曜京都7レース2勝クラスでは1番人気に応えて3歳アスクドゥポルテが勝利。昇級後の特別戦連続2着から平場戦に回っての出走。直線では馬場の真ん中に持ち出され粘る先行馬を差し切り。この勝利で岩田望騎手が中央年間100勝達成。

先週は土曜未勝利、日曜京都1勝の週間1勝。2勝クラス1勝で大きな賞金加算とはならなかったがG3福島記念3着馬も出すなどして前回から3000万ほど加算し10位をキープ。

 

マイルチャンピオンシップには22年G2チューリップ賞、前走23年G2富士Sで重賞2勝、G2富士Sで優先出走権を獲得したナミュールが出走予定。

産駒成績は17年1着・18年2着・19年3着ペルシアンナイト。

ナミュール勝利で2勝目。

 

・11位以下

11位ヘニーヒューズは未勝利1勝、G3武蔵野Sで2着馬も出したが10位ハービンジャーとの差は前回から僅かに開いた。

12位ドレフォンは3勝クラス特別1勝、入着数も多く獲得賞金15億円を突破したがトップ10までは、まだ差が大きく10位ハービンジャーとは1億7500万ほどの獲得賞金差。

 

 

・11位以下マイルチャンピオンシップ産駒登録注目種牡馬。

14位(14位)ダイワメジャー

21年G3新潟2歳S・G2デイリー杯2歳S、22年G2富士S・G1マイルチャンピオンシップでG1レース1勝、重賞4勝、前走G1安田記念2着、レーティング1位セリフォス。

22年G3シンザン記念で重賞1勝、22年マイルチャンピオンシップ10着、前走G2富士S5着マテンロウオリオンの2頭が出走予定。

産駒成績は13年2着ダイワマッジョーレ、20年3着アドマイヤマーズ、22年1着セリフォス。

競走馬時代は3度出走し05年2着(1着ハットトリック)・06・07年1着。

産駒勝利で2勝目、22年セリフォス勝利で同一G1レース父子制覇達成済。

セリフォス勝利の場合は84・85年ニホンピロウイナー、91・92年ダイタクヘリオス、97・98年タイキシャトル、03・04年デュランダル、06・07年ダイワメジャー、20・21年グランアレグリア以来7頭目の連覇達成。

マイルチャンピオンシップ父子制覇はダイワメジャー・デュランダル父子のみで同一G1レース父子連覇の場合は史上初

 

 

・11位以下産駒重賞勝利種牡馬

18位(18位)シニスターミニスター(10億3657万3000円)(52勝)

ドライスタウトが武蔵野Sを勝利

G3レパードSライオットガール以来の本年重賞2勝、通算12勝

ドライスタウトは中央重賞初制覇

(21年全日本2歳優駿、23年オーバルスプリントで地方交流重賞2勝)

武蔵野Sは17年インカンテーション以来2勝目

 

132位(250位)パレスマリス(5491万2000円)

ジャンタルマンタルがデイリー杯2歳Sを勝利

産駒中央重賞初出走で初制覇

ジャンタルマンタルは2戦2勝

中央勝ち馬はアクイール、ジャンタルマンタルの2頭

競走馬時代は13年ベルモントSなど米G1レース2勝、重賞6勝、カーリン経由、ミスタープロスペクター系種牡馬

半弟に本年のG1天皇賞(春)など重賞3勝ジャスティンパレス

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位ディープインパクト2754勝(0)

2位サンデーサイレンス2749勝
3位キングカメハメハ2206勝(0)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝
7位ハーツクライ1509勝(1)

8位クロフネ1486勝(0)

9位サクラバクシンオー1435勝

10位ライジングフレーム1379勝

11位ダイワメジャー1294勝(1)

12位パーソロン1272勝

13位ヒンドスタン1258勝

14位マンハッタンカフェ1162勝(0)

15位ステイゴールド1145勝(0)

16位トサミドリ1135勝

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1086勝(0)

19位ネヴァービート1064勝

20位ゴールドアリュール1057勝(0)

21位トニービン1054勝

22位アフリート1040勝
23位チャイナロック1012勝

 

ロードカナロア963勝(6)

ネオユニヴァース931勝(0)

ルーラーシップ727勝(1)

ハービンジャー673勝(1)

へニューヒューズ554勝(1)

キズナ510勝(5)

オルフェーヴル496勝(1)

エピファネイア380勝(2)

ドゥラメンテ360勝(41

モーリス328勝(2)

ドレフォン195勝(1)

キタサンブラック141勝(1)

スワーヴリチャード21勝(0)

※2023年11月12日現在

 

◆今週の重賞

●マイルチャンピオンシップ(G1 京都芝1600m)

・出走馬決定順

1位セリフォス(4億7450万)(レーティング1位 14位ダイワメジャー)

2位シュネルマイスター(2億8900万)(レーティング2位 81位キングマン)

3位ダノンザキッド(3億2830万)(レーティング3位 15位ジャスタウェイ)

4位ソウルラッシュ(1億650万)(レーティング4位 8位ルーラーシップ)

5位バスラットレオン(1億8790万)(レーティング5位 3位キズナ)

6位ナミュール(富士S1着 1億5400万)(10位ハービンジャー)

7位ダノンスコーピオン(1億6200万)(1位ロードカナロア)

8位エルトンバローズ(1億2500万)(50位ディープブリランテ)

9位レッドモンレーヴ(1億1600万)(1位ロードカナロア)

10位ジャスティンカフェ(9650万)(9位エピファネイア)

11位ソーヴァリアント(8950万)(17位オルフェーヴル)

12位マテンロウオリオン(8800万)(14位ダイワメジャー)

13位イルーシヴパンサー(8750万)(5位ハーツクライ)

14位セルバーグ(8000万)(9位エピファネイア)

15位エエヤン(7200万)(20位シルバーステート)

16位ビーアストニッシド(3700万)(42位アメリカンペイトリオット)

 

・16頭登録

 

●東京スポーツ杯2歳S(G2 東京芝1800m)

 

 

◆他OP特別

●京都

アンドロメダS(L・芝2000m)

●東京

霜月S(ダート1400m)

●福島

福島民友C(L・ダート1700m)