今週も中京・福島・函館の3場開催で2回函館は最終週。
重賞は函館の2重賞、G3函館記念、G3函館2歳Sの実施週。
●1位(1位)ロードカナロア(23億1812万3000円)(91勝)
(22億7280万6000円)(90勝)
夏競馬の時期で上位勢も伸びませんが、先週も1勝加算し重賞入着馬を出すなどして獲得賞金23億円突破。リーディング獲得に向け順調な推移といえるでしょう。
函館記念には産駒登録なし。
函館2歳Sにはナナオ、ベアゴーゴー、ロータスワンドが登録。
ナナオは牝馬限定新馬戦2着から2戦目の牝馬限定未勝利戦から勝ち上がり。初戦は0秒1差2着で当時の勝ち馬も登録されていますが相手関係やキャリアが1戦余計というよりは負担重量増で減量騎手を起用していたために53キロから今回は2キロ増。函館リーディングとなりそうな佐々木大輔から西村淳也へ乗り替わりという想定。
ベアゴーゴーとロータスワンドは2回函館2日の芝1200m戦に出走し1着ロータスワンド、2着ベアゴーゴーの産駒ワン・ツーとなったレースでキャリア2戦目。本年は登録時点で16頭なので未勝利馬2頭も出走可能。初戦でも先着していますしこの2頭ではロータスワンドでしょう、半姉ブランボヌール、半兄ビアンフェも函館2歳S勝ち馬。母ルシュクルも函館2歳Sは6着でしたが当地で2歳新馬勝ちの早期から活躍する傾向。芝1200mの持ち時計はトップの逃げ切りと、このレースで割と消える新馬戦の内容ですが早い時計で勝った訳ではないので最終日の芝に対応できれば、中間に重馬場の実施などはありましたが、馬場が傷んでいるというようなこともないようなので。15年ブランボヌール、19年ビアンフェ勝利ということで、4年周期ならば本年は母ルシュクル産駒のロータスワンドがこのレースを勝利?ロードカナロア産駒やミスプロ系が強いというレースでもないようですが。想定は藤岡祐介の継続で半兄ビアンフェの19年函館2歳Sも藤岡祐介による勝利。所属の中竹厩舎は15年ブランボヌール、18年アスターペガサス、19年ビアンフェで過去3勝。
●2位(2位)ドゥラメンテ(19億9606万1000円)(64勝)
(19億5491万5000円)(62勝)
先週は1勝クラス特別など2勝。次回で獲得賞金20億円突破となるでしょう。
今週の重賞登録馬は函館記念のレインフロムヘヴン。
先週の七夕賞は登録のみで出馬はしなかったようでこちらへ。七夕賞は登録時非抽選馬対象でしたがここも登録時1/4抽選で出走可能。想定は佐々木大輔で出走し騎乗の場合は22年G3アルテミスS以来2度目の重賞騎乗。父親が二ノ宮敬宇厩舎でエルコンドルパサーなどを担当していたらしく現在は堀厩舎所属ということでそのような繋がりでしょう。
函館2歳Sは産駒登録なし。
未勝利馬も登録されていますがドゥラメンテ産駒は現2歳で勝ち馬はなく、函館2歳Sから勝ちに行くような産駒傾向でもないでしょう。セレクトセールも開催中ですが、そちらにも上場されている現1歳が最終世代で函館2歳Sに来年出走がなければもう産駒出走もないのですが。過去産駒出走なし、同じく夏競馬の芝1200m2歳戦G3小倉2歳Sにも過去産駒出走なし。
●3位(3位)ディープインパクト(19億1448万4000円)(54勝)
(18億7598万円)(53勝)
先週は障害未勝利の1勝。3勝クラス五稜郭S3着ミスフィガロなど先週は2着1頭3着4頭など特別戦の入着も複数見られ獲得賞金19億円突破。本年のセレクトセール開催中で当記事でセレクトには触れませんが先週勝利のザレストノーウェアもセレクトセール3億8880万円取引馬。ミッキーアイルの全弟で近藤利一さんが購入し友道厩舎に入っていた馬ですが、亡くなって名義変更し現在は関東馬などということだと思われます。
今週の重賞登録馬は函館記念のドーブネ。
こちらは千葉サラの5億円超え落札馬ですが前走OP巴賞2着から出走し勝利で重賞初制覇。本年のG2中山記念3着など古馬になってOPクラス昇級後も掲示板は外してなく、2歳時にはOPききょうS勝利も。2000mまでは許容範囲でしょうが1800mまでしか勝利経験がなく、前走は函館芝1800mの巴賞を57キロで58キロのアラタに着差は僅かでも完敗といったレースぶり。アラタもここに登録され今回もハンデはアラタ58キロに対しドーブネ57キロ。メンバーも強化された1ハロン延長でどこまでやれるか。想定は武豊の継続。
函館2歳Sには産駒登録なし。
現3歳世代が最終世代なので本年以降2歳馬の出走なし。函館2歳Sは15年ブランボヌールで1勝。
●4位(4位)キズナ(18億3329万2000円)(69勝)
(18億1143万3000円)(68勝)
先週は新馬1勝。獲得賞金は少なかったのですが、G1レースもなく上位種牡馬でもこの時期はさほど伸びませんので。2歳戦で先週も勝ち馬が出て早くも3勝と好調、2歳から走りますし良い意味での通常運転でしょう。
函館記念にはローゼライトが登録。前走の牝馬限定3勝クラスシドニートロフィーを勝ってOPクラス初出走で重賞挑戦。札幌で1勝も函館には実績がなく相手関係で厳しいでしょう、ハンデ52キロでどこまで。先週の七夕賞では牝馬の健闘もありましたが、函館記念も近年牝馬は苦戦傾向で98年パルブライトが最後の牝馬勝利。本年牝馬の登録はルビーカサブランカ、ローゼライトの2頭のみ。
函館2歳Sにはルージュレベッカが登録。
芝1200mの持ち時計が1番遅いのですが稍重の6頭立てなのでさほど気にすることもないでしょう、6日の間の連続開催ですが2回函館最終週でこのようなタイプが台頭するレースでもあるので。産駒は19年ビアンフェで勝利。想定は新馬戦勝利時の横山和生。
●5位(5位)ハーツクライ(15億8185万4000円)(53勝)
(15億6382万4000円)(52勝)
先週は1勝クラス1勝。先週で4週連続重賞出走馬がなくこの辺りも本年はこのランクにとどまっている要因でしょう、今週は重賞登録馬もいますので。
函館記念にはキングオブドラゴン、スカーフェイスの2頭が登録。
キングオブドラゴンはG2日経賞7着以来4ヶ月ぶり。前走は不良馬場ということもあって動けませんでしたが近走は芝2000m超の距離で使われており芝2000m戦の出走は22年6月のG3鳴尾記念以来。小回り実績にも乏しく先手を取れても早めに来られた際どこまで踏ん張れるか。想定は富田暁。
スカーフェイスは前走G3鳴尾記念8着から。前走はOP(L)大阪城S勝利時と同様に大外枠を引いたので良いと思いましたが最後の直線で捌き切れずに伸びず。転厩後は西村淳也の騎乗で道中はインを追走し最後に外へ持ち出すレースをしているようでこれが嵌れば。阪神の外回りでリステッドレースを勝利など基本的に小回りは合わないとも思います。想定は西村淳也の継続。日曜の最終レースは乗り替わりでしたが要は打撲でしょうから問題ないと思われます。
函館2歳Sは産駒登録なし。
ハーツクライ産駒も基本的に、この時期の2歳芝1200m重賞というタイプでもないのですが最終世代2歳は未勝利で登録なし。産駒は未勝利ですが昨年3番人気クリダームが2着。
●6位(6位)モーリス(15億1810万5000円)(60勝)
(14億9132万3000円)(59勝)
先週は新馬1勝で獲得賞金15億円突破。
函館記念にはアルナシームが登録。前走3勝クラス垂水Sを勝利しての重賞出走。2歳時にはイクイノックスやドウデュースなどと重賞でも走っていた馬で、世代を代表するというよりは中央競馬史上でも上位にランクされるようなそれらの世代トップクラスに当時は勝てませんでしたが気性面に問題のあった馬で、条件戦を勝ち上がって来たようにその辺りも改善されているでしょう。距離1800mまでしか出走経験はないのですが気性面の成長で距離が持つのならばこの相手でも勝ち切る潜在能力はあると見ます。前走で勝利した3勝クラス垂水Sは20年ランブリングアレー、21年アカイイト、22年イズジョーノキセキと近3年の勝ち馬は牝馬限定戦ながらG1勝ち馬も含む後の重賞勝ち馬。17年勝ち馬は重賞不出走ですが先週の七夕賞で産駒セイウンハーデスが勝利した種牡馬シルバーステートなど、出世レースということからアルナシームにも期待。想定は鮫島克駿で厩舎は先週セイウンハーデスでG3七夕賞勝利の橋口厩舎。
函館2歳Sには産駒登録なし。
本年既に2歳戦6勝、獲得賞金もトップで2歳リーディング首位を開幕週から明け渡していませんがここは産駒登録なし。ここまでの2歳戦勝ち馬は東京2勝・阪神2勝・中京1勝・福島1勝の6勝で函館の2歳戦は勝ち馬なし、6頭中5頭は芝1400m以上の距離で勝利など、早期に新馬・未勝利勝ち後の賞金加算というよりも今後のクラシックやNHKマイルカップ路線で、といったタイプが多いように思われます。
過去の函館2歳Sも20年に初年度産駒カイザーノヴァが出走し5着というのが唯一の出走。初年度産駒は中々勝ち馬を出せずカイザーノヴァで産駒初勝利、そこから連闘で函館2歳Sに出走したもの。
●7位(7位)キタサンブラック(14億2144万3000円)(48勝)
(14億542万5000円)(47勝)
先週は未勝利1勝。
今週の重賞に産駒登録なし。
先週の賞金加算も少なく特筆すべきことも見当たらないのですが、重賞出走馬も先月はG1安田記念ガイアフォース4着とG1宝塚記念イクイノックスのみ、今週も重賞登録馬はなく下半期は依然として重賞出走馬なし。2歳戦も1頭出走したのみで5着に入着していますが5頭立て勝ち馬から3秒6差の5着という状況なので、基本的に産駒が函館2歳Sから勝っていくタイプではないというのは他の上位種牡馬と同様でしょう。
●8位(8位)ルーラーシップ(10億5526万3000円)(54勝)
(10億4270万3000円)(53勝)
先週は3歳未勝利1勝で入着数も少なくルーラーシップも伸びない週間に。
今週の重賞登録馬は函館2歳Sのバスターコール。函館以外の新馬勝ち馬という段階で要らないと思うのですが東京の新馬戦とはいえ抑えが利かずダミアン・レーンでなんとか逃げ切ったようなレース。他場からの参戦では余程抜けていないと無理でしょうし今回はクリストフ・ルメールで過剰人気しそうなのも嫌いたい要素。母デグラーティアは阪神デビューの小倉2歳S勝ち馬なのでそのような面もありますが。
21年は夏季オリンピック関連で1回札幌⇒1回函館の順で実施され1着ナムラリコリスは札幌の新馬戦2着、函館の未勝利戦1着から。2着カイカノキセキは札幌の新馬戦勝利からというローテですがこの年度は特殊ケースでしょう。19年2着タイセイビジョンが阪神デビューなどの例もなくはないのですが。
●9位(9位)ハービンジャー(10億2669万2000円)(47勝)
(9億9184万4000円)(45勝)
先週は未勝利2勝で獲得賞金10億円突破。年間トップ10内復帰に向けて良いペースでしょう。先週は12位~14位の昨年トップ10内種牡馬が好調だったのは気になるところですが。
今週の重賞登録馬は函館記念のローシャムパーク。先週のG3七夕賞で非抽選馬となったスタッドリーも登録され登録時1/4抽選で出走可能。
ローシャムパークは3勝クラスむらさき賞1着から。G2セントライト記念3着などもありますが早くから素質を評価されていた3代母エアグルーヴのパロクサイド一族が体質強化で順調に使えるようになったかと。怪しいのは小回りや夏季の暑さへの対応など、主場4場などで実力を発揮しそうなタイプだけにこのレースはやや疑問。ノーザン勢も他に有力馬を多く抱えていますし札幌記念まで見据えこの馬でサマー2000シリーズを獲りに来たと見れば。想定はクリストフ・ルメール。
6月に最終週まで勝ち馬の出なかったハービンジャーですが6月最終週から先週まで10勝中8勝は函館、うち函館芝2000mで4勝。先週の2勝も3歳未勝利戦ながら函館芝2000mで産駒全体の傾向としては洋芝・小回りで強いとなるでしょう。ローシャムパーク自体あまりそのようには思えませんが。
函館2歳Sには産駒登録なし。
2歳戦は1頭勝ち馬も出て函館の勝利ですが2週前の函館芝1800m勝利のワンブランチで、札幌芝1800mのOPコスモス賞に回りそうなので。
●10位(11位)ドレフォン(9億3193万7000円)(58勝)
(8億9064万5000円)(55勝)
先週は2勝クラス特別など3勝。G3プロキオンS入着馬なども出て前回10位ヘニーヒューズを逆転してトップ10内復帰。
今週の重賞に産駒登録なし。
2歳勝ち馬は2頭出ていますが中京・福島の勝ち馬で1頭は先週の福島で未勝利勝ち。
・11位~15位
前回10位ヘニーヒューズは11位に後退。今週の重賞にはG3函館2歳Sにゼルトザームが登録。函館ダート1000mの新馬勝ち馬で芝に対応すれば、祖母ローズバドの薔薇一族で合いそうな気もしますし差して勝って来たのも魅力でしょう。OP(L)名鉄杯などにも産駒登録あり。
12位キングカメハメハは順位こそ変わりませんでしたが、土曜は函館のOPマリーンSのみ産駒1頭出走でペプチドナイルが勝利。OP(L)大沼Sからの函館ダート1700mを連勝でG3エルムSまで使ってしまうと、北海道地区とはいえ酷暑の時期に詰めたローテで激走続きの秋は期待薄。エルムSまで出走するのならば逆転トップ10入りに向けて勝ち切ってもらうしかないでしょう。日曜は7頭の出走で1頭の入着でしたがG3七夕賞9番人気ククナ2着で獲得賞金9億円を突破、10位ドレフォンとは3100万ほどの差に。
4歳上の産駒しかいないので函館2歳S出走馬はいませんが産駒重賞初勝利は初年度産駒フィフスペトルの08年函館2歳S。当時の鞍上は先日通算1000勝達成の三浦皇成、このレースでルーキーイヤーの重賞初勝利。
函館記念にはアラタ、ハヤヤッコ、ルビーカサブランカの3頭が登録。
アラタは昨年6着でこれは重馬場なども影響したでしょう。その後の重賞はG1級の相手と戦いつつ全て入着。以前は負担重量で泣くような印象もありましたが前走58キロで勝利し今回もハンデ58キロですが有力馬との差も少なく連勝の可能性も十分。
ハヤヤッコは昨年の勝ち馬でこちらは重馬場も向いたでしょう。前走G3新潟大賞典は不良馬場で対応し切れませんでしたが展開も向かず、洋芝で渋れば力を発揮するかと。
ルビーカサブランカは前走OP巴賞5着から。休み明けを叩かれ距離延長はプラスでしょうし前走は57キロだったので牝馬苦戦傾向のレースながらハンデ55キロで。
ハヤヤッコは連覇も懸かりますが産駒によるレース連覇となればトップ10内浮上も見えて来るでしょう。
13位に先週5勝のエピファネイア。2勝クラス特別3勝の週間と漸く調子も上がって来たか、2歳戦は最序盤こそ不振でしたがやはり走るようで、この得意カテゴリーで稼がないと逆転トップ10入りはさすがに無理でしょう。先週の2歳新馬勝ち馬はセレクト3400万円取引馬が2億円以上取引馬の2頭を相手に逃げ切りましたが、そうまでしないとセレクトセールで…というタイミングもあったでしょう。重賞勝ち馬も出ていますが古馬になったら厳しいのはもう明らかなので。
今週は函館2歳Sにアガシが登録。前記ゼルトザームの勝利した函館ダートの新馬4着から2戦目の函館芝で勝ち上がり。前走2着セントキルダも同じ新馬戦に出走しており連闘使いの函館開催3走目で先週勝ち上がり。
14位以下は10位と差はありますが先週G3プロキオンSをドンフランキーが勝利のダイワメジャーが14位。G3七夕賞をセイウンハーデスが勝利のシルバーステートが15位。
・2歳部門
1位(1位)モーリス(6150万)(6勝)
2位(5位)スワーヴリチャード(3630万)(4勝)※新種牡馬
3位(4位)ダイワメジャー(3085万)(3勝)
4位(2位)ヘニーヒューズ(2962万)(3勝)
5位(6位)キズナ(2702万)(3勝)
6位(3位)ロードカナロア(2650万)(2勝)
7位(10位)リアルスティール(2393万)(2勝)
8位(15位)エピファネイア(2212万)(2勝)
9位(13位)ドレフォン(1922万)(2勝)
10位(7位)ルーラーシップ(1874万)(2勝)
11位(11位)マジェスティックウォリアー(1842万)(1勝)
12位(7位)ブリックスアンドモルタル(1802万)(2勝)※新種牡馬
13位(9位)パイロ(1730万)(2勝)
14位(17位)イントゥミスチーフ(1725万)(2勝)
15位(28位)ジャスタウェイ(1584万)(2勝)
16位(12位)サトノクラウン(1560万)(2勝)
17位(16位)ダノンレジェンド(1410万)(1勝)
18位(14位)ハービンジャー(1372万)(1勝)
19位(22位)ビッグアーサー(1330万)(1勝)
20位(18位)リアルインパクト(1300万)(1勝)
首位モーリスに勝ち馬が出て依然として首位をキープ。新種牡馬スワーヴリチャードからも勝ち馬が出て2位に浮上。近年新種牡馬リーディングは2強の争いといった状況が続いており、ここまでの結果からはあ本年もスワーヴリチャードとブリックスアンドモルタルの争いとなるでしょう。ここに絡んでくると思われたレイデオロがここまでは酷すぎるので巻き返しがあれば。
今週はG3函館2歳S実施も1位~3位の産駒は登録なし。ヘニーヒューズは産駒登録もこれまでダートでしか勝ち馬が出ていなくここもダート新馬勝ち馬1頭が登録。2歳トップ10内からはキズナ、ロードカナロア、エピファネイア、ルーラーシップ産駒が登録。世代初の特別戦および2歳重賞実施週ですが複数頭登録のロードカナロア産駒が上位独占でもしない限りは今週もモーリス首位は動かないでしょう。
先週は芝2000m戦の実施や白毛馬カルパの出走などもありましたが、有力馬が出て来たというよりはロケダイモーンやドゥマイシングがいきなりやってしまったという印象も強かったように思います。上記で邪推もしましたが2戦目以降で変われば。
・母の父部門
(前回)
1位ディープインパクト 22億1308万8000円
2位キングカメハメハ 18億6333万9000円
3位クロフネ 13億9902万8000円
4位シンボリクリスエス 13億1577万9000円
5位マンハッタンカフェ 13億679万6000円
(今回)
1位ディープインパクト 23億883万円
2位キングカメハメハ 19億6578万3000円
3位クロフネ 14億2828万3000円
4位マンハッタンカフェ 13億7799万1000円
5位シンボリクリスエス 13億6128万9000円
首位ディープインパクトは3勝クラス阿武隈Sシンボなど4勝。G3七夕賞2着ククナ、G3プロキオンS4着エルバリオなど重賞入着馬も出て獲得賞金23億円突破。
2位キングカメハメハは2勝クラス特別など4勝。G3プロキオンS2着リメイクなど入着数も多く週間ではディープインパクトを上回る1億円超えの加算で獲得賞金19億円突破。
3位クロフネは未勝利1勝ながら前回100万円弱まで迫っていたこともあり獲得賞金14億円突破。先週の1勝は日曜福島4レース13番人気のエーシントップ産駒ボールドトップで単勝326.2倍の勝利。2着は10番人気馬で枠連配当14万9110円は1970年2月に記録された12万3410円を53年ぶりに更新する中央枠連最高配当。
4位に前回5位マンハッタンカフェ。G3七夕賞セイウンハーデス、OPマリーンSペプチドナイルなど4勝加算。
5位に前回4位シンボリクリスエス。順位を1つ下げたものの4勝の好調週。先週4勝のうち3勝は2歳戦で2歳新馬2勝、2歳未勝利1勝。
G3七夕賞は父シルバーステートのセイウンハーデスが勝利。母の父マンハッタンカフェは4位。
母の父マンハッタンカフェはG1日本ダービー タスティエーラ以来の本年重賞3勝、通算20勝。
七夕賞は21年トーラスジェミニ以来の産駒2勝目。
G3プロキオンSは父ダイワメジャーのドンフランキーが勝利。母の父サンリヴァーは94位。
母の父サンリヴァーは中央重賞2度目の出走で重賞初制覇。
過去重賞成績は22年G3アーリントンCドンフランキー12着。
中央産駒出走はなく母の父として中央10勝中9勝はドンフランキーのきょうだい母ウィーミスフランキーの産駒によるもの。ウィーミスフランキーは11年米G1オークリーフSなど米G1レース2勝。
サンリヴァーは競走馬時代に07年米G1ハリウッドターフCなど重賞3勝、全姉に04年ケンタッキーオークス、BCディスタフなど米G1レース7勝のAshado。セイントバラード経由ヘイルトゥリーズン系種牡馬。