先週の重賞回顧(皐月賞) | ブログ

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1着ロゴタイプ
普段はそれほど調教は予想の参考にしないのだが直前の調教があまりにも軽いので嫌ったが最終は軽めで良い馬のようで見事に勝たれた。一応2番手扱いにはしたがこれだけのレースをされては本命に出来なかったのではどうしようもなく相手も見ていないので予想はどうにもならなかった。道中内で我慢させて勝負所で持ち出しての勝利、2・3着馬が引っ掛けられて落としたのと対照的にピタリと折り合っての快勝、ミルコはスローを動いて捻じ伏せる印象でこのようなレースはクリストフがよく見せるがどちらにしろ上手く中央のトップの騎手と比べるレベルではないのだろう。時計は紫苑Sで出たような従来のレコードで砂がモウモウと上がるような目砂を入れたG1仕様の馬場でマイラーが引っ張れば出るだけなのでそれ自体は大して価値がないが、この世代の現状では一歩抜けた印象。日本ダービーで乗り替わりになるようで弟クリスチャンならさすがに落ちるだろうが対抗勢力の騎手よりは断然上だろうから問題ない、距離も伸びてどうかだが内が伸びる作りの東京で先行も出来る中山の2000mの方がよっぽどタフなので次も有力と見る。

2着エピファネイア
想定した通り引っ掛けられてその分負けた、前走よりはイレ込みも多少マシで使われた分の前進。弥生賞組よりは本来上でロゴタイプよりは下ということだろう。勝ち馬に比べて騎手が劣るが書くと長いので今回はこれぐらいで、それでも2着するだけのレベルにあるということを見られずこの馬の予想に関しては完敗。

3着コディーノ
他馬とぶつかって掛かって伸びなかったというようなコメ、前走は内に入れて失敗、外に出せば朝日杯FSみたいに掛かるので出せずで気性の問題だろうが距離面も影響しているか?それでいてこれならばよくやっているが所詮ここまで。その序盤の接触で「やーめた」で残り手綱ブランブランさせて早々にケツ上げなかっただけでも立派だろう、向かないという事もないが東京向きなどということはなく日本ダービーなら当然消す。

4着カミノタサハラ
前走は早目に動いて捻じ伏せたが騎手が全く違うのでそれも出来ずここまで、本来は東京向きで次走は怖いが騎手がそのままなら消しても良いか?今回も出来もしない立ったり座ったりの騎乗して外に出す場面で馬が内に入っている、騎座がしっかりして動かして来るタイプでアレは合わないと思うし昨年の日本ダービーでも天皇賞(秋)でも内を掬われて負けているようにこの馬のレースぶりからまた外を回して落とす気がしてならない、今の東京でそれは厳しい。

5着タマモベストプレイ
せめてこの馬が2着してくれれば馬連ボックスなので拾えたがやはり1ハロン長かったか伸びきれず。前が速くていつもより後ろ目になったのもあるが前走はロスのない競馬だったので勝ち馬とはやはり差があった。ズブイので日本ダービーの方が良いとの騎手コメだが決してそんなことはないだろう、騎手自体はそういう馬を動かして引っ叩きつけて押して持って来ることには長けているが。

6着テイエムイナズマ
人気の割には前に来たがハイペースで止まった馬を拾っただけで全く勝ち負けになっていないし特に評価することもない。馬主にとっては有難いのだろうが馬券を購入する分にはそれほど意味はない。今回に関しては好走という評価で良いだろうとこれが日本ダービーに繋がるとは思わないし豊さんもキズナで勝負だろうから買うならそちらで。

7着マズルファイヤー
行きたかったようだが出遅れて前半に無理をしなかった分は前に来たが同型も多くそれ以前に勝ち負けできる能力ではなかった。

8着クラウンレガーロ
早目に動いて自分の競馬をしたが外枠からで前も速く展開も厳しかった、これが経験になるとかはあまり考えないのだが、これが良い経験になれば・・・。脚質的には皐月賞向きだと思うので日本ダービーでは厳しいと思うが賞金的に出走も難しいか?これからも追い続けたい馬ではある。

9着メイケイペガスター
この騎手では折れあえないので極端な最後方から終いだけやって最速上りで9着、これも毎度書くがこのようなレース振りでこの着順で最速上りを計時しても意味がない。マイラーではないかという気もするが難しそうな印象が拭えない。

10着インパラトール
これぐらいではG1で太刀打ち出来るレベルではなく力負け、桜花賞で勝利したC.デムーロ騎手で組み合わせも同じような配合だったがそれだけでは勝負にならず。

11着ナリタパイレーツ
行けなかったというレースだが、すみれSも強風で差せない中を楽逃げさせてもらって恵まれたもの。日本ダービーでということではないがもっと軽い相手の2400mぐらいの方が合う印象。

12着フェイムゲーム
今回予想記事でよく見らていたと言えるのはこの馬の評価についてだけ、良い馬だとは思うのだが完成もまだ先でG1でというタイプではなさそう。今回に関しては硬い馬場の速い時計の決着が向かなかったとのこと「出遅れて終わってから突っ込んで来たから強い」この理論はもういいだろうと前走は他にもロスはあっただろうがロス探しに躍起になっているだけでこのような馬を買えば外れるというだけ、結果で出ている。買わなくても外れたのだからどうしようもないが・・・。

13着コパノリチャード
特に本命ということでもないが5頭チョイスした中の逆転含みの単穴候補、スローなレースが多かったのもあったが当日は前残りの連続で内田さんが直前の芝レースで同距離となる鹿野山特別をスローで逃げ切ったので行けると判断して単複まで買ったが当然この距離で持つわけがなく最後は歩いた。鹿野山特別の1000m通過が1.00.5で1.59.7の勝ち時計、皐月賞が1000m通過58.0で1.58.0のレコード決着、時計自体に価値はないと先述したがラップ自体が全く違った。逃げ馬が揃っても隊列が決まってペースが落ち着いたりする今年の宮記念のようなものを想定したが全然そういうことにならなかった、苦し紛れで買って大失敗した。

14着サトノネプチューン
道中力んで走ってダメとのこと、これだけの騎手でそうなのだから使われて煩さが出て来てしまったということか?

15着ラブリーデイ
騎手コメを意訳すると「馬は頑張ってるよ」というようなもの、そういう言い方は当然していないが。恵まれた相手にOPを勝ってスローで傾れ込んで重賞2着しただけなので今後も厳しいと思う。

16着ミヤジタイガ
乗り替わりになった騎手の時点でダメだったろうが当日乗り替わりで更にダメな騎手になって勝負にならなかった。ここまで負けるぐらいだから本調子でもなかったのだろうか?1800m向きのネオ産駒という気もする。

17着クリノヒマラヤオー
記念出走のダート馬なのでこの馬が突かなければとも思うがそれもある程度予想は出来たので仕方ない。ダートに戻って見直し。

18着レッドルーラー
脚質から馬場も向かなかったのだが前走の決め脚があればと騎手も考慮して狙ったが異常歩様発生とのことで流してゴールイン。普通に走ってもこの馬場ではというところだがクラウンレガーロ含め若葉Sで優先出走権を得た2頭の評価を上げ過ぎた、素直にスプリングS勝ち馬と弥生賞上位馬の人気順で良かったのが今回、混戦を喧伝され決めきれずに何もかも失敗した予想になった。