中央競馬総合リーディングサイアー(2月17日現在) | ブログ

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ランキングデータ

◆重賞勝利種牡馬
フェブラリーS グレープブランデーの父マンハッタンカフェは2位⇒2位
ダイヤモンドS アドマイヤラクティの父ハーツクライは3位⇒4位
小倉大賞典 ヒットザターゲットの父キングカメハメハは4位⇒3位

1位(1位)ディープインパクト(5億5243万5000円)
コメットシーカー、ジェットストリーム(障)、ジョングルール、ヘルデンテノール(セントポーリア賞)、リベルタス(琵琶湖特別)で計5勝
賞金5億円突破
先週は重賞勝利こそなかったものの特別戦2勝、障害OP1勝の計5勝で週間最多勝。小倉大賞典では2番人気ダコールが2着、1番人気パッションダンスが5着、洛陽Sでは2番人気ダノンバラードが4着と上位人気ながら勝ち切れなかったが賞金加算、ジョングルールやリベルタスといったクラシック路線に乗り掛けた馬も条件戦でキッチリ勝ち上がりサンカルロの弟となるヘルデンテノールも自己条件の特別戦を快勝、新馬のコメットシーカーは断然人気に応えデビュー戦で圧勝と高次元で安定し賞金5億円突破、前回の2位~4位種牡馬が重賞勝ち馬を出した週であったが首位を堅持。

2位(2位)マンハッタンカフェ(4億6704万2000円)
グレープブランデー(フェブラリーS)、タガノリベラノで計2勝
勝利数20到達 賞金4億円突破
先週はG1フェブラリーSと500万の計2勝で20勝到達、格は違えど先週の2勝はいずれもダート戦での勝利、昨年は最終週までネオとトップ10最後の座を争う羽目になったマンカフェだが今年は序盤から絶好調、グレープブランデーのG2・G1制覇が効いているが勝利回数もここまで2位タイで全体的にも非常に強い、昨年は3月まで賞金3億円台で4月初めの大阪杯・ダービー卿CTをショウナンマイティとガルボが勝利してここで一気に5億円台に乗せたのだがそこから考えてもかなりのペース、クラシックのTRレースもスタートし3歳の高額賞金重賞が始まってくれば苦しそうだが2月段階でこの貯金は大きい。DI追走とはならないだろうが今年はトップ10争いに窮すということはなさそうだ。フェブラリーSにもう1頭出走した初ダートのガルボは11着、小倉大賞典のゲシュタルトは6着に敗れた。
グレープブランデーがフェブラリーSに勝利し本年の重賞勝利は東海Sでもグレープブランデーが勝利していたので2勝目の通算32勝目。G1勝利は09年NHKマイルCジョーカプチーノ、秋華賞レッドディザイア、11年天皇賞(春)ヒルノダムールに続く4勝目で中央のダートG1は初制覇。

3位(4位)キングカメハメハ(3億7404万2000円)
ヒットザターゲット(小倉大賞典)、ホノカアボーイで計2勝
賞金3億円突破
先週はG3小倉大賞典と東京ダート2400mの1000万で計2勝、洛陽Sではカネトシディオスが2着するなど賞金3億円を突破し3位に浮上。フェブラリーSに産駒から初出走となったタイセイレジェンドは14着、ダイヤモンドSで連覇を狙ったケイアイドウソジンは10着に敗れた。漸く3位まで上がって来ていずれ2位になるだろうがDIに既に離され1位に上がるでもなく3位に落ちるでもないといったシーズンになりそうだ。
ヒットザターゲットが小倉大賞典に勝利して本年重賞初制覇、今回の勝利で産駒デビューの08年から6年連続重賞制覇も達成。重賞勝利は昨年の朝日チャレンジCショウリュウムーン以来で通算41勝、ヒットザターゲットは昨年の新潟大賞典以来となる重賞通算2勝目。産駒の小倉大賞典勝利は初で小倉競馬場の産駒重賞勝利は11年北九州記念トウカイミステリー以来となる3勝目で重賞未勝利の競馬場は中京競馬場のみとなっている。
今回、中央重賞は本年初勝利となったが川崎記念ハタノヴァンクール、佐賀記念ホッコータルマエと地方の交流重賞では本年早くも2勝している。

4位(3位)ハーツクライ(3億6436万2000円)
アドマイヤラクティ(ダイヤモンドS)、ポセイドンバローズで計2勝
賞金3億円突破
先週はG3ダイヤモンドSと未勝利で計2勝、前回僅かに届かなかった3億円を突破したがカメに交わされて4位となった。中々重賞を勝ち切れなかったアドマイヤラクティが重賞勝利、ハーツ産駒というのはこれまで重賞2勝馬が出ていないがダイヤモンドSというのは年1施行の特殊距離で今後も重賞を勝てるかとなると他の重賞勝ち馬同様に懐疑的、ダイヤモンドSではサクセスパシュートも5着に入って2頭が掲示板に入った。
アドマイヤラクティがダイヤモンドSに勝利し本年の重賞勝利は京成杯フェイムゲームに続き3勝目。これまでの年間重賞勝利回数は昨年の3が事故最多で今年は2月の競馬を1週残して早くもそれに並んだ。

5位(6位)ダイワメジャー(3億2090万4000円)
ゴールデンナンバー(木津川特別)、サーストンニュースで計2勝
勝利数20到達 賞金3億円突破
先週は1000万特別と3歳500万で勝ち馬を出して計2勝、マンカフェと並び勝利回数2位タイだがこちらがD1に次いで2番目に20勝に到達している。ダイヤモンドSメイショウカドマツ、小倉大賞典ダローネガの2頭がG3で3着に入るなどで賞金3億円を突破したが先週はなんといってもフェブラリーSに出走し1番人気になった初ダートのG1ホース、カレンブラックヒルが15着に大惨敗したことに尽きる。カレンブラックヒルがいなくても世代数も増え今年もトップ10に入るだろうが大エースの古馬始動戦としては非常に痛く無駄なスタートとなってしまった。

6位(7位)フジキセキ(3億1551万9000円)
カラフルデイズ(山城S)、ゴールデンクラウン、ベストブルーム(合馬特別)で計3勝
賞金3億円突破
先週は準OPと500万で特別戦2勝の計3勝で賞金3億円を突破し順位も7位から6位となった。3歳重賞が施行されなかったので3週連続3歳重賞制覇もならなかったがアーリントンCにも産駒の登録なしで記録継続はならず、あとは出走機会の記録継続が懸かるのみとなったがこれだけの大種牡馬ながらクラシック勝ち馬なしというそれこそ奇跡的な結果も残している。

7位(5位)ネオユニヴァース(3億1081万7000円)
エーシンウェンディ、ジャイアントリープ、タニオブローズで計3勝
賞金3億円突破
先週は3勝して賞金3億円突破もいるのだが新馬1、未勝利2の計3勝で今後を考えれば大きいが重賞で3着馬を2頭出したダイワメジャーと1600万勝ち馬を出したフジキセキに僅かだが逆転され5位から7位へ後退。フェブラリーSに出走したイジゲンは10着、これまで中央でダート重賞勝ち馬を出してもおらず1年以上も中央の重賞勝ち馬を出していないネオなどと書き続けている本記事としては至極順当な結果と言わざるを得ない。

8位(9位)ゴールドアリュール(2億9635万4000円)
セトノメジャー、フーラプライド、メイショウロフウで計3勝
先週は1000万と500万2勝の計3勝、京都・東京・小倉の3場でそれぞれ1勝ずつのいずれもダート戦でダートならどこでも走るといった印象で本年もここまで17勝中ダートで16勝という偏重振り、1600万条件でタイキパーシヴァルが勝利しているが芝はここまでこの1勝のみとなっている。
先週はダートG1フェブラリーSに出走しエスポワールシチーが2着、シルクフォーチュンが5着とこれは昨年の2着と5着が入れ替わった形で本年も同程度の獲得賞金(昨年の方が2着の付加賞が2万2000円だけ高い)3歳OPヒヤシンスSでは1番人気のコパノリッキーが3着までだったがハイペースを先行して踏ん張っており内容は良かった。ここからクラシック戦線が本格化してトップ10からいつ落ちるかというのが近年の傾向、毎度のことで日割は違うのだが昨年の同時期は順位は6位で本年は8位だが賞金は2億600万円台だった昨年に対し本年は2億9000万円台で僅かに3億円に届かないということで順位こそ昨年より良くないが獲得賞金では今年の方が同時期換算では優秀と言えそう、出走回数も本年が3回多いだけである。

9位(10位)シンボリクリスエス(2億7456万8000円)
ウインアルザス、オレアリア、サトノエンペラー(アメジストS)で計3勝
先週は1600万特別と新馬、未勝利で1勝ずつの計3勝、ヒヤシンスSではソロルが2着するなどで先週僅かに下回っていたクロフネを今回は僅かに逆転して9位に浮上した。オレアリアは07年マイルCS勝ち馬ブルーメンブラットの初仔、ウインアルザスは98年デルマーオークス勝ち馬シシーダルザスが母、サトノエンペラーも母スーアは2000年伊1000ギニーの勝ち馬と先週は日欧米の重賞勝ち馬の母から勝利馬が出た。09年のダイヤモンドSを勝ったモンテクリスエスも母は重賞勝ち馬ケイウーマンだが本年は9着、過去2年フェブラリーSで4着だったダノンカモンは8着で今年は入着出来ず。サトノエンペラーのアメジストSはブノワ騎手の中央初勝利のレースとなった。

10位(8位)クロフネ(2億6794万5000円)
アラフネ(初音S)、オリオンザジャパン、ミッキーアップルで計3勝
先週は1600万特別の1勝と未勝利の2勝で計3勝とマズマズの賞金加算だったが今年もフェブラリーSで賞金加算したゴールドアリュールと同じく1600万勝ち馬を出したシンボリクリスエスにも僅かに交わされ8位から10位となったが相手が更に伸びただけでクロフネが止まった訳ではなく先週は首位のDIが5勝したのを筆頭にトップ10内種牡馬から3つの重賞勝ち馬が出ていずれも2勝以上、上位常連は安定しているのだが一発大ホームラン型の種牡馬などもいてこれは割と珍しい記録のように思う。


・11位以下
タキオンは洛陽Sでサウンドオブハートが勝利するなど賞金2億円を突破しDIDを抜いて12位から11位、ステイゴールドは小倉で500万・1000万特別勝ちを含む計3勝で19位から14位とそれぞれ浮上。ゼンノロブロイは先週未勝利で28位のまま未だに賞金1億円を超えていない。
他に先週好調だったのはタイキシャトルで4勝をあげて現在16位、スズカマンボは1600万特別と500万特別2勝の計3勝がいずれも特別戦、日曜東京の金蹄Sは浜中騎手によるフェブラリーSからの連勝でこのレースでは3着同着のイッシンドウタイもスズカマンボ産駒、本年はここまで4勝で現在25位。
前回歴代勝利数12位から13位となったアフリートが1600万条件と未勝利勝ちの計2勝で未勝利だったDIDを逆転して歴代12位に返り咲き未勝利勝ちのバンブーデルピエロは15番人気で単勝168.1倍のビッグショット、本年のリーディングでも先週の25位から19位と20位以内にランクアップ。


◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ノーザンテースト1757勝
3位ブライアンズタイム1587勝(0)
4位ライジングフレーム1379勝
5位フジキセキ1322勝(3)
6位パーソロン1272勝
7位ヒンドスタン1258勝
8位サクラバクシンオー1226勝(2)
9位トサミドリ1135勝
10位ネヴァービート1064勝
11位トニービン1054勝
12位アフリート1016勝(2)
13位ダンスインザダーク1015勝(0)
14位チャイナロック1012勝

アグネスタキオン826勝(2)
クロフネ778勝(3)
キングカメハメハ722勝(2)
シンボリクリスエス604勝(3)
マンハッタンカフェ576勝(2)
ディープインパクト417勝(5)
ネオユニヴァース415勝(3)
ジャングルポケット410勝(1)
ステイゴールド401勝(3)
ゴールドアリュール345勝(3)
ゼンノロブロイ215勝(0)
ハーツクライ179勝(2)
ダイワメジャー162勝(2)

※2013年2月17日現在
( )内は先週の産駒勝利数


◆週間最多勝種牡馬
・第1週 フジキセキ(4勝・1回)
(1月5日~6日 京都・中山 計48レース)
・第2週 ゴールドアリュール(4勝・1回)ハーツクライ(4勝・1回)
(1月12日~14日 京都・中山 計64レース※1回3日中山は4Rまでの施行)
・第3週 ディープインパクト(7勝・1回)
(1月19日~21日 京都・中山・中京 計80レース※1回中山3日5R~12Rの続行競馬分含む)
・第4週 マンハッタンカフェ(6勝・1回)
(1月26日~27日 京都・東京・中京 計72レース)
・第5週 シンボリクリスエス(6勝・1回)
(2月2日~3日 京都・東京・中京 計72レース)
・第6週 クロフネ(4勝1回)
(2月9日~10日 京都・東京・小倉 計72レース
・第7週 ディープインパクト(5勝・2回)
(2月16日~17日 京都・東京・小倉 計72レース)

◆今週の重賞
●中山記念(G2 中山芝1800m)
1位ディープインパクト
ダノンバラード(2位)リアルインパクト(6位)トーセンレーヴ(10位)
2位マンハッタンカフェ
チョイワルグランパ(13位)サンディエゴシチー(19位)

フルゲート16頭に20頭登録
他にシルポート、スマイルジャック、ダイワファルコン、タッチミーノット、ナカヤマナイト
などが登録

●阪急杯(G3 阪神芝1400m)
1位ディープインパクト
シュプリームギフト(15位)
2位マンハッタンカフェ
ムクドク(35位)メイショウデイム(39位)サンディエゴシチー(42位)
3位キングカメハメハ
ロードカナロア(1位)クラシカルノヴァ(10位)スタッドジェルラン(38位)ゼロス(44位)
5位ダイワメジャー
エピセアローム(4位)オリービン(18位)メジャーアスリート(23位)
6位フジキセキ
ブライトライン(16位)キングレオポルド(31位)
7位ネオユニヴァース
スティールパス(9位)ゴールスキー(39位)
8位ゴールドアリュール
フリソ(34位)
9位シンボリクリスエス
サンカルロ(2位)ミトラ(8位)パワーストラグル(32位)
10位クロフネ
シゲルスダチ(14位)タイセイシュバリエ(24位)ホワイトピルグリム(39位)

フルゲート16頭に45頭登録
他にマジンプロスパー、レオアクティブ、フラガラッハ、スギノエンデバー、アプリコットフィズ、クィーンズバーンなどが登録

●アーリントンC(G3 阪神芝1600m)
2位キングカメハメハ
ラブリーデイ
5位ダイワメジャー
コパノリチャード
7位ネオユニヴァース
ヒルノクオリア

フルゲート16頭に15頭登録
他にカオスモス、タガノエンブレム、テイエムイナズマなどが登録


◆他OP特別
●阪神
すみれS(芝2200m)
●中山
千葉S(ダート1200m)
●小倉
なし