重賞予想記事(フェブラリーS) | ブログ

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・マルカフリート
3歳時に北海道の1000万特別ダート1700m戦で勝っているがベストは1400m、この枠順なので最内を通ってどこまで粘れるかだがさすがにキツイ、東京や関東エリアの実績にも乏しい。騎手は今年リーディング争いで独走態勢を築きつつあるが重賞未勝利ましてG1では要らないが今回は誰がどう乗っても無理だろう。

・グレープブランデー
新たにこのレースのステップとなりそうな東海Sで鮮やかに勝利、完全復調を思わせる内容だったが1800m未満のレースでは未勝利。3歳時のレースだがユニコーンSで牝馬相手に完敗を喫していたりで距離・コースともに実績はなし。昨年の阿蘇Sで今回の浜中騎手で勝ってはいるがクリストフからのスイッチはどうしてもマイナス、前走と違って内枠を引いてしまったのもどうだろうか?

・セイクリムズン
地方の砂があっているタイプで距離も1ハロン長く過去2年が14着と15着、前走は58キロで根岸S3着と好走したが本来は東京コースに向かず根岸Sの勝利騎手に替わったがこの乗り替わりは余りにもマイナス。人気通りの評価で軽視。

・ナムラタイタン
ゲートさえ合えばというのが最近の競馬で東京大賞典や東海Sは長い感じもしたが好走している。最近は距離も持っているが1600mに更に短縮されるのはプラス。ゲートさえまともなら崩れなさそうだが勝ち切るイメージもない。

・タイセイレジェンド
以前はマイルでも走っていて血統からは距離も十分持つが最近はスプリント寄りの実績、逃げた方が良いので行くだろうが前残り馬場なのもあって他に行きたい馬も行くことからかなりのハイペースが予想されそうなればいくら前残り傾向とはいえさすがに厳しい。距離と展開で消し。

・エスポワールシチー
この馬も行きたいのだろうが前走は出遅れ、JCダートではハナを切ったが騎手で抑えきれなかったようで後半失速。昨年の南部杯を勝っているがナムラタイタンがスタート直後に落馬してダイショウジェットが2着するようなレース、8歳を迎えてかつてのダートチャンピオンにもさすがに衰えが見られるか?

・ガンジス
前走の根岸Sで2着しているが勝利したレースも全て1400m戦で非根幹型のネオ産駒、根岸S自体のレベルも高くなく武蔵野Sでもデタラメな競馬をした同馬主のイジゲンにやられたような競馬、今後の成長次第でもっと強くなるかも知れないが現状でG1を勝ち切れるとは思えない重賞未勝利馬という程度の評価で。

・イジゲン
距離やコースは実績からベストと思われるしもっと伸びてもやれそうな配合だが、ここ2走はとにかくゲートが悪く武蔵野Sではそれでも差し切ったがJCダートは15着に惨敗。得意のコースに戻って停止明け後の本日も非常に乗れていたベリー騎手で怖いが今度やったら翌年も来日出来なくなる怖れもありそれでも捨ててまでファイトして来るか?とにかくゲートが不安定で手を出し難く出たら出たで爆発しなそうな気がするというJCダートの時と同じような見解。

・ヤマニンキングリー
昨年はJCダートと東京大賞典を使われていて余力がなかったようで9着、芝重賞勝ち馬でもあるがその芝のレースも含めて昨年のこのレースが唯一の1800m未満の距離に出走したレースで父は中距離ならば条件不問のスーパーホースでこのレースも勝利しているが本馬にマイルは忙しいか。今年は昨年よりもゆとりのあるローテだが前走が18キロ増でどこまで絞れるか、絞れたところでこの条件では苦しく現状このような馬で勝てる騎手ではない。

・ワンダーアキュート
1600mは忙しい印象だが昨年のこのレースでも3着。昨秋からJBCクラシック、JCダート、東京大賞典、川崎記念と使われいずれも3着内、タフネスな一族でキツイローテもあまり堪えないようで偶にポカをやらかしたり、さすがにソロソロ疲れが出そうな気がしないでもないが近走の競馬ぶりからは崩れそうもない。馬体重に関しては増減が激しいタイプも最近はそれでも走るのであまり気にせずに狙いたい。

・カレンブラックヒル
今回の最大のポイントは本馬の取捨ということだが、過去のこのレースで多くの馬がはねかえされたダート初挑戦。道悪でも強く芝スタート血統の字面から特に母系からは鬼に可能性すらあるがこればかりはやってみない事には何とも言えない。行く気になれば早いというが昨年のNHKマイルCや毎日王冠などの流れでダート慣れしている馬との対戦で1200m・1400m寄りの先行勢ならハナを叩かれて砂を被ることも十分考えられる。枠順もこれまでは内枠で好走していた馬、天皇賞(秋)は外枠が圧倒的に不利なコースで距離とそれが堪えたので行くなら内枠、初ダートを考えれば東京マイルで外枠が良かったように思うが外寄りとはいえ11番の奇数番。間隔もJせめてJCダートからというのがこのレースの好走条件で間隔も長すぎる。ここが最大目標とは思えない使い方、今のダートはレベルが低いという声もあるが今回は直近のG1であるJCダート、東京大賞典、川崎記念の勝ち馬が不在というだけでレベル自体は低くなく本馬が進むであろう芝マイルの方がよほど手薄、それでいてスペシャリスト相手に勝ち切れるとは思えない。仮に勝つならば能力の違いで勝利、印を付けるなら本命だがそうではないのなら無印。ということで今回は無印にする、決して弱いということではなくカテゴリーが違い過ぎるという見解で。

・ダノンカモン
前走の東京ダート1400mがベストと見て自信を持って本命にしたが内で包まれスムーズさを欠いて9着。外枠になって騎手も2度目だがG1の相手に勝ち負けするには1ハロン長く過去2年は4着まで厩舎の泣きコメントが出ていれば信頼に足るので完全に消したいがそうではないので微妙も、やはり距離面で1枚割り引き。

・エーシンウェズン
1400mベストという馬で血統からも1400mがドンピシャという父×母父の組み合わせ、外枠になったのは良さそうだが東京ダート1600mで更に相手も上がって苦戦と思われる。出走決定順から一旦除外対象にもなりつつあったがホッコータルマエはローテもキツくその辺はキッチリ調整されているはず、それでもこの条件では狙えない。

・テスタマッタ
昨年の勝ち馬でハイペースが向いたというような印象も受けるがムラでいつ走るか分からないタイプで昨年はやる気スイッチが入っただけのようにも思う。斤量59キロから主戦の岩田騎手に戻って走りそうな気配もあるがそういうことよりも馬がやるかやらないか、昨年はパドックを見て物凄く気配が良く見えた、ぼんやりとした印象論でしかないが最終判断はそこまで持ち越したい。カレンブラックヒルではないがこちらも走ってみないことにはわからない扱いで。

・ガルボ
ダート初挑戦ということで消したいが、中央の芝・ダートG1を勝つような馬はいずれも中央のマイルG1を勝っている馬で本馬は芝重賞5勝しているがこれぐらいの実績で初ダートでこのレースを勝てるほどは甘くない。厳寒期に強い馬で気候としては非常に良いが中1週というローテも詰まり過ぎ、カレンブラックヒルは正直非常に迷ってわからないということで本命に出来なかったがこちらは迷わずに消す。

・シルクフォーチュン
昨年は勝ち馬同様に展開が嵌ったようなところもあるが元から後方一手、今年はカペラSからとなってしまったが昨年はギャラクシーSから根岸Sを経由して余力もなかったようなのでこのローテは計算通り、鞍上も嵌り待ちなだけだが脚質的にはピッタリで前走でも見事に勝利している。距離は昨年のレースや2011年の南部杯から見ても十分持つし血統的にはもっと長くても良さそう、直線が長いのもこのコースで好走する要因と思われる。昨年は内枠から好走したがゆっくり出して内に入れて行くだろうからこの枠もそれほど不利にならないと見る、8枠馬の好走例も多い。


◎シルクフォーチュン
○ナムラタイタン
▲テスタマッタ
△ワンダーアキュート
△グレープブランデー

買い目
単複16番シルクフォーチュン
馬連ボックス4-16 14-16 4-14 10-16 2-16