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【 ARSNOVAの「Archer’s Ring」 】
インドのマハラジャからお話を頂き、
インドへ赴きマハラジャの宮殿で所蔵されていたジュエリーを譲り受けたことは…
私の30代の時の大冒険としてARSNOVAの顧客様方にはご存知頂いていると思います。
マハラジャよりお譲り頂いたジュエリーの内の数点はARSNOVAにて
所蔵をしておりますが、
その中でもアーチャーズ・リング(Archer’s Ring)と呼ばれる、
弓を弾く際に親指の内側を護るための指環につきましては、
その指環の形を基としてお客様の指環を制作させて頂く流れとなり、
今ではARSNOVAに無くてはならない大切なデザインモチーフとなっております。
3枚目の写真がインドのマハラジャ家が所蔵されていた指環です。
これほど素晴らしいルビーのアーチャーズ・リングを
実際に弓を弾く際に使った訳ではなく、
ごく内々の宗教的儀式の際に身に着けたとお聞きしております。
西洋の君主は権力のシンボルとしてジュエリーを身に着けましたが、
インドではどうも様子が違うのです。
インドにおいては古代から神々の世界は宝石で埋め尽くされていると
信じられておりますので、
民にとって神のごとく大切なマハラジャを
宝石で覆い尽くし大切にするという意味合いがあったようです。
重要なジュエリーは民衆の前で身に着けて力を誇示するというよりも、
内々の宗教的な儀式で身に着けることの方が多かったとお伺いいたしました。
暗い惨劇を避け、呪いや不幸を寄せ付けず、
病気を防ぐことできると古代より信じられてきました。
インドにおいてはアーチャーズ・リングは王位継承者の証としての
意味合いもあったようです。
古のアーチャーズ・リングより発想してデザインした
ARSNOVAのArcher’s Ringは親指に着けるということはございませんが、
その優美なお形が多くのお客様のお気持ちに深く刻まれ、
憧れて頂いているお客様方も多くいて下さるようでございます。
1枚目、2枚目は昨年お納めいたしましたグリーン・ガーネットのアーチャーズ・リングです。
三角形は魔除けのお形ですので、
このグリーン・ガーネットはアーチャーズ・リングと
とても相性のお石だったということになると思います。
指環の腕には月桂樹の葉の意匠を施しました。
昨年お納めいたしました指環でございますが、
お客様方との話題に上ることが多く、
皆様の印象に残ったのだなぁ…ととても嬉しく思っております。
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