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【 書家 金澤翔子さんの映画 『共に生きる』 】
先日、高野山金剛峯寺のインスタにて書家の金澤翔子さんの「大日如来」の書を拝見し、
非常に驚いてしまったのです。
書ですから文字な訳ですけれど、そこには大日如来の本質が有る!と感じました。
「本質を突いている」のではなく、「本質が(そこに)有る」と感じたのです。
そもそもそこに大日如来さまがいらっしゃるような自然さ…
「本質を突く」というのは本質を狙っている訳ですけれど、
金澤さんの書は何も狙っていない、
邪気も雑念も何も無い、
本当の本質がそこに有る…!
一体どうして金澤さんはこのような書をお書きになることが出来るのだろう?と思いました。
調べてみますと今丁度、金澤さんの映画が公開されているとわかり、
早速観てまいりました。金澤さんの作品は大きなものが多いので、
映画館の大画面で観る価値は大いにあります。
今、20世紀に称賛されていた例えばピカソさんなど…
生きざまがあまりにも酷過ぎるということにようやくスポットが当たり、
作家の人間性がその作品の価値に翳りを落とすような現象が起こりつつあるようです。
恐らくこの流れを止めることはできないでしょう…
10年、20年後の芸術の評価は今までとがらりと変わると思います。
現在までの価値観が大きく変わろうとしていることをひしひしと感じます。
金澤さんの書を拝見しておりますと、
これからの芸術の有り様はこのようになっていくのではないか…と感じられるのです。
清らかな方へ、清らかな方へと私たちは今導かれているのかも知れません。
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