お持込のピアスの枠替えを、承りました。
『 リリーカット 』 という、
特殊なカットを施された
ダイアモンドのピアス・・・
リリーというカットの名前は、
百合の花という意味だそう・・・
私もこのカット、
以前から、かわいらしいなぁ・・・と
思っていたのですが・・・
ところが、このカット・・・
百合の花の形を生かしてあげる
セッティングが、思いのほか難しいようなのです・・・
持ち込まれたお客様は、
私どもに依頼される前にも、
数回、このピアスの加工を
直されていました。
セッティングの仕方如何では、
どうしても、お花の形に見えず、
プリンセスカット(真四角のカットです。)に
見えてしまう・・・
そう、このリリーカット、
そもそも、プリンセスカットを利用されているのでしょう・・・
写真のダイアをご覧頂くと、
中ほどに真四角のカットラインが、
ありますね。。。
このカットラインの影響で、
普通にセッティングをすると、
お花の形に見えず
何故だか四角く見えてしまうわけですね。
お客様のご要望で、
華奢な覆輪留めでお作りをすることになりました。
きっと、このカットが大好きでらして、
このカットを生かす方法を、
懸命に考えられたのだと思います。
とても良いアイディアだと思いました。
枠のテクスチャーをサテン仕上げにしたのは、
私どもの職人のアイディアです。
サテン仕上げの枠が、ダイアのアウトラインを
はっきりさせてくれます。
そう・・・このようにしますと、
このカットの可愛らしさがとても引き立つのです!
裏側も、まるで小さな花の花弁のような
意匠を施しました・・・
機械で仕上げる『 マット仕上げ 』とは違う、
手仕事で、1本1本刻み込んでいく
本当の『 サテン仕上げ 』を
施してあります。
このダイアモンドを大切に思い、
一所懸命に考えられたお客様の
本当に繊細で、
『 細やかな、心遣い 』・・・
そして、このような注文に対しても、
まったく手を抜くことなど考えもせず、
出来る限り、美しいジュエリーを作ろうとする、
私どもの職人の
『 細やかな、心遣い 』・・・
双方の心が生み出した、
何とも可愛らしい『傑作』だと、
私には感じられるのです♪
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