本当に悪いのは誰なのでしょうか?④ | ARSNOVA 銀座・東京 オーダーメイド・リフォーム 選び抜いた美しい宝石

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今は見ることが稀になってしまった本格的なジュエリーをご所望のお客様方にご愛顧頂いております
お客様のご希望を叶える丁寧なお打ち合わせが好評です

 私たちが、仕入先として取引をする人たち・・・


実は日本人はほとんどおらず、


インド人、中国人、ユダヤ人が


主だった人たちです。





彼らとの取引は、契約書等もなく、


『買う。』と言ったらそれでおしまい。


言った以上は何があっても約束は


履行しなければなりません。





約束の不履行にあたって、命をとられるようなことはないけれど^^、


宝石商のもう一つの命である


『信用』は、完全に失墜することになるでしょう。





ちょっと怖くも感じるけれど、


でもよくよく考えてみれば、


クレジットカードやショッピングローンなどの歴史は


思いのほか浅く、


それ以前の時代は、個人の買い物においても


自分の信用にかけて、


責任を持ってお買い物をしていた訳だと思うのです。





先日、珍しくデパートの宝飾品売り場を歩く機会が


ありました。


驚いてしまったのは、


ショーケースの中に、


それこそ30センチおきくらいに、


『返品はお断りします。』という札が立っていること。


屈指の一流デパートでさえ、


お客様の気まぐれに困惑している様子が


垣間見えて、考え込んでしまいました。





いつの頃からか、


個人の『信用』を


カード会社やローン会社が肩代わりするようになり、


もしや、買い手の意識が希薄になってきているのかしら・・・


一部の宝飾店で、お客様の心変わりが怖くて


なんとしてもローンを組んでいただくように


仕向けることは、


一種の連鎖反応でもあるのかしら・・・と。





幸い、私の店においては、


あまりこのような苦労はしないで済んでいるのです。


理由は今ひとつわからないのですが、


ご同業の方々とお話をすると、


うちのお客様方の素晴らしさに驚嘆をされます。





私が日常、心がけていることは、


シンプルにお売りすること。


つまり品物本意なのです。


良いものだからお勧めをする。


お客様にお世辞やおべっかは言うことなく、


(少しはおだてて欲しいとお思いの方、


もしや、いられますでしょうか^^)


本当にそのジュエリーが欲しいか否か・・・を


正確にご判断いただける環境を整える。





お客様がお求めになられることを


お決めになられたら、


決済の方法をご提示いたします。


そして、最終的にはお客様を深く信頼すること・・・


後日、支払いに参ります・・・と言われたら、


お言葉どおり、受け止めることにしています。


(場合によっては、お内金は頂戴しておりますが・・・)





 現在、取り沙汰されているショッピングローンの問題は、


ショッピングローンという仕組みが、


売り手の方に、ある種の中毒症状を呈することがあり、


また買い手の方も、同じく中毒といっても


差支えがないと思うのですが、


いつしか、抜け出せなくなる要因が


内包されていることが、


大きな問題であると思うのです。。。





・・・・・・この辺で、⑤に続きます・・・・・・


(このシリーズ思いのほか・・・長いです^^)





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