本当に悪いのは誰なのでしょうか?③ | ARSNOVA 銀座 オーダーメイド リフォーム ジュエリー 選び抜いた美しい宝石

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Bijou de ARSNOVA Ginza,Tokyo Est.1984
「生涯、愛せるジュエリーを…」 飽きることなく、永く愛せるジュエリーをご所望のお客様方にご愛顧頂いております

 数年前のある時期、


表参道ではない都内某一等地にある、


宝飾店で、お買い上げになられた方の、


がっかりしたお声を、


やたらに多くお聞きしたことがあります。





肩を落とされてウィンドウの前に立たれている方に


お声をかけると、期せずしてそのお店の話を聞くことになってしまう・・・





ディテールはお書きすることはできないのですが、


広告活動はお上手な会社さんなのですが、


たとえばお若い方が店に入られると


3,4人の店員に囲まれて、


ローンを組まされる(・・・断りづらい状況を作られるのでしょう・・・)


パターンらしいのです。


そうしてお買上になられたお品物は


『?』と思ってしまう・・・


(お値段と品質が噛合っていない・・・)ものばかり・・・





 ショッピングローンというものは、


実は売り手の側にも、ある種の『中毒症状』


もたらしてしまうのだと思います。


その原因は②でお書きした、


ローン会社の決済が早いということと、


お客様に熟慮の余地を与えず、


契約を組ませることが可能だということ・・・


(出来る限りその場で決済が出来るように


呉服屋さんの展示会などでは、


展示会場にローン会社さんのカウンターを


もうけられることが多かったかと思いますが、


このことは1年ほど前・・・うろ覚えですが・・・


問題の温床になるということで規制がかかったかと


記憶しています。)





会社さんによっては、


いかにお客様の感覚を麻痺させ、


次から次へとローンを組ませ続けるか・・・ということを、


懸命に練習されているところもあるようなのです。





私自身はこのようなスタイルは


絶対にノーなのですが、


少し以前であれば、


他の会社さんにとって、


それは売上を上げる方法として


『あり』の方法だったのだと思います。。。





ただこのスタイルは、遠からず終焉を迎えるだろう・・・と


私は希望的観測として思っているのです。


売り手側にとってだって、決して気持ちの良い方法ではないし、


(内心、「つらい・・・」と思われているのが


社員さんたちの本音ではないかと感じるのですが・・・)


ましてや消費者の方だって、だんだんとお気付きになられる方が


出てこられることでしょう。





この、お客様のご希望に関係なく、


ローンを組ませる方向へ誘導してしまう方法は、


販売側にとっては、一時の売上を上げるための


麻薬のような方法であると思います。


その売上の増加に気を良くした会社は、


やがてその販売方法をやめることができなくなってしまう。


まさに中毒症状・・・





ではそのような状況に陥った会社さんが


そのことを断ち切るためにはどうしたら良いのか・・・


私なりの考えを、次回記していきたいと思います。




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