ドキドキした・・・ | ARSNOVA 銀座 オーダーメイド リフォーム ジュエリー 選び抜いた美しい宝石

ARSNOVA 銀座 オーダーメイド リフォーム ジュエリー 選び抜いた美しい宝石

Bijou de ARSNOVA Ginza,Tokyo Est.1984
「生涯、愛せる宝石・ジュエリーを…」 永く愛せる、品格ある宝石・ジュエリーをご案内させて頂いております

 世界中から

本を取寄せることは

インドのアンティークジュエリーを扱い始めてから

すっかり習慣のようになっています。


インドのアンティークジュエリーの文献は

本当に少なくて、

日本語のものなど1冊もありません。

すべて洋書・・・


英語はコンプレックスだったはずなのに

最近は得たい知識は

すべて英文の中にあります。


仕様がないので読む・・・

するとだんだん慣れてくるものですね。


実は本だけではなく

話したい相手もほとんどが英語圏の人たち・・・

やはりそろそろ本格的なレッスンに通おうと思っています。


先ほどどきどきする本を見つけました。

それは私たちの手元にある

マハラジャジュエリー、

それを所有していたマハラジャのファミリーに関する書籍。

表紙にはもはや見慣れた方のお顔・・・

ウェブサイト上で見つけたから

中身はわからないけれど

とにかく注文をしました。


私たちのもとにあるジュエリーを所有していた

一族の方々に関するミュージアムは

実はインドのある場所にあるのです。

代々のマハラジャのファミリーの写真・・・

写真のない時代まで遡ると

マハラジャのファミリーの方々の肖像画・・・


それらの写真には私たちのもとにあるジュエリー、

或いはもうお客様に納まったジュエリーを

実際に付けられている写真がある。


現地でそれらを見つけた時は震えがきました。


マハラジャジュエリーを実際にご覧になったことがない方々は

マリーアッシュさんはインドのことばっかり言っている・・・

思われるかと思います。

でも、一度騙されたと思って店まで見にきてください。

普通のジュエリーがお好きな方も

西洋アンティークジュエリーがお好きな方も

ぜひ一度ご覧になってみてください。


きっとその美しさに驚かれるはず・・・


 当は宣伝のために

どんどんウェブサイト上でご紹介をすればいいのでしょう。

でも、それはインドとの絡みでどうしてもできないのですね。

(雑誌等の掲載でしたら条件次第ではお受けできます。)

ですから実際にご来店いただくことが一番手っ取り早いと思うのです。


現在国内でインドのアンティークジュエリーと言われて

紹介をされているもののほとんどは

実際アンティークではないと私は思います。

ダイヤモンドの替わりとしてホワイトサファイア等を用いているもの・・・

そんなものマハラジャ達がお付けにはなりません。

インドという国の本当の豪奢を理解しないにもほどがあります。


どれだけの権力と、

どれだけの鉱物資源とを

当時のマハラジャ達が握っていたのか・・・

それを理解していたら、

そのようなジュエリーは決してマハラジャ、

及びマハラジャのファミリーの方々が

お使いにならないことははっきりと理解できると思います。

(例えるなら、海外の雑誌で日本の現代物の志野茶碗を

桃山時代のものです、と紹介をしているくらい

陳腐なことです。)


先日、私どもが扱ったマハラジャジュエリーが

とある世界的権威の宝石鑑別機関の

展示会に出品をされました。

きちんと1700年頃の製作と記されて・・・


私たちが扱い始めた当初は

とあるアンティークジュエリーショップのオーナーに

「これはレプリカでしょう?」なんて

言われたり、

「インドのアンティークジュエリーのこんな綺麗なものがあるはずないわよ。

インドのものはもっと汚い。」と言われたり・・・

実に散々な思いをしたけれど・・・


恐らくは従来日本人の持っていた

インドという国への認識だけで判断をすれば

このような言葉になるのだと思います。

(インド⇒安物、インド⇒貧乏旅行・・・というようなイメージ)


現在は当時より深く深くインドのアンティークジュエリーは

世界に認識をされようとしています。

見識のある方々がそのようなジュエリーの存在を

しっかりと認め始めているわけです。


私自身は淡々と

インドの芸術の素晴らしさを

伝え続けていきたいと思っています。


本物のマハラジャジュエリーをご覧になれるのは

日本では私どものところだけ。。。


世界でもあと数軒しかありません。