我が家の近くには、樹齢はおよそ100年ぐらい軽く越えているであろう大きなイチョウの木があります。思えばその場所は本当に我が家から目と鼻の先。小さい頃はよくその木の周りで遊んだものでした。でも、最近はほとんどその場所を通る事も少なくなっていたのですが。
今日は仕事の用事で図書館へ。その図書館の目の前に、その大銀杏は立っています。
こんな近くに、こんなきれいな景色があったなんて。その大銀杏を見ながら、しばし時間を忘れてボーっとその雄雄しい木の幹と、落ち葉によって彩られた黄色い絨毯を眺めていました。
思えば最近、何かとうまくいかない事ばかりが重なり、自分を見失っていた時間がありました。そして、きれいな景色に目を配る余裕すら忘れていたのです。
誰だって、それぞれ日々色々な出来事を経験しながら生きている。時に行き詰まる事もあって当然、それが人生でしょう。でも、どんなに忙しくても、迷っても、苦しくても、美しい景色を見つけ、それを眺めて素直に感動する心だけは、無くしたくないものです。
そんな心の余裕がなくちゃ、この先もっといろいろあるであろう人生を乗り切れ矢しませんからね。そんな事を、今日はこの大銀杏に教えられたような気がしました。