忘れられない人 | 陽はまた昇る

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前向きに、そして幸せになるために。色んな「思い」をつづってみよう

誰にでも必ず一人はいる、忘れられない人。もちろん自分にも例外なく、そんな人がいます。

もう5年ほど前、バイト先で知り合った女性…。最初は全く気にも留めていなかった彼女が、いつの間にか忘れられない存在になっていました。

不慣れなバイトを始めたばかりのその頃の自分は、職場に適応するのに精一杯で女性の事など意に介しているヒマもナシ。彼女は、そんな自分に初めて優しく声を掛けてくれた女性でした。

「○×君、頑張ってるね!大丈夫?何か分らない事あったら聞いてね」。その一言が、どれだけ嬉しかったことか。今思えばその時にはもう、惚れていたのかもしれません(早っ!)。

その後、ほどなく彼女への想いはどんどん膨らみ、もう自分の中だけには留めておく事ができなくなっていました。 しかし、まだ恋愛経験の浅かった自分は一人ではどうする事もできず、同僚、友人、あらゆる知り合いに恋の相談をしました。気が付くと、周りで自分がその女性に気がある事を知らない人はいないぐらい。

でも、それが間違いだったのです。「周りの人間全て」とは言っても、所詮は狭いコミュニティーの中。話はすぐに伝わり、そして自分の知らないところでどんどん大きくなり、ついには、彼女自身の耳にも届く事となってしまったのです。

その後の2人はお互いを「意識」してしまい、周りの目もあり、それまでの「職場の同僚」としての関係ではいられなくなってしまいました。次第に話もしなくなり、無意識にお互いを避けていたのか、顔を合わすことすらも少なくなってしまい・・・。

ほどなく彼女はある理由でその職場を辞め、自分もその半年後にバイトを辞めました。今まであんなに好きになった人はいないんじゃないかと思うぐらい好きになりましたが、結局は告白すら出来ずじまい・・・。後には、とめどない後悔だけが残ってしまったのです。

ただ、後悔と共に「教訓」が残ったのも事実です。それ以来、この時と同じ後悔はしたくないと思うから、好きになった女性がいてもあまり人には相談しないし、告白しないであきらめるという事もしません。

今、彼女は外国に留学していると風の噂で聞きました。いつかどこかで偶然バッタリ再会。そして今度こそはきっと、伝えられなかった気持ちを、告白を・・・なんて奇跡を、今でもほんの少しだけ期待しています。