もうこれで、この話は終わりにしよう。カナリ長めの、独り言です。
あの日、君に伝え切れなかった想い。
何から語ろうか、分らないよ。ただ今は、寂しく、虚しく、悲しく、心の中にポッカリと穴が開いたようで・・・。ネガティブな事ばかり考えちゃいけないって、常に前を向いていなきゃダメだって、いつも君に言い聞かせていたのは俺の方だったのに。君に笑われちゃうよね、こんなんじゃ。
俺の中で「君と離れる」という気持ちを固めてから、覚悟は決めていたはずだった。でも、やっぱり辛いもんだね。昨日だって、本題に入る前にえらく前置きが長くなっちゃったけど、話をするのが怖かったっていうのが本音だよ。でも、今日話さなきゃ、ケジメをつけなきゃ、せっかく会った意味がなかったしね。
でも、色々な思い出話ができて良かった。君との出会いから、初めて手をつないだ時の話、温泉、ケンカ、料理、引越し、映画、買い物・・・本当にイッパイ思い出がありすぎて、とてもここに書ききれるモンじゃない。辛い事もあったけど、今はその全ての思い出が素直に愛しいものに思えるよ。
本当に、幸せだった。気が付くと俺の隣に君がいてくれる事が、何よりも嬉しかった。君と一緒に過ごす時間が、何よりもかけがえなく思えた。徐々に会える時間が減っても、週末には会えると思うことで全て乗り切れた。君といる時だけ、俺は本来の自分でいられた。君は俺にとって、唯一の安息の場所を与えてくれてたんだ。だけどもう、あの日々は帰ってこないんだね。
一人になる事を選んだのは俺だから、後悔はない。でも正直、できることなら、もっと一緒にいたかったよ。もっともっと色んな場所に行って、色んなもの見て、聞いて、食べて、話し合って、そして笑い合いたかった。他の誰でもなく、君と一緒にね。
君にとって、俺はどんな存在だったのかな?わからない。でも、これだけは忘れないで欲しい。俺にとって君は、一人の「彼女」という以上の存在だったよ。だからこそ、真剣に愛したし、怒ったし、心から泣いたし、笑った。君との将来を考え、眠れぬ夜を過ごしたこともあった。本当に、大切な人だったから。
君は甘えん坊の俺を、素直に受け入れてくれたね。ワガママな俺の言う事を、よく聞いてくれたよね。時に一人善がりになる俺を、優しく諭してくれたよね。臆病な俺を、いつも勇気付けてくれたよね。感謝の言葉は尽きないよ、ありがとう。
一方で、俺は君を幸せにしてあげられなかったね。ゴメンな。俺がもっとしっかりとして、甲斐性のある男だったら、今日の結果は違ったものになっていたかもしれない。
今回の話のキッカケとなってしまった「過ち」の一件も、俺がもっと頼りがいのある男だったら、君に「一線」を踏み留まらせる事ができていたかもしれない。そして、君にとって一番の懸案だった、俺の将来への不安も・・・。君の俺に対する「想い」に、俺は応えてあげることが出来なかった。こんな男でゴメンね。