「光る君へ」⑩話から⑫話まで一気見 | 菊蔵の「旅は京都、さらなり」(旅と歴史ブログ)

「光る君へ」⑩話から⑫話まで一気見

藤原実資は有職故実に詳しく、有能な官吏でありましたが・・・



唯一の弱点は


女好き♥


そこらへんは何気に描かれておりましたね(古事談)🤭。





さて、遂に登場した源明子。


安和の変(969)後に叔父にあたる兼明親王に引き取られた後、明子女王となり皇籍に編入されています。


兼明親王は寛和の変前に薨じており、その後、藤原詮子によって東三条院の東の対に迎えられていることからドラマの高松殿のシーンは考えられません😠。


道長との結婚後、高松殿に住み高松殿と呼ばれるようになっています🤓。


なお、道隆、道兼も求婚したと『大鏡』にあり、詮子は道長のみ許しているので、兄二人の求婚シーンは無いものの、一応それに添った展開にはなっていますね😊。


源明子は兼家を相当恨んでいるようですが、詮子が明子を内親王のように待遇したこと、息子たち三人が求婚したことから、そうとも言えるし(源高明の怨霊封じ)、九条流と源高明の繋がりから身内として迎い入れたとも考えられます。


源高明は藤原師輔の娘二人を妻としており、安和の変当時の妻愛宮が出家後、兼家が桃園邸に迎えていることから、私は怨霊封じよりも身内だからじゃないかなと思っています。ドラマ的には明子を六条御息所になぞらえて生霊的な役割を担わせるようですが🤔。


今後の展開は如何に😆。