箱根・湯河原の旅 五段の滝/不動滝/湯河原美術館 | 菊蔵の「旅は京都、さらなり」(旅と歴史ブログ)

箱根・湯河原の旅 五段の滝/不動滝/湯河原美術館

 湯河原・奥湯河原をGooglemapで見ると、いくつかの滝を確認できます。
 
奥湯河原の白雲の滝、去来の滝、蛇態の滝はハイキングコースや廃道の先にあるようなので、椿ラインから湯河原に入って藤木川沿いから見ることができる滝を二ヶ所ご紹介します。

 

 
 100㍍に及ぶ滝が五段に見える五段の滝。
 

 

周囲が繁った樹木で覆われているため、長さの100㍍はおろか、五段も確認できません😭。

 

もっとも、車を停める所がなく、路駐(ごめんなさい)だったので、それどころではなかったです😵。

 

藤木川を200㍍ほど下って

 

 
不動滝
 
こちらには駐車場もあり、観光化されているので旅行者には助かります😀。
 

 
高さ15㍍。水量は豊富で、滝壺のほとりに不動明王をお祀りしていることから滝の名がついています。
 

 
 湯河原温泉には多くの文人が逗留しており、中でも夏目漱石は不動滝に近い「天野屋」に逗留しており、『明暗』には主人公が不動滝へ向かう場面が書かれています。
 

 
出世大黒尊の鳥居
 

 
滝壺にはいくつかの祠があります。
 

 
出世大黒尊
 
奥にもう一つ祠があります。
 

 
出世不動尊
 

 
出世不動尊の石標
 
滝の正面から右側に出世大黒尊、出世不動尊の祠があり、左側は通行禁止になっていたから、この石標の先へは行けません😢。滝の左側には身代り不動尊が祀られていると案内にあったから身代り不動尊はどこにあるのか🤔。で、先程の出世不動尊との関係は🧐。
 

 
 こちらが石標の先にある祠。滝壺のほとりが身代り不動尊でしょうか。通行禁止のため確認できませんでした😔。
 

 
 源泉塔
 
湯煙が温泉郷へ来たなぁと実感を与えてくれます🤗。
 

 
 湯河原沸石
 
説明すると長くなるので、箱根ジオパークの解説を拡大して読んでね😁。
 
その後
 
 

 
町立湯河原美術館
 
常設館では竹内栖鳳氏の作品をいくつか鑑賞できます。
 
浜松だと秋野不矩美術館でたまに竹内栖鳳展を開催するけど、こちらでは常設ですよ😮。
 
やっぱり所縁のある地は違いますなぁ😔。
 
竹内栖鳳氏の生家は御池通油小路。そして亡くなったのが静養先のここ湯河原。湯河原が気に入り、天野屋旅館別館を別荘としていました。
 
御池通油小路のすぐ南が橘逸勢邸跡なので、よ〜く存じております🤓。
 
さて、天野屋旅館はその後・・・
 
外車や高級国産車が湯河原駅方面から上がって来ると、予想通り、入って行きました😔。
 
 
湯河原天野屋旅館で検索してみてください😠。
 
 

 

 町立湯河原美術館・平松礼二館

 

館内は撮影禁止ですが、平松礼二氏のアトリエは自由です。

 

 

 

 

 

 
平松礼二氏の作品から感じた、色彩の奥深さをアトリエで確信しましたよ(美しい学芸員さんにいろいろ教えていただきました😝)。
 
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