京都画像クイズNo.102の答え
蔵出し京都画像~京都画像クイズNo.102は難問と思っていましたが、皆さんさすがです。用意していた追加画像は必要無かったです。
1枚目の画像は
三十三間堂でした
小説や映画では問題の人物と吉岡伝七郎が三十三間堂で決闘しています。
決闘!
2枚目の画像の神社には、問題の人物の銅像があります。
八大神社 宮本武蔵像
正解は
宮本武蔵
でした
解答を寄せられた皆さん正解です。しかし、一番難しい画像を使ったのに、皆さん八大神社とよく分かりましたね。スマホでズームしても分からないと確認したのに。
宮本武蔵が上洛したのは二十一歳の時。『五輪書』に書かれている「天下の兵法者」とは、足利将軍家の指南役を務めていた吉岡道場。
武蔵と吉岡一門との決闘は三回。一度目は蓮台野の決闘。二回目が洛外の野。場所は特定されていませんが、吉川英治の『宮本武蔵』では三十三間堂が決闘地になっています。
三度目の決闘が一乗寺の決闘。
武蔵は決闘前に八大神社を参詣しています。
なお、三度目の決闘は北野七本松説があります。
3枚目は
東寺観智院
観智院客殿には、上段の間、次の間、羅城の間、暗の間、使者の間があり、上段の間には、宮本武蔵によって「鷲の図」「竹林の図」が描かれいます。
参考文献
歩く旅シリーズ(歴史・文学)『時代別・京都 Ⅱ 歴史上の人物、21人を歩く』(山と渓谷社 2005年)