2020京都冬の旅⑥~見性山 青龍寺/八坂塔/八坂庚申堂/猫まっしぐら
前回のブログは崇徳天皇御廟で終わっていますが、崇徳天皇御廟、安井金比羅宮、白峯神宮は冬の旅ブログの最後にアップするので、崇徳天皇廟及び次に参拝した安井金比羅宮は割愛します。
安井金比羅宮東鳥居から東大路通を渡ると維新の道が霊山護国神社へと続きます。
その途中、注意しなければ通りすぎてしまうお寺があります。
見性山 青龍寺
高台寺山門を通りすぎて道が広くなる位置で、みんな前を眺めながら歩いているから、気づかなくて当然です。
京都市駒札
青龍寺
見性山と号し、浄土宗鎮西派に属する。
延暦年間(782~805)に、桓武天皇の勅命によって小塩山(右京区)に建てられ、もと大宝寺と称したが、平安遷都とともにここに移ったといわれる。
その後荒廃していたが、建久三年(1192)、法然の弟子・見仏が再建し、法然を招いて、念仏道場として引導寺と改めた。更に、寛永年間(1624~1643)、霊嚴によって青龍寺と改称された。
本尊に安置する本尊聖観音像は平安時代の作品で、伽羅観音ともいい、桓武天皇が伝教大師(最澄)に命じて、唐から渡来した伽羅の木で彫刻されたものと伝える。
本堂の前にある大小の石は念仏石といい、見仏らが阿弥陀仏を昼夜に六回拝む六時礼讃を行ったとき、伏せ鉦の代わりにこれを叩いて礼讃の調子をとったといわれている。
京都市
駒札では小塩山(右京区)ってあるけど、小塩山は勝持寺や大原野神社がある所だから、西京区じゃね?。
それはともかく、当時は乙訓郡だから長岡京の時に桓武天皇の勅命で建てられたのでしょう。
拝観どころか、撮影禁止マークまであるから外から拝むだけ。
さて、何故ブログで取り上げたかというと、青龍寺は洛陽三十三所観音霊場第九番札所だから。
六角堂から始まる洛陽三十三所観音霊場を知らぬ間にけっこう拝観、参拝しておりまして、それなら全て巡ってみようと思ったわけです。今回の旅では新たに三ヵ所ほど拝観したので、後少しとなりました。
それから一念坂から二寧坂を通って・・・
まさかこの画像を撮れるとは。
でも、10年ぐらい前の平日なら普通に撮れてましたよ。
たしかに新型コロナウイルスの影響で中国人観光客は家族連れを除いて殆どいなかったけど、そこは人気の八坂塔界隈。
二寧坂の「猫まっしぐら」。
財布の紐はかたいのだ。