現在２つのバンドを掛け持っていまして、一応ベーシストをやっています。１つは大学の大先輩バンドでそこでは往年のロック全般を。もう１つはセミプロの女性ボーカリストをフィーチャーした彼女の歌を聴かせるバックバンドです。で、先月大先輩達と「渡辺香津美ってやっぱすごいギタリストだよな」って話になりまして、それならやはり１９７９年の夏、LAでライブをした(LIVE AT GREEK THEATER 1979
)YMOの映像だろうということで紹介しました。渡辺香津美師がブレイクしまくりのハジけたリードギターを弾きまくっている"東風（TONG POO）"です。そこで私はグッと来てしまったのです。日本のロック界最初と言っても過言ではない天才ベーシスト、あの細野晴臣師が使用していたのが当時最先端テクノロジーのベースギターの１つ、MUSICMAN・STINGRAY
の今で言うところのVSB/M（ビンテージサンバースト&メイプル指板）だったのです。やられてしまいました
もう１つのバンドで同じく１９７９年に大ブレイクし今も切ないラブソングとして名曲中の名曲となっている、あの故松原みき師の"真夜中のドア"を満を持して演奏するわけなのですが、既にファンキー系としてミュージックマンのスティングレイベースのNAT/M（ナチュラル&メイプル指板）所有しています
。
が、やはり真夜中のドアにはサンバーストって思っていましたので見事にぶっ刺さってしまったのです。それで１カ月ネットで物色していました。実勢価格は税込２４万円くらいです。それだとかなり厳しいので中古と思ったのですが、ステージで安心して使うメインが自分にはミュージックマン・スティングレイとわかっているので、やはりここはじっくりと新品を探し、昨年から続いていたベースギター獲得２年戦争を早く終結させて、自分だけがオーナーの２本のスティングレイでゴンゴン練習したい、弾きまくりたい感がMAXでした
・・・すると、その思いが強いと楽器の女神様が手を差し伸べてくれるものなのでしょうか？って思ってしまったほどに信じられない好機に恵まれたのです。先週アタマに何気に飛び込んで来たネットでのイケベ楽器のミュージックマンフェア。半信半疑で開いてみると、まさに狙っていたこの個体の新品がビックリ価格で紹介されていたんです
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開封の儀白い純正ピックガードを装着すればクイーンのベーシスト、あのジョン・ディーコン師やエアロスミスのトム・ハミルトン師の１９７７年頃のライブと同じ仕様にも早変わりします。スティングレイベースがリリースされた１９７６年モデルだけピックガードがホワイトでした。お２人ともノーマルで使用されていたのでしょう。翌年のカタログからブラックが装着となって現在に至っています
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