昭和30年代 見知らぬ少年  | シングル介護 その後

シングル介護 その後

大勢の方に助けていただき両親の介護を終えました。
自然体で日々の暮らしを送っていきたいです。      

私の住む町は

高齢化が進み

皆 静かに暮らしている。

 

けれど60年前は

活気に満ち騒々しかった。

人も犬もいっぱいいた。

 

うちは商売屋だったので

人の出入りが多かった。

お金が払えない人は

ツケで買っていた。

 

ある晩 食卓を囲んでいると

見知らぬ男の子が

突然あがりこんできた。

 

その子は

物も言わず

おかずを頬張った。

 

母さんがご飯を渡すと

夢中で食べ続けた。

そして

風のように去っていった。

 

あの頃は

貧しくても

助け合っていたような・・・。

 

今は玄関を施錠し

見知らぬ人は入って来ない。

けれどもお金に困って

詐欺や強盗をする人も。

 

さぁ(ありがとう 5つ)

・炊いた野菜甘い ありがとう。

・久々に恩人と電話 ありがとう。

・大寒波に備える ありがとう。

・蠟梅の写真 ありがとう。

・新曲を覚える ありがとう。