耳管開放症

聞き慣れない耳の病気です。

耳は鼻と繋がっており、それを耳管といいます。


耳管の役目は、気圧の変化等で鼓膜に支障が

及ばぬよう、常に開閉を調整する大事な器官です

この耳管が常に開きっぱなしになってしまう状態を耳管開放症といいます。


症状は個人様々で、軽度の人もいれば重症化してしまう人もいます。


自覚症状としては、気圧の変化等で耳がおかしくなった時、鼻をつまんで耳抜きをしますね?

コレが開いた状態で、正常ならばこの耳管は直ぐに閉じます。


耳管が開いた状態が継続するとどうなるのか?

・自身の声が鼓膜を通じて頭中に響く

・呼吸音、咀嚼音、酷い場合、足裏からの

 衝撃が音となって頭に響きます

これらは非常に耐え難い苦痛となり、それは

周りに理解して貰えません。


当の耳鼻科医でさえ、病名を知らなかったり

知っていても対処療法しか出来ない医師が大半です


そこで藁にもすがる気持ちで始めたのが、東洋医学による鍼灸治療です。


色々調べた所、劇的に改善するものではなく

治療を継続し、体全体の流れを改善して悪い所を治していくというものです。

という事から、耳管開放症が改善したという声を多数見受けられました。


そもそも耳管開放症はホルモンのバランスや、体重減少、さまざまな要因から引き起こされるもので、身体のバランスを整えていき病気も改善させるという理にかなった治療法でもあるそうです。


最低でも数ヶ月単位での治療となりそうですが、これらの前述の苦痛から少しでも楽になれればという気持ちで始めました。


針治療というものを受けたのは実は初めてて、痛いのだろうか?と思っていたのですが、そうでもなく、なにか触られている感覚がある程度でした。


そんなわけで、初回の治療は耳の後ろのお灸

手首、スネ、膝裏、背中、それぞれに針による治療でした。


治療と改善具合により、今回はここの治療、次回は別の所、と変わっていくそうです。


医療費控除にも使えるそうなので、頑張って通いたいと思います。