久しぶりに休日が晴れたので、
しかもちょっとしつこいぐらい馬鹿正直な晴天だったので、
とにかく外に出ねば!
と義務付けられた気分で、家を転がり出ました。
キラキラと光る鴨川を眺めながら、ひたすら歩いて南下していると。
子犬ではなく、子豚を散歩させているおばちゃんを発見。
子豚は、ちゃんとブヒブヒ鼻を鳴らして、ご機嫌そうでした。
七条辺りまで下ると、
居酒屋モンゴル
喫茶オランダ
カフェ・アマゾン
と、なんだか変な異国情緒を醸し出す一角を通り過ぎ、
目的の三十三間堂へ。
着いた瞬間に、
修学旅行の学生たちと、バスツアーでやってきた外国人の2軍団が押し寄せて、
物々しく騒々しい雰囲気にかなりうんざりしたものの…
建物自体は、ハッとするほど静かに重く佇んでいて、
それは建築されて700年という歳月を過ごした、動かざる証なのだろう、と。
ここで宮本武蔵が吉岡一門と闘ったのか、と雪に埋もれた情景を想像したり。
けど、残念な事にびっくりするぐらい、ほんとにびっくりするぐらい観光地化されていて、
赤々と注意事項が書かれた看板や、
「三十三間堂!」と無駄に誇張された看板をぶら下げられてるのを見ると、なんだか物悲しくもなりました。
一個の人間に同情されるなんてよっぽどです。
真正面からの荘厳な姿がもったいない…
堂内は、総数1000体という、ちょっと異常な数の観音像が設置されていて、圧巻。
まるで収穫期のキャベツ畑のように、ずあーっと並んでいるのです。
しかし、同じ数ぐらいの観光客も詰め込まれていたので、俺は早々に脱出しました。
平日で人は少ないはず!と踏んで出かけたのになかなかそうはいかず…
もうちょっとマイナーな場所を攻めたほうがいいかもしんない。