私は外食する以外は、ほとんど毎日夕飯を手作りする。
自慢ではないが、出来合いの惣菜や市販の弁当を買うのなら、ご馳走でなくとも、自分で作った方が美味しいなと思う。
さんまの塩焼き、肉じゃが、ほうれん草のおひたし、
アスパラのバター炒め、味噌汁、玄米ご飯。
幼い頃から母に言われた。
心が元気じゃない時は、まずは体を整えましょう。
食べたいものをいっぱい食べて、あったかいお布団でゆっくり眠ろう。
家に帰ればいっつもあったかいご飯とフカフカのお布団があった。
こどもが悪さするのは、おなかがすいてギスギスしてるからよ。おなかいっぱい美味しいご飯食べてたら、悪いことしようとは思わないからね。
ニコニコ笑いながら言う母に、どれだけ助けられただろう。
昔から、そして今でも母のように、どんな時もスッと台所に立てる女性に憧れた。
幼な心に、真の女性の自立は台所からじゃないかと思った。
だから、ムスメにも台所から人生を語る。
母が私に教えてくれたとおり。
生きていたら嫌なこともあるし、落ち込む事もある、
何となく気分あがらない時もある。
心は自分が思う通りには、なかなかコントロールできないかも。
だったらまずは身体から整えましょう。
身体が整ったら心も元気になるからね。
そのだめには、まずは食べるものだからね。
あ、それからね、早起きして朝日を浴びるのよ。
それだけで、ネガティヴは消えてくからね〜