先日、九州ウーマンカーサトール倶楽部のイベントを開催しました。
プレースホームさん協賛のセミナーなんですが、
これ、ママたちに是非聞いて欲しいな~と思った内容だったんですね。
食べ物を選ぶ様に空気を選ぶ。
ここで仰る、住宅における「無添加」という言葉。
それは、石油で作った物を使わないで作る住宅のこと。
石油のなかった時代、住宅に何を使っていたのか?を研究し
天然素材を使った住宅のことを言うそうです。
(注:天然素材だから全部いいという訳でもない)
現代の住宅には化学物質が大量に使われているとの事。
例えば、壁紙のクロス、これも化学ノリで接着されたもので、
シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因と言われているもの。
そこで、まず実験からスタートしました。
コンビニで買ってきたおにぎり。
そのお米で糊を作る実験です。
作り方は簡単、ご飯をスプーンで練り練り。
粒がなくなった状態のベトベトのお米を、木材に塗って
木材同士をくっつけます。
輪ゴムでぐるぐるして、明日まで待ってくださいね。
明日、これをぐ~っと引っ張って外してみてください。
男性の力でも、絶対外れません。
お家にお持ち帰られた方、ぜひとも結果を教えてくださ~い。
私たちが、住宅を作るときに、化学接着剤を使用せず、
この米糊を使います。と森本氏。
すごくないですか??
1日に人間が食べる物の量は1.5キロから2キロ程度。
1日に吸い込む空気の量は20キロ。
有害物質は吸い込むと肺胞、そして血流にのって脳へとダイレクトに届く。
例えば、シンナーを吸っている人たち。。
どうなってますか??
火事で亡くなる人は、焼死の人よりも有害物質を吸い込んで
亡くなる方の数が圧倒的に多いのだとか。
化学物質の建材を使ってなかったら、亡くならなかったかもしれないのに
と思うことが多いですと。
吸い込むことが人体へ悪影響を及ぼすのですね。
ならば、食べるものや塗るものに気をつけるのと同じく
空気を意識したらどうでしょうか??
壁もクロスを貼るよりも、漆喰壁!!!
これは、今流行の「菌活」の話にも繫がっていて、
漆喰は弱アルカリなので発酵食品を美味しく育むのだそう。
実際に森本氏も、漆喰壁のご自宅で、「菌活」をされているとか。
麹菌が育ち、余分な雑菌が繁殖しないのだって。
なぜ、手前味噌というのかのお話なんか、すごく納得したわ。
菌活は場所が大事。
この話、みんな食いついてました~
住宅は一度買って長い人で35年ローンを払うもの。
なのに、劣化が速いとわかっていても、安い方がお客に喜ばれるから
またコスト削減できるからといった作り手側の都合で、
化学製品を使った建材で作られる事が多いのだとか。
アレルギーが増えてきたのは1970年代。
その年代、住宅業界がそういう建材を使いだしてきた年と一致するのだそうです。
自分の住む家の空気、気にしていますか??
これまで、考えたこともなかった人も多いと思います。
私も今分譲マンションに住んでいますが、購入する際に
そんな事は一切考えた事がなく、ある意味かなり衝撃を受けました。
リフォームするときは、漆喰の壁、建材の接着は米糊にしてもらう。絶対。
実際はそれだけじゃないですけどね。
そしてとっても印象深かったお話がこちら。
ある工務店さんが自分たちが建てた家に住んでいたときに
お子さんが喘息を発症され、その後、無添加の住宅に出会い
引っ越された際に、子どもさんに、こう言われたそうです。
「お父さん、息が出来る!!」
これまで自分は、子どもが息の出来ない家を建ててたんだと
愕然とされたのだとか。
これからお家を建てる、リフォームを考える方、
その予定のない方でも
知っておくといいお話でした。
スライドで、データもきっちり示してくれてましたよ。
この無添加住宅を福岡・佐賀で建ててくださるところが
プレースホームさんです。
こんないいお話を無料で聞けて、大満足。
大雨の中、参加くださった皆様にも大変喜んで頂きました。
さて、この後第2部に続きま~す。
2部は下野浩子さんによる小顔整顔です。