こんにちはリンゴ




9月に入ってニューヨークは朝晩涼しくなり、半袖ではちょっと寒いくらいの気温になりました。

私はこの数年、日本が10月くらいまで夏のように暑いので、

「そうか、9月って秋だったんだ」ってことを今思い出しました笑



さて、前回に引き続き、新年度の始まった娘のハイスクールのお話です。


ニューヨーク州ではこの9月から、公立の小、中、高校生の生徒の学校でのスマホの使用を放課後まで禁止になりました。

送迎してもらってる子とかが連絡を取るのに必要なので、持っていくことはOKです。

タブレット的なものは授業で使うからOKなのかな。

学校でスマホ禁止なんて我々世代の感覚からしたら当たり前だと思うんですけど、

州の法律で決められるくらいだから、アメリカでも社会問題になっているんでしょうね。

今の子はAIに問題解かせたりレポート書かせたりしちゃうからさ。

これでどういう影響があるかまだ分かりませんが、自分の頭で考える、とか自分の言葉でコミュニケーション取ることに集中できると良いですね。


あともうひとつ、有難いことにニューヨーク州すべての子どもの給食が、所得制限なく無料になったんです!!

うちの娘はお弁当嫌いだから(と言うか冷めたご飯が嫌い)、カフェテリアでいつも食べていたのでね。

日本人のお母さんはきちんとしたお弁当作るから、まだお弁当持ってきてる子いるみたいですけど。

ニューヨーク州って税収多そうだから、教育や福祉の面に結構お金使ってくれるんでしょうね。

娘の高校も教育水準高いって評判で、公立なのに設備整ってて綺麗だし。

でも考えてみたらうちの夫、アメリカに税金払ってないんですよね、日本の会社だから。

それなのに無償で高校通えるし、教科書代もいらないし、博物館とかも色々無料になるのは有難いことです悲しい

外国人だからダメとか言われたら悲しすぎるもんね。

ニューヨークの日本人は多分みんな他の市民と同じように扱ってもらえていると思うので、

私もアメリカ人の税金で恩恵を受けた分、日本に帰国したら日本に住んでる外国人にできるだけ親切にしようと思いますウインク


話は逸れましたが、長い夏休みが明けて、普通はみんな「あ〜、学校ダル〜」ってなるじゃないですか。

ところが娘は毎日ウキウキして学校に通っているのですびっくり

その理由は、新学期に新しく入学した日本人の男の子たちが、みんなイケメンだから!!

だそうです凝視

新学期始まる前の、ジャンプスタートプログラムの時に顔合わせして、

むしろ新学期始まるのが楽しみで仕方ないチューってなってました笑

学校で会って喋ったりすると、うちに帰って毎日私に報告してくれます。

で、先日娘の17歳の誕生日だったんですが(もう17歳か・・悲しい)、

日本人のグループで日曜日に集まってお祝いしてくれて、そこに新入りのイケメンくん達も来て、

結構仲良くなっているようなのです。

そもそも日本人というだけでみんなLINEグループに入るみたいで、

「LINE交換しよ?」とか言わなくても繋がることができるわけです。

娘はK-POP好きだし、イケメンには目がないから、それで楽しく学校に通えるのはいいんですが、

そこから恋愛関係に発展したりするのかな無気力

娘は海外に来ると社交的な性格になるので、友達として仲良くなるのは早いんだけど、

彼氏となるとできそうでできない。

娘の話を聞く限り、本人なりにいろいろ考えがあるようだけど、

私としては高校生までは彼氏作らなくていいと思っているので、

できそうでできないままでいいと思います笑



さて、週末なんと1日に2本のミュージカルの格安チケットが当たったため、

はしごしてきました!!


1本目は「Death Becomes Her」


「永遠に美しく…」という邦題の映画があって、そのミュージカル版です。

映画自体は30年以上前で、ブルース・ウィリスとメリル・ストリープが出演していたんですね。


劇場がめっちゃ豪華!!


映画は見たことないんですが、ストーリーとしては長年ライバル関係の女優と作家の女性が、謎の女性から買ったポーションで永遠の美しさを手に入れ、お互い殺し合いをするも絶対に死なないので、長い年月をかけて友情が築かれるというドタバタコメディです。


主演の女優さん、テレビドラマで活躍してて有名みたいで、すごい歓声が上がってました。


思いっきり振り切ったコメディですが、早着替えシーンとか階段落ちのシーンとか見ものだし、セットもダンスも華やか!!



これ日本では上演されていないんですが、どうかなあ、この先もないんじゃないかなあ。

ぶっちゃけくだらない話だし、笑いの質が古いと言うか時代に即していないと言うか(30年以上前の話だからね)。

あと、秘密クラブのダンサーさんたちほぼ下着だし、お尻出して踊られると目のやり場に困ります笑

こんなに男性のお尻肉眼で見ることないよ笑

私が若干コンプラ厳しめなのかもしれませんが。

でも日本で見られないものをブロードウェイで観られたと思うと、貴重な経験をしましたねウインク



で、2本目は夜なので、先にゆっくり夕食を取ってから向かいました。

2本目は「SIX」です。



前から2列目ですごい近かった!!


これはミュージカルと言うよりコンサートですね!!

生バンドがあって、舞台セットとかなく6人の女性がアイドルみたいな衣装で歌い踊ります。



この6人の女性というのが、イギリスのヘンリー8世の元妻たちの生まれ変わり(?)っていうこれまたぶっ飛んだ設定。

自分たちの壮絶な人生を歌にして表現します。

これもともとはケンブリッジ大学の学生が作ったんだそうで、

自分の国の王のことこんな風にパロディにしちゃうなんて、

さすがイギリス人ですね!!

これは今年日本でも上演されたようです。

日本ではイギリスの歴史とかあんまりなじみがないと思いますが、

特にストーリーとかないので、歴史を知らなくても全然大丈夫です!!

元王妃たち(という設定)のキャストが、黒人、白人、アジア人、となってて、

アメリカだから多様性を意識しているのかなと思いました。

日本版は、全員日本人のようですが。

ちなみに、今回から「Gala Pro」っていうアプリをスマホに入れたんですが、

ミュージカルの字幕を同時進行でスマホに流してくれるんです!!

1本目は英語字幕しか無くて、2本目は日本語字幕を見ながら鑑賞しました。

便利だけど、よっぽど複雑な話じゃなければ、字幕を追うよりステージに集中した方がいいかも?

字幕を見てもアメリカ人の笑いのツボは分からなかったりするので笑



いろんなタイプのミュージカルを観るのも楽しいですね音符



では、また〜カラオケ