インドに住んでます。


数日の出張から戻ってきたら、一ヶ月に及んだ給水制限が解除されてました。ほっとしましたが、またなるかもしれないと疑心暗鬼で、バケツの水はキープしています。ムンバイの今年のモンスーン降雨量は平年を大幅に下回っており、貯水量も回復してないようですが、それでなぜ断水を解除するのかよく分かりません。どうせまた来年おんなじように断水が起こるのは今から目に見えてます。


それにしても、トイレの水を栓ひねって流せるだけでこんなに嬉しいなんて、どれだけ私の生活荒んでたんだ…と複雑な気持ちです。


ムンバイの断水はほんとに適当で、うちから2キロほどのところに住んでいるヒンディー語の先生宅は、うちよりもだいぶ早く水問題から開放され、一方で最初からずっと全く問題ないままきていた近所の知人宅は最高の最後に何のノーティスも無しに水が出なくなる事象が数日起こってました。他所の問題ながら、なぜノーティスしないのか。突然水が止まったら困るじゃないか!?という想像力が働かないのでしょうか?ノーティスしたら自分だけ溜めまくるとか、何なら売りさばくとかする輩が出ると思っているのか?何も考えてないだけという可能性もまぁまぁ高いですが。


前に住んでたところで、水道管整備のために2時間ほど水が止められたことがあり、管理してるお兄ちゃんに、なぜ事前ノーティスしないのかと全力で抗議したら、目ん玉まん丸にして驚かれたことがありました。あの時も、しらばっくれたのか、本当に何も考えていないのか、どちらなのか分からなかった。


インドにはジュガードというアイディアを使って問題に対処する文化があります(私にはその場しのぎとしか思えないですが)。その場はどうにか切り抜けますが、原因究明して、同じことを起こさないように予防するチカラは皆無です。日本と真逆。