インドに住んでます。


モンスーンまで秒読み段階、現在絶賛水不足中。


先週からマンションの水供給に時間制限がつきました。朝2時間、午後1時間、夜2時間半。日によって、それ以外の時間に水が出ることもありますが、厳格にやってる日もあります。計画断水なので、トイレの水は使えてます。そんな細かい設定が出来るのが驚きですが。


ここは不平等の前提で成り立ってる国、インド。水が限られている中でも、巨大なマンションコミュニティなどはどうやら十分確保してる模様です。スタンドアローン型のマンションは、住人の数もすくないので交渉力が低い模様。弱いヤツから死ねってことか。


マンションの計画断水は、ある日突然始まりました。最初何が起こってるのか分からなくて(意図的なのか、復旧するのかも何も情報無し)、あまりに不便過ぎて大家さんに問い合わせしたら、マンションのチャットグループに入れてもらえました。そこで、水供給時間のアジャストなどを通知してたのです。そんなのあるなら最初から教えてよ(泣)ちなみに、断水が始まった日の翌日に、エレベーターに断水のお知らせが張り出されてました。…順番ちがうやろ。


チャットグループでは、間違って関係無い投稿しちゃったりして、注意されてる輩がいたりもして、ちょっとおもしろかったりします。やーい、怒られてやんの(笑)、みたいな(インド人は鉄のハートなので1ミリもこたえてないと思いますが)。


今日はなんとさらし者にされた人も現われました。


「◯◯◯号室は蛇口を開いたままにしていた」


断水してると、水が出ないので、気をつけていないとそういう失敗はあり得ます。しかし、水が無いから断水してるのに、そんなアホな理由で水を無駄にされたらたまったもんじゃありません。このケースにおいては、さらし者にされるのは当然、流れてしまった水は元には戻せないので、絶対起こしてはならない事態です。むしろ何らか罰則すら課すべきと思います。


さらし者で思い出しましたが、インドでは借りたお金を期限までに返さない輩が当たり前にいすぎるので(返せない人もいますが、返せるのに返さない輩もどっさり)、新聞にはそうした輩のさらし者欄があります。それでどれだけ効果があるのか分かりませんが、やられた側の腹いせのためにやってるのかもしれません。掲載にはお金もかかるんじゃないかと思うのですが。


本当に理解しがたいビジネス文化です。