クロノポリス
時間要塞クロノポリス
残留思念の会話は全て聞いておきたい。
少し進むといきなりボス戦。
ロボを操作して宝箱を回収したり、橋を架けたり。
重要な話その1
元々、このエルニド海には何もなかった
エルニド諸島はフェイトによって作られた人工の島々なのだ
1万年前の、ただ青い海が広がるエルニド海を、自然の恵み豊かな多島海にするための改造計画
エルニド本島、土龍の島、水龍の島、黒龍の島……
自然界のエネルギーを上手く引き出し、利用するための器、エレメントの開発
常に人を監視し、導くべく、記憶端末装置、運命の書の放出
フェイトによって未来に関する記憶を消された研究員たちは、センターの外へ出て、自然の中で暮らし始めた
かくして、フェイトの楽園はここに完成した
そして1万年以上の長きにわたり、フェイトはずっとエルニドの人間達を、この研究所の職員の子孫たちを見守り、導いてきたのだ
何の問題も起こらなかった
今から14年前の嵐の夜、一人の子供が炎と接触してしまうまでは
ここだけでもとんでもない真実が分かりますが、これはまだ序の口。
セキュリティロックのレベル2を解除したら先に進めるようになる。
棺についてはルチアナとギャダランのサブイベントが発生し、ギャダランの固有エレメントが入手できる。
重要な話その2
この星の生命は単細胞生物から、原始生命体へ……
魚から、両生類へ、は虫類、ほ乳類……そして、やがては人へ
高等ほ乳類にしかない、大脳新皮質
そして、類人猿から、加速的に巨大化した、人の脳
人の脳の異常発達は、ラヴォスによる生命汚染が原因なのか?
となると……この星で、異質な生命である、人
宇宙より飛来したラヴォスに接触することによって、進化を急激に促進させられた、突然変異体
そのために、生物としてアンバランスで、中途半端
内面的にバラバラで、矛盾を抱えた存在
未完成な種、愛と憎しみ、自己矛盾
星の視点から見れば、人は世界の破壊者、呪われた者でさえ、あるかもしれない
重要な話その3
我々は、神経伝達物質を利用して、人の感情を支配している
つまり脳内の神経伝達物質をコントロールすることにより、人格、感情さえも支配可能になる
フェイトは、運命の書を通じて、直接人の脳に働きかけ、取るべき行動の暗示をすりこむだけでなく、その性格や感情までも支配しているのだ
重要な話その4
記憶のスキャニングとインプットは、そんなに難しいことではない
それどころか、個人の思考、感情さえシミュレート可能だ
所詮は脳内を駆け巡る電気信号に過ぎないのだから
容れ物の肉体はクローニングにより再生産が可能だし、そこに収まるべき心もシミュレート可能と言うなら、もう死は存在しないと言ってしまっていいのではないか?
バリエーションとしての個の消滅はあるだろうが、ね
そうなると、死のないところに生はあるのだろうか?
重要な話その5
DNAの記憶は、詩であり、音楽でもある
アデニン、グアニン、シトシン、チミン……、リズムとメロディ
もしかしたら炎は、炎に触れるもののDNAを、自ら内包する音によって組み替えてしまうのでは……?
生命は、永遠の音楽の中で、夢を見ているのではないだろうか?
重要な話その6
人と恐竜人
6千5百万年前の地上では、は虫類から進化した恐竜人が、ほ乳類のサルから進化した人の先祖より先に、独自の文明を築いていた
中央ゼナン大陸より発掘された遺跡の一部は、原始時代にすでに恐竜人が高度な建築技術を持っていたことを示している
しかし恐竜人の文明は、ラヴォスの落下と、それによってひきおこされた氷河期によって終止符を打たれる
それ以降、恐竜人は歴史の舞台から姿を消してしまう
しかし、遠い過去において人が進化の競争に敗れ、恐竜人がそのまま発展の道を辿った……
そうした時間線が別次元において存在する可能性も否定しきれない
全ては純粋に、可能性の問題でしかなく、そして観察者によって、世界は固定化される
重要な話その7
ラヴォス
6千5百万年前にこの星に飛来したとされる地球外生命体
歴史改変前の時間軸では、破滅の日まで地中深くで眠り続けていたと推定される
1万2千年前に、伝説の超古代魔法文明ジールと接触し、一夜にしてこれを地上より消し去ったという説もある
しかし、古代文明ジールの存在自体がいまだ確認されておらず、事の真偽は不明である
ある時間線においてラヴォスは、1999年に知事用に姿を現し、世界を破滅に導いたとされる
しかしこの歴史は、滅びゆく星の未来を見た少年たちの手により、大きく書き換えられることになった
当研究所は、ラヴォスが少年たちによって倒され、人類の文明がそれ以降も順調に発展した、破滅の日に存在しない、時間線上に存在している
なお並行世界の可能性をトレースして得られたラヴォスに関するデータは、全て流動的なものである
真のラヴォスのデータを得ることは、現時点ではほぼ不可能である
予想通り長くなったので次回に続く。
ゲーム中の台詞を書いてるだけでこのボリューム……。