主に子供を対象にした好き嫌い克服メニューとかの話。
自分はむしろ野菜好きな子供だったのでその手の体験は皆無ですが。
子供の嫌いな食べ物で真っ先にあがるのはピーマン、ゴーヤといった苦い系の野菜。
で、これらの嫌いな野菜を『どうにかして食べさせる』ような趣旨の企画をよくテレビで見かける訳です。
ピーマンを例に出しましょう。
料理研究家を読んでありとあらゆる方法で苦みを消そうとする。
結果、問題の野菜に気づくことなく完食すると
ピーマン、克服!
とかなるわけですが。
……なんかおかしくありません(゚Д゚)?
ピーマンをピーマンと気付かずに完食することは『料理研究家の勝利』であって、子供が『ピーマンを克服』した訳ではない。
むしろ『そこまでしないと食べない』というピーマン嫌いの根の深さを思い知るだけ。
確かに苦い野菜は栄養が詰まっていますが、だからと言ってそれを一生食べなくても何の問題もありません。
その分は他の野菜で補えばいい。
すべての野菜が食べられない、という人ですら、今ではほとんどジュースのような野菜ジュースがありますし。
まぁ一番言いたいのは
そうまでして嫌いな食べ物を食べさせることに何の意味があるの? ということ。
執拗にピーマンやゴーヤを食べさせようとするお母さん方。
良かったですね。
子供が嫌いな食べ物が
トリュフやキャビアじゃなくて。