MH小説16-2 | もすのブログ

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クエスト16-2 牙獣達の逆襲―2

レオンは立ち上がり後方を見る。距離は近く、もう少し木を掴むのが遅ければ、毒沼に落ちていただろう。

「あっぶねぇ…」

身体に付いた泥を払うと、ババコンガの方を見直す。ババコンガはカレンの方に集中しているため、レオンに気が付いていない。さっきまで嫌がっていた顔も真剣な表情をしている。何度も移動してババコンガの視界から外れ、通常弾Lv3を撃つ。

 体制を立て直したレオンもそれに続く、ババコンガの近くまで駆け寄ると、斬りかかる。今度は、欲張らずに斬りかかり後方に下がる。

ゴアァァ!!

ババコンガは目障りなハンターを引き離すために、尻を下に下げると力を込める。

「やべっ!!

レオンはババコンガから距離を取った瞬間・・・

ブウッ!!!

「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

集中していたカレンだったが、ババコンガの放屁の放出を見て絶叫する。流石のレオンもそれを見て顔を引きつる。

 ババコンガの周囲には、茶色いガスが漂う。ババコンガは、放屁をしてスッキリしたのか身体を数回震わせる。

「なにスッキリした顔をするのよ!!

カレンは、ババコンガの尻に向けて拡散弾Lv2を撃つ。拡散弾は衝撃で爆発する。

ゴアァァ――!!!

ババコンガは悲痛な叫び声を出す。更に、再び近づいたレオンはババコンガの頭部を斬り付ける。

ゴアァァァァァァァ!!!!

ババコンガは立ち上がると再び吠える。顔と尻尾が真っ赤に染まり、同時に放屁をする。

「怒ったか…」

レオンはすぐに動けられるように、斬破刀を背中にしまい込むとババコンガから、距離をとる。ババコンガはレオンに向かって突進をする。動きはさっきよりも断然早い。レオンはババコンガの突進を避け、後ろから斬りかかる。だが、怒ったことにより肉質が変わり弾かれてしまった。

「くっそ!!

体制を立て直そうと、ババコンガから距離を取ろうとした瞬間、ババコンガは腹を膨らませ、腰に手を当てる。

 十分に腹を膨らませると、一気にへこませレオンを押しつぶそうとする。

「つぁぁ…!!

ババコンガに押しつぶされ、レオンの身体は吹き飛ぶ。ババコンガは吹き飛んだレオンに無って再び突進をする。だが、直前でカレンがババコンガの動きを止める。一度動きを止めたもののババコンガはすぐに、動き始める。尻尾を捻らすと、自分の尻に当て、何かを掴み何かを投げ出した。

 それは…。

「きゃぁぁっ!!!

ババコンガが投げらしたのは、糞だった…。それが、カレンの身体に直撃してしまったのだ。

「うわぁ…。きったねぇ…」

遠目に見ていたレオンは思わず言ってしまった。カレンに糞をぶつけたババコンガは、別のエリアに向かう。

「げほっ げほっ…もう最悪…げほっ」

あまりにも臭いにおいで、激しい嗚咽感を感じる。回復しようとしたが、激しい嗚咽感がして食べる気がしない。

「おい…大丈夫か?」

「ちょっと…そんな遠くで・・・」

レオンとカレンの距離は離れていた。カレンに近づこうとしたが、あまりの臭さに近づきたくない。レオンは手で鼻を押さえつけると、カレンに近寄ってポーチから拳球サイズの水色の玉を取り出すと、地面に向かって叩きつけた。

「楽になったか?」

レオンが地面に叩きつけたのは、消臭玉。特殊な煙で、匂いを消し止める事が出来るのだ。それによってカレンに付いた匂いは取れたのだ。

「・・・ありがとう!!

カレンは、お礼を言いながらレオンの顔面を殴った。

「グエッ!?

レオンは思わず尻もちをつく。

「何しやがる!! 助けたんだぞ」

「ふんっ! 私の事避けていたくせに」

カレンはまだ匂いが染みついているんじゃないかと思い、もう一度消臭玉を使う。防具の匂いを確認する。臭い匂いが付いていない事が分かると、安心する。

「さっ行きましょう」

カレンはさっきまで、何事もなかったかのようにふるまう。「クソッ」レオンはカレンに聞こえないように舌打ちをする。

To Be Continued