クエスト16-1 牙獣達の逆襲
レオンとカレンは依頼を受け夜の沼地に向かっていた。だが、行く前にカレンが行くと言っているのにも関わらず、レオンは付いてくるなと言ったのだ。それでもカレンが説得し、なんとか了承を得たのだ。
「ねぇ…!! 教えてよ」
カレンはベースキャンプを設置しているレオンに話しかけるが、一向に話してくれない。
「はぁー」
レオンはため息をつく。ベースキャンプを設置すると、依頼書を取り出しカレンに見せつける。依頼書を見てカレンの表情は恐怖に引きつった顔をする。
「バ…ババコンガ」
「だから言っただろ…着いてくるなって」
レオンがなぜなにも言わなかったのか、ようやく分かった。ババコンガは、猿のような姿をしている。体毛は鮮やかな桃色の毛をしているが、鋭い爪を振り回し攻撃し、糞をハンターに飛ばしてくるうえに、放屁もしてくる。最悪なモンスターだ。
沼地まで来た上に契約金も払っている。もう後戻りはできない。カレンは、意を決したように顔を数回たたくとキャップをかぶる。
「無理しなくてもいいんだぞ…」
「もういいわよ…」
そうゆうとカレンとカリアは、ババコンガを捜索しに行く。ババコンガの主食は主にキノコである。そのため、キノコが生えている場所を散策することにした。
夜の沼地は沼から毒素が噴き出し、危険な沼地と変わっている。攻撃を受けた際に、吹き飛ばされ毒沼に落ちれば毒状態になる可能性がある。そのため、二人とも漢方薬を所持している。
「貴方…消臭玉持ってきた?」
カレンは、恐る恐るレオンのポーチの中を探る。レオンは呆れた顔をし、ポーチの中に手を入れると水色の玉を取り出し、カレンに見せつける。
「ほらよ、半分やるよ」
消臭玉を取り出すと、カレンに半分手渡す。カレンは安心した顔をし、ポーチの中にしまい込む。
「出来るなら使いたくないわ…」
カレンは消臭玉を見つめて呟く。これを使うときは糞か放屁を食らったときだ。
「現実にならないといいな」
レオンが顔を向ける方向には、桃色の毛に覆われ。長く鋭い爪を持つ。鶏冠は黄色い毛で覆われている。長い尻尾の先には、キノコが巻きつけられている。
目標のババコンガだ。カレンの引きつった顔と違って、レオンは戦闘態勢に入る。ババコンガはレオンたちの存在には気が付いておらず、キノコが生えている場所に向かう。
「行かないんだったら、俺が行くぞ」
レオンはババコンガに静かに近づく。ババコンガはキノコを食べているのに夢中だ。レオンは十分な距離まで近づくと、放屁を警戒して脇腹を攻撃する。
ギャワッ!?
驚いたババコンガは、思わず食べていたキノコを吐き出す。ババコンガはレオンの方を振り向くと、立ち上がり吠える。
「いやっ!! こっちこないで」
ババコンガは目の前にいるレオンに目もくれず、遠くにいたカレンに向かって突進をする。カレンは思わずババコンガから距離を取る。それもかなりの距離を、
「おい…カレンベースキャンプにいろよ!!」
ババコンガの気を引くために、ババコンガの尻を斬り付ける。放屁の危険性があったが、すぐに放屁をするとは限らない。予備作動があるはずだ。
ババコンガは立ち上がると、爪を左右に振り回す。レオンは左右に振り回す爪を避け、再び斬りかかるが、爪と刀身が直撃し弾かれてしまう。
「ちっ」
レオンは体制を立て直し、ババコンガから距離を取る。ババコンガは再び、レオンに向かって突進をする。
ガオォ!?
ババコンガは走り出そうとしたが、突然立ち止まる。自分の身体から黒煙が噴き出す。
「おぉ!! さすがだな」
カレンはババコンガの身体に向けて、火炎弾を撃ったのだ。カレンは火炎弾を再装填すると、ババコンガに向かって撃つ。
その間にレオンはババコンガの頭部目がけて斬破刀を2回叩きつけ斬り裂く。素早く持ちかえると、腰を降ろし突き刺す。体制を立て直す反動を利用し、突き上げる。
もう一度叩きつけようとしたが、ババコンガはレオンに向かって爪を振り下ろす。
「つ!!」
衝撃で身体は吹き飛ぶ。勢いは止まらず、地面に何度も叩き付けられる。
「レオン!!危ない」
レオンの目の前には、毒沼が広がっていた。レオンはとっさに頑丈そうな木を掴む。そのおかげで、毒沼に落ちる事はなかった。
To Be Continued
DMC以外と面白いよねw批判は結構有るけど、名倉ンテは好きよ